種族について
風の一族以外に、この大陸にはどんな種族がいるのかも聞いた。簡単に纏めると下記になる。
人族は簡単にいうと
精霊を身体に纏わすことのできる
『シャーマン族』と純粋な『ヒューマン』に
分かれている。
曰く
風の精霊を纏わす 『デュパ族』
火の精霊を纏わす 『サラマン族』
水の精霊を纏わす 『ウィンディーネ族』
地の精霊を纏わす 『ダイダロクス族』
ここら辺がシャーマンの中でも力を持っているとのこと。
歌を操れる『ムジーク族』、闇を司る『ヤソン』などが、その下とされ、
一般のヒューマンがその下となる。
他に、『魔族』、『亜人』、『魔人』などの種族がいるそうだ。
『魔族』は一番古い種族で、かつてこの大陸を支配していたとされる。
精霊族を身に宿す事を成功した人族により辺境まで駆逐されてしまったらしい。
らしいと言うのは最近接触がなく、また遭遇すれば即戦闘となる為詳しい情報がない。
続いて
動物の能力を身に宿した『亜人間』
彼らは、動物の祖霊と契約をおこなう事でその能力を身に宿したものである。そのもっとも強力なのが龍を宿した『ドラコニア』であろう。
そして『魔人』
『魔人』とは『魔族』に比較的近い種族と言える。
『ドワーフ』、『エルフ』などがそうだ。両種族は魔族同様古き年より存在するとされる。基本的に仲は悪い。
『ドワーフ』は鍛冶や建設に優れ手先が器用な一方、金や宝石に汚く執着する。岩で作った建物に住む習性があり、基本一族であつまって住む。
『エルフ』は音楽、美術などの芸術に優れ魔術も一通りこなす。また、魔法について一通りこなせる上、弓を中心とした武芸を好み、自分以外の種族とは距離をおく。深い森に住むため、なかなかコンタクトをとるのは難しいそうだ。
それぞれの種族がそれぞれテリトリーを持ち
微妙なバランスをとっているのがこの世界らしい。