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69:リンデンの話

 今年の2月くらいだったかな。

 学校の帰り道で、赤い首輪をして怪我してる犬を見つけたんだ。

 河原の茂みで何か音がして、何だろうと思って見てみたら真っ黒い犬がいてさー、大きさも見た目も柴犬に近いけど、尻尾はくるんと巻いてなくてふさふさしてたから、一瞬オオカミかと思ったよ。


 俺に気付いたその犬は俺に向かって毛を逆立てて唸ってくるんだけど、ぺたんと座り込むというか伏せみたいな体勢のまま、全然動かなかったんだ。

 見てわかる怪我はないけど、どっか痛いのかな? お腹が痛いとかなのかな? とか思って俺、犬が好きだから放っておけなくて病院に連れて行きたかったんだけど、俺が手を伸ばせば、「がうっ!」って吠えて噛みつこうとするからどうしようもできなくて途方に暮れてたらさ、羽柴が通りかかったんだ。


 羽柴に「どうしたの?」って訊かれたから事情を話してどうしようかって相談したら、羽柴はその茂みの中に入り込んで、犬の目の前に立ちだした。

 犬は羽柴にも唸るんだけど、やっぱり怪我してるのか立とうとしても力が入らなくて、目の前に立たれてもすぐに座り込んじゃって、それでも警戒して唸り続けるんだ。

 大型犬じゃないけど、そこそこでかい犬が歯をむき出しにして唸られたら犬好きの俺でもかなり怖いのに、羽柴はそんなのまったく気にしないで犬に向かって手を伸ばしたんだ。


 羽柴、危ない! 噛まれる! って俺が叫ぶよりも、犬が吠えるよりも早かったよ。

 羽柴の真顔の、「わん!!」は。

 何故か羽柴、真顔で犬より先に吠えて威嚇した。

 俺はポカーンだし、犬はきょとんとしてたな。何なんだよ、あの状況は。


 犬の方も反応に困ることをやらかしといて、羽柴は大真面目に犬をまっすぐ睨み続けたよ。

 犬と羽柴が無言で睨み合うというカオスな状況が1分くらい続いて、最終的に犬が降参してた。

 耳をぺトンと下げて、頭も下げて完全に伏せの体勢になって、羽柴に頭を撫でられても吠えず唸らず、大人しくしてた。吠えて眼力で犬を制圧したよ、あいつ。マジで何なの?


 まぁ、犬が大人しくなったのは素直に助かったから羽柴にお礼を言って、俺の着てたジャンバーをタンカ代わりにして、その犬は羽柴と二人がかりで羽柴っていうかしきみさんの知り合いの動物病院まで運んだ。そこの獣医さん、しきみさんの同級生らしい。

 犬は骨折こそはしてないけどあばらや足の骨にひびが入ってて、軽くだけど栄養失調状態だったけど命に別状はないって言われて、ホッとしたな。


 そんで獣医さんが首輪に電話番号が書かれてるのを見つけて、その番号に連絡もしてくれて飼い主が引き取って行ったよ。

 その犬、病院に運んだらなんかちゃんと「自分を助けてくれた」ってわかってたみたいで、俺にちょっと懐いてくれたから、ちょっと俺もなんか名残惜しくなってその飼い主がやってくるまで犬と一緒にいたんだ。

 羽柴は夕飯の支度があるからって言って、帰っちゃったけど。


 ……羽柴は何も悪くない。責める気は全くないけど、少しだけ思うんだ。

 あの時、俺が羽柴も一緒に待とうって言って引き留めていたら良かったのに、って。

 そしたら、十か月も苦しめずに済んだのに。


 飼い主が引き取りに来るまで、獣医さんがちょうど暇だったのか俺とその犬について話をしたんだけど、どうもその犬、本来の飼い主は一人暮らしのじーさんでしばらく前に死んじゃってたみたい。


 二駅ほど離れたところに住むじーさんで、犬は良く躾がされてて大人しくて賢いって近所でも評判だったらしいよ。

 でもある日、犬がリードもなし、じーさんもいないで外に出て吠えまくってたから、近所の人が外に出たら、その人の服のすそを噛んで引っ張ってじーさんの家まで連れていったんだ。

 ……じーさんは、階段下で倒れてたそうだ。

 犬に連れてこられた人が見つけた時はまだ息があったそうだけど、病院に運ばれる最中、救急車の中で亡くなったんだって。


 そんでその犬、そのじーさんの息子がじーさんの家を相続して引っ越してきたから、犬もそのままそいつが引き取ったはずらしい。

 じゃあ何で二駅も離れた縁もゆかりもないこんなところで、怪我して動けなくなってたんだよ? って思ったけど、「じーさんに懐いてたから、じーさん恋しさに探して家出してそのまま迷ってこっちまで来てしまったんだろう。怪我は、動物嫌いの心無い人に暴力を振るわれたんじゃないか」って迎えに来た息子であるおっさんの言い分を、何も疑わずに信じちゃってたよ。


 ……疑うべきだったんだ。

 あの犬が、今の飼い主である息子が来ても帰りたがらなかったことを、まだ飼い始めて日が浅いからだと勝手に納得するんじゃなくて、不審に思うべきだったんだ。

 今日わかった事だけどさ、息子の言い分で正しかったのは「家出した」ってところだけだった。

 息子は、自分の父親が可愛がっていた犬を虐待してたんだ。


 何でそれが分かったかというと、今日、見つけたんだ。

 前と同じ河原の茂みの中にいたんだ。あの犬が。


 ……今回は何も聞こえなかった。葉っぱがこすれるような音も、犬の鳴き声も、何も。

 正直、そこを通る瞬間まで十か月前に見つけた犬の事なんて忘れてたよ。

 でも、あそこを通った瞬間、思い出したんだ。そして同時に、あの犬がそこにいるってわかった。


 何でわかったのかは、俺が訊きたい。だって、一緒にいた羽柴だってわからなかったんだから。

 何でわかったのかはわからなくても、そこにいるのは確信してたから、俺は羽柴にこんな根拠のない無茶苦茶を言って一緒に、茂みの中を見てもらったんだ。

 羽柴は俺の言う事を何も疑わないで、迷わないで見てくれたよ。


 でも俺はちょっと後悔してる。

 結果的に見せないっていうのは無理だけど、羽柴に見せなければ良かった。見ないですむようにしてあげれたら良かったのにって思った。

 ……同じ場所に、あの犬はいた。

 でも、あの時よりも酷かったんだ!


 あの時よりもガリガリで、体の部分部分の毛が抜けて地肌がむき出しになって、伏せの体勢どころか完全に息絶え絶えで倒れてて、かろうじて息があるって程度で、もうあの時みたいに人に警戒して唸る余裕なんかなかった。

 前みたいにやっぱり見てわかる怪我はほとんどなかったんだけど、でも、病気でこんな姿になったんじゃないことだけはわかった。


 前も見た赤い首輪がその犬の首にあったんだけど、一度も外してもらってないのか、首の回りが靴ずれみたいな怪我をして、しかも化膿までしてたんだ。

 可愛がってる犬がそんな怪我をしてるのに、首輪をつけ続けるわけがない。


 その時はまだ、引き取った息子の方が虐待してるなんて思ってなかった。

 また家出しちゃって、今度は前よりもずっと長い間さまよって、ようやく前に動けなくなったところを見つけて、そこで力尽きて倒れたんだと思ってた。

 だから俺はまた、羽柴に頼んで犬を運ぶのを手伝ってもらって、前と同じ病院に連れて行ったよ。


 休診日だったのに他に獣医なんかどこにあるのか知らないから、住宅スペースの方に回ってピンポンを連打しちゃったよ。獣医さん、マジでごめんなさい。

 そんな迷惑行為したのに獣医さんは俺のことも犬の事も覚えてて、犬の様子にビックリしたけど首の怪我とかを診ながらまた飼い主に連絡をしてくれた。

 俺は犬が心配で心配で、いても邪魔なだけなのにまたずっと犬の傍にいた。

 犬は本当にかろうじて生きてるって状態なのに、俺を励ますみたいに、慰めるみたいに俺の手を弱々しくぺろぺろ舐めて、もうそれで俺の涙腺はブチ切れた。マジ泣きした。動物のああいうのは反則すぎる。


 羽柴も犬の頭を優しくずっと撫でて、心配してくれてるんだって思ってたけど、もちろん心配はしてたし、してたからこそなんだけど目的は違った。

 前はまだ飼い始めて日が浅かったから、さほどこびりついてなかったから気付かなかった、通りすがりの動物虐待野郎のものだと思ってたらしい。

 あの犬からかすかに感じた、誰かの「悪意」を。


 でも今度は、はっきりとわかった。

 だから、連絡を受けたおっさんがまた引き取りに来た瞬間、開口一番に言ったよ。

「人殺し」って。


 いきなり中学生の美少女がそんなことを言い出して、俺も獣医さんもポカン。

 おっさんだって一瞬ポカンとしてたけど、すぐに顔を真っ赤にして羽柴に怒鳴り散らしたよ。


 今思えば、これも不自然な反応なんだ。

 だっていきなりこんなこと言われたら、困惑するか引くかで、意味が分からなすぎてあんまり怒りの方向には感情が行かない。

 でもあのおっさんは、即座に怒った。

 言われる心当たりがあったからだ。


 羽柴は「なんて失礼なガキだ!!」って怒鳴り散らすおっさんを無視して、猫みたいに中空を、おっさんの肩あたりをしばらく眺めてたよ。

 羽柴の余裕っぽい態度が気に入らなかったのか、おっさんが羽柴に詰め寄って手を振り上げた時、とっさに俺が前に出ちゃったよ。


 羽柴はどうも、殴られそうになったらその拳を受け止めて逃げられないようにするつもりだったそうだけど、その計画を俺が邪魔して俺が殴られちゃった。

 でも、羽柴ならそりゃ受け止められただろうけど、そういうのはやめてほしいわ。

 万が一でも羽柴が殴られたら、俺は一生後悔するし。


 けど結果からして俺が庇った意味はなかったどころか、さらに厄介な事態にしただけなんだよなー。

 俺が殴られて倒れて羽柴が俺の方に気を取られてる隙に、あのおっさんは追撃で羽柴を殴ろうとしたんだよ。

 まぁ、殴られなかったけど。

 羽柴がおっさんの拳を当初の予定通り受け止めたとか、カウンターで殴ったとかじゃなくて、拳を振り上げたタイミングでおっさんが「ぐえっ!」とか言ってのけぞったんだ。


 おっさんがのけぞって、両手を首にやってなんか自分の首から何かを外そうとするみたいな動作をするんだけど、あきらかに唐突なパントマイムじゃねーの。

 おっさんの首に後ろから誰かが首を絞めてるような手形がくっきりと浮かび上がってたからな。

 もう獣医さんがショック死するんじゃないかって思うぐらいの悲鳴を上げるわ、羽柴はおっさんがそんな状況なのに俺の心配しかしてないわの超カオス。

 羽柴、すっげー嬉しいけどもう少し周りを見てやって。


 で、俺も俺で状況がわからないから首を絞められてもがくおっさんをただポカンと見てたんだけどさ、……わざと無視してる羽柴以外に、状況を理解できてる奴がいたんだよ。

 一匹だけ、な。


 あの犬が、ガリガリのボロボロで虐待され続けたあの犬が吠えたんだ。

 頭すら起き上がらせることもできないのに、横になったまま精一杯の力を振り絞って、吠えだしたんだ。

 初めは、ギャンギャンギャン! って怒ったように吠えて、その声を振り絞った事で苦しそうな咳をした。

 そのタイミングで、おっさんの首から手形が消えて、その場に膝をついたよ。

 同時に、俺に見えるようになったんだ。おっさんに取り憑いてた奴が。


 しわくちゃの顔と真っ白な髪で、かなり歳を取ってそうなのに背筋がまっすぐピンとしてるから、すごくしっかりしてて若くも見える、カッコいいじーさんだった。

 そのじーさんは悲しげな顔で、申し訳なさそうな顔で、犬をただ見つめてた。

 だから、わかった。

 あのじーさんが、元の飼い主だって。


 犬の咳が治まって、弱々しげにクーンって鳴いたタイミングで羽柴は手を伸ばして犬の頭を撫でて言ったよ。


「大丈夫。あなたの飼い主に罪は犯させない」


 羽柴はそう言っておっさんの前まで歩いて行って、中一とは思えないほど冷たくて威圧感のある目で見下しながら、おっさんに言ったよ。

「借金・財産・階段の最上段・蝋」

 単語でそれだけ言って、おっさんは初めは「は?」って顔してたけど、階段の最上段あたりで何かに気付いたみたいにハッとして、蝋で顔色が一気に真っ青になった。


 で、俺も察しちゃったんだよ。犬の飼い主、このおっさんの父親の死因は、階段からの転落。

 それは事故じゃなくて、息子が財産目当てでしたんじゃないかってことに。

 おっさんは真っ青な顔をしたまま、口を金魚みたいにパクパクしてるのも、羽柴は冷めた目で見下ろしてたな。


 そんな目で、「証拠はないし、貴方の後ろの被害者本人が告発を望んでない。他の子供や孫の迷惑になるから。でも、被害者を増やすのなら実の子でも容赦はしない。犬に感謝しなさい」って言われて、おっさんは自分の後ろを振り返ってたよ。


 おっさんには見えてないはずだけど、おっさんに憑いた実の親であるじーさんは息子をむしろ親の仇みたいな目で睨み付けてたよ。

 見えてないけどその雰囲気は察したのか、おっさんは短く「ひっ!」って悲鳴を上げてそのまま這いずるように逃げていった。

 犬を置き去りにして。


 おっさんが逃げ出してもしばらく、じーさんの霊はそこにいたんだ。

 息子を見てた時とは全然違う、くしゃくしゃに顔を歪ませた泣く寸前みたいな顔で犬を見つめてた。

 犬の方もさ、じーさんが見えてるのかほんの少しだけ無理やり顔を起こそうとしてクーンって鳴くんだよ。甘えるように、撫でて欲しがるように。

 でも、じーさんは犬に「すまない」ってだけ言って、病院から出て行ったよ。


 羽柴はじーさんが出て行く直前、「偽善者」って言った。

 じーさんは一瞬、刺されたような顔をしたけど、何も言わずに出て行ったよ。


 あぁ。そうなんだよな。

 あのじーさんは間違いなく、犬をかわいがってたし、今でもすごく大切に思ってる。

 でも、息子の動物虐待を止めなかった。


 止められなかったというべきなのかもしれないけど、俺が殴られて羽柴を殴りそうになったのは殺す覚悟で止めたのに、犬の虐待ではそうしなかったってことは結局、可愛いのは自分を助けようと近所の人を呼んでくれた犬じゃなくて、財産目当てで自分を殺した息子だったってことだ。

 ……なのに犬は、相変わらず飼い主が一番好きで、大切で仕方なかったんだ。


 犬が家出をしたのは、たぶん前回も今回も虐待から逃れるためじゃない。

 じーさんを助けたかったんだろう。出来が最悪の息子が、これ以上何かをやらかさないかが未練になって成仏できない飼い主を助けたかったから、じーさんを助けられる人をきっと探してたんだ。

 本当は息子を殺したくないのをわかっていたから、あんな衰弱しきった体でも吠えて止めたんだ。


 ……それなのに……あいつらは……。


 ……その後、とりあえず羽柴と俺で獣医さんに色々騒がせたことを謝ったよ。しきみさんの同級生だけあって、霊関係の話もすんなり信じてくれてよかったわ。

 そんで、治療費とその犬の今後はどうするかって話になった。

 治療費は俺がオカンらに預かってもらってるお年玉貯金から全部出すつもりだったんだけど、羽柴も自分が出すって引かなかったから、結局俺ら二人で折半になった。


 犬の今後については、衰弱がひどいからしばらく入院させなくちゃいけなかったからその間に飼い主を探そうってことになったんだけどさ……、家に帰ってオトンとオカンにこういう事情だから、お年玉貯金からお金を引き出してください。あと、飼い主探しに協力してください。って頼んだら、オトンが「うちで飼おう」って言い出した。


 実は俺もそうしたかったんだけど、さすがにそこまでわがままは許されないよなーって思ってたら、オトンが子供の頃に買ってた犬がちょうどその犬みたいな感じだったらしくて、話を聞いたらその犬を幸せにしてやりたくて仕方なくなったらしい。

 オカンがちょっとだけ「もう少し後先の事を考えなさい!」ってオトンを叱ってたけど、オカンも犬が好きだからさー、俺が「今年の俺のクリスマスプレゼントってことで!」って言ってみたら「仕方ないわね」ってOK出してくれたんだ!!


 そんで今さっき、獣医さんの所に電話かけて、うちで引き取ることになりました! って連絡した後、羽柴にもそのことを連絡したよ。

 羽柴も、「それなら安心ね」って言って喜んでくれた。


 で、さっきまで羽柴と犬の名前どんなんにしようかなーって一緒に考えてたんだ。

 前の名前は一応知ってるけど、あいつにはもう前の飼い主の事は忘れて欲しいから悪いけど別の名前を付けようって決めたんだ。


 それで決まったよ。

 羽柴提案の、「リンデン」に。


 あー、はやくリンデン退院しないかなー。

 前から本当に犬を飼いたかったから、どんな事情でも嬉しいんだよ。




 * * *




『いい名前じゃない。私たちとも、おそろいではないけど関連があるし』

リンデンは英語で「菩提樹(ぼだいじゅ)」の事です。


だいぶ後半になってきたせいで、そろそろ「ソーキのピンチに羽柴が現れて解決」パターンは出尽くした感があって、羽柴以外にせめて時間稼ぎをしてくれるキャラが欲しいと思った結果、生まれたのがリンデンです。

出番はさほどないですけど、活躍させたい。


次回もいい話の部類だと思います。

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