表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
デリヘル怪談 ▓▓恵美さんを探しています  作者: 瘴気領域


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/108

第20話 後部座席で①

 送りさんから聞いた話。

 とあるビジネスホテルに嬢を迎えに行った。

 嬢は後部座席に乗るなり、すぐにべらべらとしゃべり始める。


 一瞬、自分に話しかけられているのかと思って適当に相槌を打っていたが、どうにも噛み合わない。どうやらワイヤレスのイヤホンマイクで誰かと通話しているようだった。


 自意識過剰だったかな。

 頬が熱くなるのを感じながら、車を走らせる。

 バックミラーに映った嬢は大げさな身振り手振りで話し続けている。

 ビデオ通話でもないのに、ちょっと変な子だな、と思った。


 信号で車が停まる。

 電柱のたもとに花束が供えられていた。

 事故でもあったのかな。

 慣れない道ということもあり、気を付けて運転に集中する。


 少しして、気がついた。

 後部座席が静かになっている。

 バックミラーを確認すると、がらんどうの座席だけ。

 誰一人乘っていなかった。


 ぴぴぴぴ


 スマートフォンが鳴った。

 着信相手は先ほどまで乗せていたはずの嬢だった。

 慌てて電話に出る。


『ちょっとー、迎えまだなの?』

「えっ!? いや、その……す、すぐに行きます」


 すぐにUターンをして嬢を迎えに行った。

 後部座席はなぜかびっしょり濡れていて、嬢からさんざん文句を言われたという。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ