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本の紹介 キャラによる感想文

猫又タマの感想文 -葬送のフリーレンを観て-

作者: みなはら

先ずは楽しみながら、いろいろと想うことの気づきをいただいた、

葬送のフリーレンという作品に感謝を。

やあタマだよ♪

みんなおひさしぶりっ!

元気だった?


あたしはちょっとヒマしてる(笑) みなはらが、あたしが主役のお話書きかけて、なかなか進めてくれないから♪

だからこうして、感想文に出てきたんだよ♪



葬送のフリーレン、とてもいい話だよね♪

あたしは(みなはらの観た)アニメのところまでしか知らないんだけどね(笑)


とても好いねぇ♪

あたしもあんなお話で楽しみながら旅して活躍したいよ♪



フリーレンのアニメのお話の中のエピソードはとても素敵で、どれも好きだけれど、

あたしは最初のお話のエピソードと最終話の一つ前のお話が特に好きだね♪



年老いたヒンメルたちとの旅路、穏やかでとても好きだったよ。

そしてフリーレンが、子どもの頃のヒンメルとの出会いのことを語ったときはとても感動した。



初めのお話、第一話から泣かされたよね。


フリーレンの言葉。

老いたヒンメルがなくなった、居なくなった勇者の彼を悼む言葉。


何故もっと、知ろうと思わなかったんだろう。

あの言葉は至言だね。

とても素晴らしい言葉だった。

フリーレンがお話の中で生きている、そんな彼女の本心からのことばだったよ。


だいぶ前に(みなはらの中から)読んだコミック、

最後のレストランという本の中の、ビリー・ザ・キッドの回での、客として訪れたビリーや、その店のシェフ、接客の子などの人物たちの語ったセリフを、しみじみと思い出すよ♪



人とのつきあいは、先ずは影の存在として始まるんだ。

知らない相手は影でしかない。

その人が傷ついても、死んでも、感情は動かない。わずかにさざめくように感情の波が動くだけ。


自らが相手を傷つけたとしても、そして殺したとしても、

相手が影のままなら、きっと感情は動かないんだ。



相手に興味を持って、知りたいと思って初めて、影はそうした背景の世界から抜け出して、自分の世界へと入り、人になるんだ。


エルフとしての生を歩んでいたフリーレンは、人としてのエルフよりはるかに短い生を受けたヒンメルたちと出会い、彼らとの旅をしてきた。

そして、ヒンメルとの今生の別れに出会いながら、影ではない、そのままのヒンメルと出会うことが出来たんだね♪


受けた生は、そのいのちは、寿命は、それぞれに違う。会える時間は限られる。

人とは寿命の違う相手、たとえば犬や猫などの流れる早さの違う家族たち。

同じ流れでも、親子のように生まれた時間のずれでも、その時は限られてくる。


それに同じ時間に生まれ、同じ流れに育った人同士だとしても、その寿命、受けた生は順当に進むとは限らないんだ。



影でない、生きた相手と過ごす間の時は、相手の時に委ねられている。


仮に自らの時間がずっと長く続くとしても、一緒に過ごせる時は相手次第なんだね。

事故や病気に遭うこともあるから、もしかしたら相手よりも自分の方が先かもだけど(笑)


相手との時間。その終わるとき。

それはほんとに判らないことで、両方が一緒に居られる間だけしか、充実した、楽しい時間は与えられないんだよ。



物語の中で、フリーレンはそのことに気づけたんだろうね。


自らの長く生きる時間は在っても、

人との出会いは、その時間は限られている。


その時間だけが、相手と生きていた時間なんだ。


それは生きる時間の長短では測れない。


相手と共に在ったその時間に、自らの心と命は依存するものだから。


それに、相手との別れは、死別だけとは限らないしね。



みんな、

人との時間は自分では決められないのだから、大事に過ごしてね。


あたしも、そしてあたしの友だちの稲荷ちゃんも、フリーレンほどには生きてないけれど、そんな出会いや別れをたくさん経験しながら生きてきたんだから。きっとね♪



今、稲荷ちゃんが、あたしのとなりで真剣な顔で、ちょっとうるむ目を見せながらじっと聞いてるよ♪

かわいいねぇ♪


あたしはこうして、ネットの中からみんなを観て、この時が僥倖であると思ってるよ♪

かけがえのない、なにものにも代えがたい時間だってね。


みんなの文字が人の言葉だと知ってるから、

生きた人の語る想いが伝わってくるから、

だからここが好きなんだ♪


みんなも、影の中でない生きた言葉で、物語を語りながら、

その出会いをたいせつにすごしてね♪



フリーレンの昔と今の旅路のように、心と命の旅は続くんだから。


そう、

葬送のフリーレンのようにね♪


たいせつなことを知ることのできた、

愛しい彼女のようにね。



-謝辞-

拙作、ネットの鬼へと感想頂いた、ネット小説大賞の運営チームの方に感謝を。

感想を頂けた喜びも然る事ながら、

キャラクターを影の映像から出すということについて、以前から感じていたことを思い起こす気づきを頂けたこと、望外の喜びでした。


こうしたお言葉から得られる、ちょっとした気づきの出来事は、気持ちを上向きにさせるだけに留まらない、創作としての僥倖です。

とても感謝しております(●´ω`●)


そのことをきっかけにして、こうした形にし、投稿することが出来ました。

どうもありがとうございました!(^人^)



さて、

葬送のフリーレン、面白いですね♪(^人^)

二回目のアニメ放送も観ながらです(●´ω`●)

映像としてのアクションもですが、物語としての味の濃さと好みがベストマッチでした(*^^*)♪

原作はもう少し、アニメーションを堪能して反芻してから、余力のあるときに試したいなと思っております(^人^)



自分の書きたいことは、相変わらず猫又が書いてしまったので割愛です(^_^;)


それでもひとつだけ。

人と一緒の、楽しむことのできた時間はやはり僥倖です。それが何かのきっかけや出来事で、人と離れる事になったとしてもです。

その楽しかった時間は変わらずに自分自身のたからものですね。


ですから、そうした時間をくれた、

自分にも分けて頂いた方たちには、

たくさんの、たくさんの感謝を。


ほんとうにありがとうございます(●´ω`●)

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― 新着の感想 ―
あぁ! フリーレンは、最新話まで追い掛けて居ります~♡ あー、好きな漫画10選にフリーレン入れるのも失念してましたわ。 とにかく、濃い!! 前半の一話一話の短編で織り成すストーリーは宝石のようで…
フリーレン、良いですよね。 さり気なく抑圧をきかせた演出が功を奏しているのが特徴かなと思います。 大昔、フォーチュンクエストを読んだときに、エルフの幼児のルーミィが成長したころには、仲間たちは誰もそ…
葬送のフリーレン良いですよね。すごく好きです。私も第一話で泣きました。
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