表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

20/70

休日、カードが暴く真実と嘘

「今日は休みだーーっ!!」


大声で叫びながら、リビングを軽快に動き回る。


鼻歌なんか歌っちゃって、ついステップを踏む足にも力が入る。


浮かれた気持ちを体いっぱいに表していると、勢いよく扉が開いた音がした。


「アーサー様、私も踊ります!」


勢いよくドアが開き、レナが満面の笑みで飛び込んできた。


「えっ、いきなり?」


言う間もなく、彼女は軽やかにステップを踏み始めた。その元気な足音が部屋の空気をさらに賑やかにする。


「それより、踊るの下手すぎない?」


わざと冷やかすように言ってみると、レナは頬を膨らませた。


「アーサー様!そんなことないですからね!見ててください!」


そのやりとりに割って入るように、ドアが静かに開く音がした。


「何をやってるのかと思えば……。」


カレンが現れ、深いため息をつきながら僕たちを見渡した。


「あ、カレンさん!一緒に踊ります?」とレナが誘うと、カレンは即座に首を横に振った。


「それよりも、アーサー様。」


カレンは手に持っていた包みを差し出した。


「昨晩、リリーさんが完成版のトランプをお届けになりました。」


「完成版?」


僕は目を輝かせながら包みを受け取り、中を覗く。カードは驚くほど美しく仕上がっていて、その端にはアーサー家の紋章が刻まれていた。


「おお、これ前の完成品の見本版よりずっといいじゃん!」


思わず声を上げながら、トランプをじっくり眺める。


トランプの隅に描かれた紋章に目を留めた。

剣と光の柱、オークのリースに割れた鎖――ラルフが魔族を討伐して得た爵位を象徴する家紋だ。金・茶・銀・青の配色が重厚さと高貴さを醸し出している。


(……でも、なんでこんなところに入れたんだろう?)


「カレン、これ、なんで家の紋章が入ってるの?」


素直な疑問をぶつけると、カレンは微笑んで答えた。


「アーサー様がお考えになられたものですから、敬意を込めて入れたそうです。」


「そうなんだ……。」


少し照れながら答えると、隣でレナが手を叩いて言った。


「さすがです!とってもかっこいいですねえ!」


「ま、まあ。」


そっけなく言いながらも内心は少し嬉しい。


「とりあえず、部屋に置いてくるよ。」


トランプを持って、リビングを後にした。


廊下を歩いていると、正面に人影が見えた。


(うわっ、あれは――)


咄嗟に近くの扉の陰に隠れる。息を潜めてやり過ごそうとしたが、耳に低い声が届いた。


「みーつけた~。」


カトリーヌの声が、まるで獲物を見つけた狩人みたいに軽やかに響く。


「隠れるならもう少し工夫しなよ~。」


ぞっとする軽口に、背中を冷たい汗が伝う。


「見つかっちゃったー。」


仕方なく引きつった笑顔で返すと、彼女はニヤリと口角を上げた。


「気配でバレバレなんだよ。魔術師舐めんな。」


「いやいや、それ関係ないでしょ?」


「大いに関係ある!」


胸を張るカトリーヌに、反論する気も失せる。


そのとき、彼女の視線が僕の手元に移った。


「何だそれ、ちょっと見せろ。」


「これ?トランプだよ。」


素直に答えると、彼女の目が興味津々に輝いた。


「おー、これがアーサーの考えたってやつか。で、どう遊ぶんだ?」


予想外の質問に言葉を詰まらせる僕。


それを見たカトリーヌが、さらにじりじりと顔を近づけてくる。


「ほらほら、教えろよ。」


「いや、ちょっと待って……説明しにくいんだよ!」


(なんでこんなに興味津々なんだよ……)


思わず後ずさる僕に、彼女は満足そうに笑った。


「だったら、実際にやろうぜ。」


その勢いに一瞬たじろいだが、手にしたトランプに目を落とす。


リリーが丁寧に作り上げてくれたこのカード。


ただ見ているだけじゃもったいない気がした。


(せっかくなら、遊んでみたいよな。でも一人じゃできないし……。)


ふと、リビングにいるレナとカレンの顔が浮かぶ。


二人ならいい相手になりそうだ。


「4人くらいでやると面白いんだよね。レナとカレンがさっきいたし…」


思わずそう呟くと、カトリーヌが腕を組んで大きく頷いた。


「よし、じゃあそいつらも呼んでこいよ。どうせ暇してんだろ。」


その軽い調子に少しだけ苦笑しながら、僕はトランプを握り直した。


僕とカトリーヌはリビングに戻った。


レナがテーブルを拭いている音だけが響いている。


彼女の小さな鼻歌が、静かな空間にぽつりぽつりと溶け込んでいた。


「レナ、トランプやらない?」


何気なく声をかけると、彼女はすぐに顔を上げた。


目が輝いて、拭きかけの雑巾を


手にしたまま勢いよく答える。


「いいですよ!すぐ行きます!」


「レナ。」

冷たい声がその言葉を遮った。


振り返ると、ほうきを持ったカレンが立っている。


真っ直ぐな視線で、厳しい表情のまま彼女に向き直った。


「そのテーブル、まだ途中ですよね。やめるつもりですか?」


レナは小さく肩をすぼめた。


ちらりと僕に視線を向け、それからカレンを見上げる。


「いや、あの……すぐ終わりますってば。ほら、あとちょっとだし!」


「あとちょっとなら、片付けてからにしてください。」


カレンの声は落ち着いているけれど、拒絶の色が強い。


その空気に少し引き気味のレナが困った顔で僕を見た。


「まあまあ、今日くらいいいんじゃない?」


カトリーヌが軽い調子で肩をすくめて言う。


「別に、掃除が大急ぎで終わんなきゃいけない理由なんてないだろ?」


「掃除を放置する理由もありません。」


カレンの返答は短いけど、内容は重い。


その雰囲気を感じ取って、僕は軽く手を挙げる。


「カレン、まあ……いいじゃん。せっかくトランプも完成したしさ、今日くらい休憩しても悪くないと思うよ。」


レナがぱっと顔を上げた。


「そうですそうです!アーサー様のご命令ですよ!これ、仕える身として断っちゃダメなやつですよ!」


彼女が胸を張って言うのを見て、思わず苦笑いしてしまう。


「えっ?いやいや、命令ってそんな大げさな……。」


慌てて否定しようとするけれど、レナは追撃の手を緩めない。


「ねえ、カレンさん。アーサー様の言うこと聞かなくていいんですか?いいんですか~?」


カレンはほんの一瞬黙り込んだ。


「……だめです。」


その一言は静かで、けれど揺るぎないものだった。


(ああいうところ、ほんとブレないよな……。)


その時、足音が近づいてくる。


振り向くと、母さんが優雅な姿勢のまま、ゆっくりとこちらに歩いてきていた。


「どうしたの?何かあったの?」


「あの……アーサー様が、トランプを一緒に……。」


レナがおずおずと答える。普段の元気が少し控えめになっているのが新鮮だった。


「トランプ?」


母さんは小さく笑い、カレンに目を向ける。


「掃除のことで揉めてるのね。でも、今日はいいじゃない。たまには遊んで息抜きするのも必要よ。」


レナは目を輝かせて飛び上がりそうな勢いでお辞儀をした。


「本当ですか?ありがとうございます!」


カレンは少し息を吐くようにして、ゆっくり頭を下げる。


「申し訳ありません……。」


「おー、悪い!ありがとな、フラウ!」


カトリーヌが手をひらひら振りながら言う。それを見た母さんは、静かに微笑むだけだった。


こうして僕たちはリビングを後にした。


廊下に足音が響く中、レナの弾んだ声が後ろから追いかけてきた。


「さあさあ!どんな遊び方するんですか?アーサー様、教えてくださいよ~!」


(なんだか、こっちが先に疲れそうだな……。レナの勢いに押されて、呼ぶんじゃなかったかもって思えてきた。)


僕はそのまま「じゃあ、談話室に行こっか」と声をかけ、談話室へと向かった。


アレをやるならやっぱりクッキーがいるな、と自然に思う。


「レナ、悪いけどクッキー持ってきてくれる?」


軽く頼んでみると、レナは目を輝かせて振り向いた。


「クッキー食べていいんですか!?わかりました!」


そう叫ぶと、勢いよく廊下を駆け出していく。


(いや、食べていいなんて言ってないけど……。)


呆れながらも苦笑いしつつ、心の中で続けた。


(でもまあ、お菓子のことをレナに頼むと早いのは確かだよな。)


そうこうしているうちに、談話室の扉が目の前に見えてきた。


廊下の向こうから足音が近づいてくると思ったら、レナが勢いよく走って戻ってきた。


「お待たせしました!」


手にはクッキーがぎっしり詰まった皿が載っている。


(……そんなに張り切らなくてもよかったんだけど。)


カトリーヌはレナの勢いを眺めながら、肩をすくめた。


「気合い入りすぎだろ。」


その言葉にレナはぱっと顔を上げ、ニコッと満面の笑みを浮かべる。


その笑顔に、何も言えなくなった僕たちは、ただ淡々と扉を開けて中に入った。


僕たちはリビングを出て、談話室へ向かった。


廊下を抜けて扉を開けると、中にはテーブルと椅子、それから柔らかなソファが整然と並んでいた。


談話や軽い遊びにはぴったりの空間だ。


「ここなら母さんも気にしないだろうし、ちょうどいいよね。」


そう言ってトランプを持ち直すと、レナがぱっと目を輝かせた。


「いいですね!」


レナが満面の笑みで駆け込む。


カトリーヌが壁に寄りかかりながら、肩をすくめる。


「ま、確かにここなら気兼ねなく遊べそうだな。」


トランプを持ち直しながら、うなずいた。


「じゃあ、ここでやろうか。」


4人が席につき、僕はテーブルの上にトランプを置いた。


カードの端が木製のテーブルに軽く触れる音がして、全員の視線が自然とそこに集まる。


「あ……小皿がいるな。」


急に思い出し、隣にいるカレンに頼むことにした。


「カレン、小皿4枚取ってきてくれる?」


カレンは一瞬だけ僕の顔を見て、小さく頷いた。「承知しました。」


静かに立ち上がり、歩いて行った彼女の後ろ姿を見ながら、少しだけ落ち着いた気分になる。


何だかんだで頼りになるな、カレンは。


戻ってきた彼女から小皿を受け取りながら、「ありがとう」と声をかけると、カレンは無言で軽く一礼して席に戻った。


さて、と。僕はトランプを手に取りながら、全員を見渡した。


「これからやる遊び方を説明するね。」


僕はトランプを手に取りながら、全員の視線を集めた。


「この遊び方ではね、みんなに1枚ずつカードを配るんだ。でも、カードを見ていいのは自分以外の人だけ。つまり、自分のカードは自分では見ちゃいけないんだよ。」


一瞬の沈黙。全員が僕の顔をじっと見ている。


少し間を置いて、レナが首を傾げながら口を開いた。


「それって、どうやって勝負するんですか?」


「いい質問だね。自分のカードが強いのか弱いのかは、他の人のカードを見て推測するんだ。そして、それを元に勝負するか、降りるかを決める。」


「ほう。」


腕を組みながらカトリーヌがニヤリと笑った。


「つまり、強そうに見せかけて他人を引っかけるとか、そういうのもアリってわけか?」


「そういうこと。頭を使うし、駆け引きも大事な遊び方だよ。」


カレンは静かに頷いている。その表情には慎重にルールを理解しようという意志が感じられた。


「勝敗はどう決めるんですか?」


「簡単だよ。一番強いカードを持っていた人が勝ち。そのラウンドで勝負に参加した人全員が1枚ずつチップを賭けて、勝った人がそのチップを全部もらう仕組み。」


「でも、降りたらチップは減らないんですよね?」


レナが嬉しそうに言う。意外と飲み込みが早いな。


「そう。ただし、降りたらそのラウンドで勝つチャンスはない。勝負に出るか、引き下がるかを自分で決めるんだ。」


全員の反応を見渡しながら、少し笑みを浮かべる。


「まあ、最初だから練習でやってみよう。チップなしのルールでね。」


(インディアンポーカーの説明はこんな感じかな?多分合ってると思う……いや、細かいところが抜けてたら突っ込まれるかもだけど、とりあえずこれでいいよね……。)


「やってみましょう!」


レナが目を輝かせながら勢いよく答える。


「面白そうだな!」


カトリーヌも拳を軽く握りながら笑った。


その横でカレンは静かに「了解しました」と短く答える。


僕は胸の内で少し不安を感じていた。


こんなメンバーでこのゲーム……どんな展開になるんだろう。


僕はトランプをシャッフルして、3人に1枚ずつ配った。


「はい、これを1枚ずつ持ってね。まだ見ちゃだめだよ。」


配り終えたところで、レナが小さく手を挙げるのが目に入った。


「アーサー様、横のクッキー食べていいですか?」


目が輝いている。というか、クッキー以外のことは頭にないんだろうな。


「だめだよ?」


僕が軽く答えると、レナは大げさに肩を落としたかと思うと、次の瞬間には声を張り上げた。


「なんでですか!!」


勢いがありすぎて、僕はつい身を引いてしまう。


「ごめん……でも、まだだめだよ……。」


自分でもよくわからないけど、謝ってしまった。


(僕が悪いわけじゃないよね?……いや、押し負けてる時点で悪いのか?)


「レナ、トランプに集中してください。」


カレンが鋭い声でぴしゃりと制する。


その冷静さに救われた気がしたけれど、レナは小さく「はい……」としょんぼりしながらも、クッキーを睨んでいる。


「後で絶対食べますから!」


悔しそうに呟く彼女の姿に、思わずため息が漏れた。


(ほんとにレナは、お菓子のことになると周りが見えなくなるよな……。)


「おーい!ゲームする気あんのか?」


カトリーヌが机を軽く叩いて、豪快に笑った。


「先に始めちまうぞ?」


その声に促されて、僕は慌ててトランプを持ち直した。


「わかった、じゃあやるよ。」


全員の顔を見渡す。


「せーので、みんなカードをおでこの前に出してね?自分のは絶対見ちゃだめだよ?」


「せーの!」


一斉にカードが上がった。その瞬間、僕はすぐに3人のカードを確認する。


(レナが2、カレンが6、カトリーヌが11……ね。)


レナが自分のカードを見ようとして、カレンに軽く手を止められる。


「レナ、見ちゃいけないんですよ?」


「うっ……わかってますって!」


不満げに顔を赤くするレナを見て、カトリーヌがまた笑う。


「なんだ、レナのカードは弱そうだなあ、誰を見て焦ってんだ?顔に出てるぞ?」


その冗談めいた言葉に、レナはますます焦った様子で反論する。


僕は3人のカードをじっと見たまま、考えを巡らせる。


(レナはまあいいとして……問題はカレンとカトリーヌだな。)


カレンをちらっと見る。表情はまるで彫像のように動かない。


(カレンは本当にポーカーフェイスだ……全然読めないなあ…)


次にカトリーヌを見ると、彼女はニヤニヤ笑いながら僕を見ている。


(カトリーヌもあの余裕そうな顔じゃ、どう考えてるのかわからない。)


自分のカードが何か見えない不安が、じわじわ広がる。


(まずは、この状況をなんとかしないと。よし、ちょっと仕掛けてみるか。)


僕は前に座るレナに声をかけた。


「レナ、僕のカード見てどう思う?」


レナは一瞬きょとんとしたあと、満面の笑みを浮かべる。


その反応に、僕は心の中で首を振る。


(あ、これ絶対弱いな……。)


「おい、アーサー、それはずりいだろ!」


突然カトリーヌの声が飛んできた。机を軽く叩く音が響く。


「ずるくないよ、これも戦略だって。」


軽く肩をすくめながら答えると、カトリーヌはニヤリと目を細めた。


「ふーん、戦略ねえ……。」


その言葉の余韻が残る中、ふとカレンの微笑みが目に入る。


「ずるいというより、うまい戦略かと。ただ、レナには効果的すぎる気もします。」


控えめな声だけれど、的確な指摘が心に刺さる。


「……カトリーヌ、いいの?そんなので勝負して。大丈夫?」


今度は僕が挑発する番だ。カトリーヌの眉がぴくっと動く。


「いっ、いいだろ!勝負に出るって決めたんだ!」


少しだけ声が裏返っているのが面白いけど、今は何も言わないでおいた。


一方、カレンは微動だにしない。そのポーカーフェイスぶりが逆にプレッシャーだ。


(ほんとにカレンには通じないな……。)


僕は全員を見回して言った。


「降りる人はいなさそうだね。じゃあ、カードを見せようか。」


全員が無言で頷く。テーブル全体にじんわりと緊張が広がる。


「せーので出してね。いくよ……せーの!」


一斉にカードがテーブルに置かれる。その瞬間、自分のカードが目に入った。


(やっぱり……3かよ。)


案の定すぎて、ため息をつきたくなる。


「見てみろ、強ええじゃねえか!」


カトリーヌが自分のカードを掲げる。それは11だった。


「私……2じゃないですか……。」


レナは自分のカードを見てうなだれた。肩を落として、テーブルに突っ伏しそうな勢いだ。


「私は6ですね。」


カレンは淡々とカードを見せると、そのまま静かに置いた。


彼女はレナに目を向け、軽く首を振る。


「レナ、顔に出しすぎです。弱い時ほど慎重にしないと、すぐに読まれてしまいますよ。」


「顔に出るって……そんなにですか?」


レナが困惑していると、カトリーヌが大笑いしながら口を挟む。


「そりゃわかるさ!お前、強い時も弱い時も全部バレバレだぞ!」


「そうですか……。」


レナは悔しそうに肩をすくめたけど、次の瞬間、急に顔を上げて拳を握りしめた。


「次は顔に出しません!絶対に!」


その言葉に、全員がつい笑ってしまった。


カトリーヌが豪快に笑う。


「いいな、このゲーム。やり方次第で化けそうじゃねえか!」


僕もつられて笑う。少しだけ体を前に乗り出しながら、言葉を付け足した。


「もっと面白くなる方法、あるよ?」


レナが目を輝かせる。


「えっ!? どんなのですか!?」


「ふふ……それは、次のラウンドで試してみよう。」


カレンが静かに僕を見つめる。


「アーサー様、それは……どんな戦略ですか?」


僕はトランプを軽く弾きながら、不敵に微笑んだ。


「まあ、ちょっとした"心理戦"かな。」


次の瞬間、カトリーヌがニヤリと笑った。


「へぇ……面白そうじゃねえか。」


その言葉が響いた瞬間、空気がピリッと引き締まった。


(このゲーム……ただの遊びじゃなくなりそうだな。)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ