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詩の目次

死んでいく

作者: 冬野三月

みんな死んでいく

あの人もこの人も

死んだ


生きている

僕はまだ生きている


でも死んでいく

みんなと同じく

死んでいく


毎日少しずつ死んでいく

明日には今日の僕はもういない

そして いつかどこにもいなくなって

いつか と考えることすらできなくなって

いつの間にか 死んでいる


いつか なんて 誰にもわからないこと

それがどんなものだろうと

僕が生きて死んだことにかわりはない


僕は生きていた

それだけは 確かにここにある

紛れもなく 嘘でも虚構でもなく

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