棺桶から怪異紹介のこうッな〜
寝るときにハイテンションになってくるのはなにゆえでござるか
睡眠妨害するもの絶対忍殺するボルシャックドラゴンになりたいです
最初におまけ説明行ってみよう!!!
『黒瀬 八名 』
さっき死んだ人! 話長いヤツ!!
実年齢26だが幼少期のせいで、精神年齢が子供のままだぞ!! だから怪異は使えるが欠点まみれだぞ!!
優秀だが兄の下位互換。優秀な兄が居て褒められず、兄が事故死してからも褒められずに、ずっと過去に囚われて死んだ哀れな奴だ!! 救いは最期に褒められたこと!!!
『怪異の食事 』
怪異は無限に存在し続ける訳じゃない! 恐怖が源だから忘れられると存在が薄れていくぞ!!エルム街のフ〇ディだね!!
だから人に寄生したり、街中で暴れたりするぞ!!
『怪異を防いでる壁』
今の今まで設定を忘れてたヤツなのだ!
封印する系怪異を複合して壁を作ってるが、ぶっちゃけ大したものじゃない!!
壊れないことを条件に、数時間に一匹怪異を通すように設定されているぞ!!
だから街中にも怪異が居るのだ!! 壊れはしないが欠陥もいいとこなのだ!!
『歩の過去 』
面白みなんて無いぞ! ただ憂鬱!! 理解も救済も届かない、拗らせて自己否定して自殺できなかった哀れな弱者の物語なのだ!!
重要な情報もあるのでまだまだ明かせないのだクソがァァァ!!!
『強制怪異化装置 』
恐怖を特定の誰かに集中させることが出来るぞ! いい使い方をすれば、犯罪者をテレビに移せばソイツは死ぬ!! 悪い使い方をすれば敵国のトップを暗殺し放題!! これデスノートじゃねぇか!!
歩くんからは利用されて怪異の能力を奪われたが、ぶっちゃけ特殊な例過ぎるぞ!
普通の人がすればただ怪異になって死ぬだけなのだ!!
忘れてた。
咲の妹さんはこの装置で怪異にされました。
後は墓場の怪異紹介です
『嘘の夜 』
感動の怪異
元は深夜に放送されたらしいテレビ番組
恐ろしくもあり、楽しくもあり、人を殺しもすれば助けもする気まぐれ屋
学園を襲撃した一人が持つ怪異
人生とは舞台であり、ショーとは悲劇である
救われれば拍手喝采の喜劇
救われなければ胸糞の悪い駄作
彼はその物語たちの支配人
他人の成功を妬んでも、自身の不幸を呪っても、ピエロが笑えば何もかも馬鹿らしい
だから彼はピエロになった
笑っていれば、駄作の過去も笑い話に感じられたのだから
『暴喜の怪異 』
政府に協力していた怪異の一匹
人の過去や忘れたいトラウマを掘り起こし、それを嬉々として弄ぶ怪異
名は無いが本人は木原という名を好んでいた
能力は怪異名のとおり、分析と把握
両の本質は暴きであり、壊すことである
暴き、壊す
それだけで物は壊れ、心という人だけが持つ機能も簡単に停止する
彼女が人に興味を持ったのは、とある信仰者を殺した時だった
殺した者はこの世で幸せになる事を諦め、死後の世界で幸福になると涙ながらに語っていた
そして疑問に思った
終わった後に世界などあるのかと
善行をするだけでそこに行けるのかと
彼女はそれを暴くために善行に時間をかけた
まだ見ぬ人の可能性
無知な人間が知らない可能性を記録した
未知を暴くために
けれどそれは、歪んだ愛によって塗り潰された
『後鬱の怪異 』
暴嬉の怪異に着いてきた一匹
決まった姿はなく、見る人によって姿が変わる怪異
本人は幼い少女の形を好んでいた
能力は擬態と再現
姿を変えるだけの能力
けれど彼女は命の危機に立たされたことは無かった
彼女の姿を見れば、誰もが平然を落として正気を失った
ある者は泣き、ある者は叫び、ある者は許しをこう
そして彼女は疑問に思った
なぜそんな事をしているのだろうと
疑問
そして暴嬉と出会った
彼女は人を知りたかった
なぜ虫が動いているのかを疑問に思うように
彼女は知りたかった
なぜ人は泣くのかを
無垢にも等しい疑問
けれどそれは、タールのような愛に沈んでしまった
『別顔の怪異 』
女装癖を持つ怪異
それは肉を持たない骨の集合体である
女性の形を好み、化粧やファッションも人のように好んでいた
別顔
それは誰もが持つ、本音と偽りである
骨は興味を持った
人の肉に、アバラの中で動く様々な臓物に
そして彼らは奇妙だった
言葉と心は矛盾し、態度と本音はバラバラ
誰もが笑い、誰もが心に苦痛を感じる息苦しい人の世は、彼にとっては夜空に瞬く星のように、不穏であり不気味であり美しいと感じた
だからその肉を己にはめ込み、人の世に紛れた
怪異であるにも関わらず、彼は人の世に居心地の良さを感じていた
能力は正面と裏面
正面は表向きの顔であり、自らの姿形、声帯すらも偽装できる
裏面とは裏の顔
服や家、自身を彩るすべてを変換できる
彼は人を演じ、人のように欲をかいた
ゆえに彼の意思は、愛によって砕かれた
『崩壊の怪異 』
真城と戦った怪異
怪異にしては珍しい、純粋な人型である
人のように笑い、人のように言葉を使い、人のように人を殺す怪異
能力は単純
知覚と崩壊
弱点を見つけ、それに触れて壊すのみ
彼女は文明の崩壊を察知していた
この戦いの後に、終わりが訪れると
そして彼女は乗る船を間違えた
いやそもそも、船に乗ることすら間違いだった
崩壊の後には、どんな形であれ復興が待っている
人の手によって歪まされた、誰かだけに都合のいい復興が
『感涙の怪異 』
政府に協力していた一人の怪異
人では無い、けれど人の感情を理解している
黒いスーツは本人が好んで着用したもの
能力は詠唱のみ
言葉とともに様々な異常現象を起こす
その能力に際限はなく、嵐といえば風が、火災といえば火が現実を侵食する
けれど彼は、詩人の言葉だけを使っていた
彼は異質だった
人外でありながら心を有し、脳がないにもかかわらずに意味ある言葉を使っていた
だからこそ彼だけは、違う目的で戦っていた
彼は海外に旅立ちたかった
思い悩んだ、だから別の場所へ行きたかった
それだけの願いのために、黒い絶望を相手に戦った
感涙とは寄り添いの対義語である
他人事のように涙を流し、誰かを想ったように、救ったように、胸に熱い感情を持たせてくれる
けれどそれはただ、他人の想いに同調しているだけの空っぽな想いである
『愛の怪異 』
名は家ノ下
親から注がれる愛情のように、決まった形は無い
ある者には抱擁であり、ある者には暴力であり、ある者には心に打ち込まれる楔である
能力は強制と共生
歪んだ道を子供に強制し、子に自分を依存させる
いうなれば虐待を再現することができる
親が愛だと思えば、どんな言葉も愛である
理由があれば暴力も正当化され、間違いがあればどのような暴言も吐ける
ふざけた愛
それがこの怪異を産んだ
この怪異を宿した者は、虐待を受けていた
いうなれば軽い虐待
ただ人よりも叱責が多いだけの家庭で生きた
歪み、歪んだまま成長し、怪異を狩り、偶然の愛を掴み、子を身ごもった
彼女は祈った
自分が上手くやれるようにと
子にだけは、同じ苦しみを味合わせたくないと
だが贖罪の機会すら与えられなかった
子が三歳の頃、家から靴が二足消え、リビングに遺影が二つ増えた
そして彼女は学長となった
子たちを守るためにと建前を掲げて
本当は、生徒など見ていない
彼女は自分の息子の代替品として、生徒たちを見ていた
それは薄っぺらであり、受け取られることの無い、穴だらけの愛であった
『絶望の怪異 』
底なしに芽吹いた怪異
名は空無
とある女性に宿っていた怪異であり、歩はそれをコピーしたものを使っている
能力は犠牲と添え木
他者の心と体から傷を無くし、その対価として自身に絶望を背負わせる
傷という概念そのものを無くしているため、一般的な治癒とは異なる能力である
枝は時間とともに成長し、花が咲いた瞬間に根付かれていたものは死ぬ
他者に枝を添えぐこともできるが、枝と本人の絶望に相性があるため、根付くかどうかは賭けである
彼女らは絶望を植物と捉えている
その種は心に撃ち込まれ、摘出されないそれは成長とともに大きくなっていく
大人になれば心に根付き、何かが原因で花開いたとき、絶望は人の首を吊るしあげる
絶望は壊れない
ゆえに枝はどのような攻撃にも耐える
絶望して死ぬか、絶望を他者に押し付けるか
それだけの歪な怪異である
彼はこれを欲した
人のために死ねる能力
なんと素晴らしきことか
無価値に価値を与える怪異
なんと救いのあることか
死ぬ理由が生まれた
生きることを諦められる
枝は既に根付いた
もうあの人を殺せる
楽にできる
恩返しができる
あの人を救える
もう無価値じゃない
やっと意味ができた
後は哀花を救うだけだ
彼はもう、誰にも添えがない
すべてを背負う
それだけを目的に、彼は今日も生きている
構成クソヘタだから緊張感ありませんが〜!!
次の章終われば最終章でぇぇぇぇす!!!!
歩くん関連、回収できるかなぁコレ
自信ない




