File.22 プルプル震えること雫の如し
コーヒーが切れて禁断症状が出てます
『ちょっ!? 歩さん!!? 」
『何してんの歩!!! 』
『あー……忘れ物したからさき行っててくれ 』
「とーは言ったもののなぁ、どうスっかなこれ 」
配線をクルクルしながら考える。
たぶん真城は不味い状態だ。
電話で声聞こえなかったし。
そんで追い詰められてたら百パー怪異化するだろうし。
(怪異化ってもんがどんくらいかは分かんねぇけど、哀花と彩音がアレだからなぁ。上の方に人が居たら邪魔だろうしなぁ。あと……それで何人か巻き込んだら、アイツ苦しむだろうしなぁ……つーかなんで野郎のために頑張んなきゃ行けねぇんだよ!!! 哀花のために頑張りたいんだけど俺!!! それで恩義着せて普通に………… )
「抱いて欲しいなぁ 」
ボタン押して、辺りのマンションやらアパートに仕掛けた爆弾を起動させる。
とうぜん、その爆風で建物のガラスは割れ、慌ただしい声が聞こえてくる。
『なになに!?? 』
『爆発だ逃げろ!! 』
『火災か!!? 』
『テロか!!? 』
『『『逃げろ!!!! 』』』
これで避難完了の巻〜。
あとは……
(一番やりたくない事やるかぁぁぁ )
買い換えたスマホを取り出し、位置情報アプリを開く。
その反応は病院を示していた。
(なんで病院に居んだ? どこか悪いのかなぁ……心配だなぁ。とりあえず……嫌だけどぉぉぉ……嫌われるかもしれねぇけどぉぉぉぉ…………ぉぉぉぉ……かけるか )
勝手に盗んだ電話番号を打ち込み、電話をかける。
まぁうん、なんとかならなかったらその時だ。
嫌われたら俺が自殺するだけだし。
あぁぁぁぁあ、真城生きてるといいなぁ。
♢
「みんな無事!? 」
「へーき 」
「藍ねぇちゃんより大丈夫 」
天井の一部を爆破し、爪が壊れたスペースに私たちは避難した。
私は左手が折れている以外無事。
私の家族……フードを脱いだ蓮や、ライフルを担ぐ久那も無事だ。
でも問題は……地面に居るアレだ。
『だし……手 』
床を覆う闇の中に潜むのは、巨大な口を持つナマズのような異形だった。
黒の上半身には余すとこなく爪が突き刺さり、腹から横に広げられた人の腕には、縫われた瞳が浮き出ている。
その下半身は闇に染まって見えない。
そして特徴的なのは背中に生えた長い腕だ。
チョウチンアンコウみたいに前方に垂れ下がっている。
「グゥ……アァ 」
(……なんで動かないの? )
こちらを見つめる異形に、少し疑問を感じた。
怪異化とは体を怪異に侵食させる諸刃の剣。
つまり時間との勝負だ。
なのに動かないなんて自殺行為でしかない。
いや、その逆?
「もしかしてアイツ……動けないの? 」
考えれば当然なことだ。
地上に出た魚が、身軽に動ける訳がない。
(なら)
心中の怪異で、私たちの思考は共有されている。
だから今思ったことは全員に伝わった。
「久那は後ろから狙撃!! 」
「分かってる 」
「蓮は私と接近。底無の怪異で危なくなったら全力で引いて!! 」
「もー、分かってるって 」
「仲間のためにも、ここで……アイツを仕留めるよ 」
「了解!! 」
「パッ 」
(……パッ? )
聞きなれない声が後ろから聞こえた。
振り向く。
そしたら、
「ガッ……あっ? 」
口と目から大量に爪を生やした蓮が居た。
爪は眼球と頬を内側から突き破っている。
「れん」
助けようと手を伸ばした。
瞬間、その頭は破裂した。
コロッと、頬に何かが当たる。
穴の空いた血まみれの歯だ。
(はっ? ……えっ? )
『寺嫘他!! 』
落ちていく歯と死体を、下にいる異形はグチャグチャと喰い漁る。
まるでガムでも噛むみたいに。
何度も何度も、巨大な口で噛み潰す。
「「返せ 」」
共有した怒りが、胸の内をゾリっと這い回る。
「「蓮を返せ!! 」」
久那の銃撃。
ライフル弾は異形の背を大きくえぐり、野太い悲鳴が部屋を揺らす。
「巻き込み人 」
その隙、怪異の力で高速移動。
異形の天井に着地し、
「頭壊!! 」
二人の心中者を再現。
黒い人形はプンッと空気を裂き、落ちる体は異形の頭を砕いた。
『アアァァア!!! 伊田痛医大!!!! 』
「巻き込み人 」
「希奪 」
久那の援護。
再現した、抱き合いながら燃える人間を異形の背にワープさせ、
「滅家 」
フッと、手のひらに息を吹きかける。
ふわりとなびく風。
それがジリっと炎に引火し、空間の下部分をすべて吹き飛ばした。
『アァ 』
「「っ!? 」」
『アァァァァ!!!! 』
飛び散った異形の肉片たちは、いっせいに目を開いた。
壁に張り付く無数の目。
それは涙を流しながら、軋むような鳴き声をあげ始めた。
(なんで…… )
怪異と言えど、致命傷は存在する。
頭を穿たれれば意思が無くなり消失するし、心臓が止まれば全身に恐怖が回らなくなり、体のどこかが欠損する。
だからここまでバラバラに吹き飛べば死ぬ。
ハズなのに、
(なんでこれで死なないの!!? )
「っ!!? 」
凍りつくような何かが、心臓の裏を舐めた。
私はなんともない。
今のは、共有した冷たさだ。
「……久那? 」
「……さむい 」
離れた天井にいる久那は、肩を抱きながら震えていた。
武器であるライフルも、その手から離れ、地面に落ちて壊れてしまった。
「さむい……たすけて 」
「久那!!? 」
天井から落ちた久那。
すぐに助けようとするが、
「っ!? 」
壁から迫る爪のせいで近付けない。
「起きて久那!! はやく!! 私の怪異を使ってはやく避け」
「さむいの……あたためて 」
飛んできた、巨大で黒い腕。
が、久那の体をベキャッと挟み潰した。
「あっ…… 」
『アハハハ!!! 歯葉刃羽派ハハ!!!!! 』
垂れ下がった久那の足を。
笑う肉片は食いちぎる。
潰れた肉も、私たちの大事な服も。
ムチャムチャ、グチャグチャ。
細かくされ、食い分けられ、ちぎられながら、肉片たちに食されていく。
「……ふざけるな 」
怒りが湧いてくる。
でもそれ以上に恐怖が、心の底からわいてくる。
「あんた、なんなのよ……っ゛!!? 」
左手に痛み。
折れた指の付け根。
そこにはプツプツと、内側から生えた爪が、皮膚を裂いていた。
「っ!! 」
すぐにカッターを生み出し、左手を手首から切り落とす。
(……意味がわからない )
痛みよりも、今は困惑の方が勝ってしまった。
たぶん今のは、指を折られた時につけられた傷。
それも相当極小なもの。
なら私が最初に死ぬなら分かる。
なんで、蓮や久那が……私より先に死ぬの?
(増殖と感染……感染? )
ふと、頭の中で浮かび上がった。
『遺棄爪』という怪異の情報が。
(増殖は分かる。なら感染って何? いやまさか…… )
地面に散らばる無数の肉片。
そのすべてと目が合った。
(そんな…… )
否定したかった。
ても恐怖が、異質さが、この考えを肯定していく。
(私に付けた傷を、蓮たちに感染させた? )
辻褄があった。
そして納得した。
私が最後まで生きている理由も。
蓮や久那が先に死んだ理由も。
私がこれから……殺される事も。
『こっちに……帰……出 』
「……ひっ 」
首が冷たい。
締め付けられてるみたい。
怖い。
なんでこんなに……怖いの?
「あっ……あ 」
足元が揺らいで、地面に落ちた。
そしたら怪異が、肉片が、やってくる。
(逃げ……逃げ……なんで足が動かな)
後ろ。
私の足は、もうちぎられていた。
歯と目を持つ、肉片から。
(あっ……あっ )
むしゃむしゃ喰われる。
足の断面を。
右目を。
口の中を。
胸を。
首を。
お腹を。
内ももを。
柔らかいところから。
グチャグチャ、ミチミチ。
ちぎられ潰され飲み込まれていく。
(怖い……怖い……なんでこんなに怖いの?? 蓮たちと死ねる。心中できる。なのになんでなんでなんで怖い怖い寒い寒い寒い助けて助けて助けて助けてたす)
右目の奥に。
何かが入り込んだ。
(あっ…… )
ブチリ。
頭の中で。
何かが食べられた。
♢
『明あ亜ァアアァァア????? 』
体、どうなってる?
腕がなんで向こうにある?
この肉片はなんだ?
足はどこだ?
立てない。
口の中が美味い。
頭がスッキリしてる。
濁ってる。
ステーキが美味しい。
海苔が口に引っ付いてる。
小骨が喉に刺さってる。
自分の口が鉄臭い。
何を食べたっけ?
美味しいものだ。
咲のパン?
咲の入れたコーヒー?
みんなとの食事?
いや人か。
なら外に出なきゃ。
外になら、
たくさん餌がある。
『覊歯派破刃恥!!!!! 外祖戸!!! 外に出られ』
「あー……疲れたァァァ 」
『うぅ??? 』
部屋の出入口。
誰か立ってる。
赤い髪、女みたいな目……歩だ。
「おいコラ、ナマズみたいなイメチェンしてんじゃねぇよ。さっさと帰んぞキザ男。お前が帰らねぇと…… 」
エサは髪を後ろにまとめて、銃を……俺に向けた。
「哀花たちが悲しむんだよ 」
すっげぇ、悲しそうな顔をして。
「な〜んちってな 」
『……ァ? 』
急にエサは心底マズそうに、ネコみたいに笑った。
「今から俺が戦うと思ったかぁ!!? 残念だったなぁ〜!! お前の相手は…… 」
エサは指で天井を指す。
「クソつえ〜お姫様だよ 」
首を折って上を見る。
いつの間にか天井にヒビが走り、砕け、何かが落ちてきた。
白いドレス。
黒いヴェール。
オレを見る、赤い目。
アレは……エサじゃない。
敵だ。
「ごめん歩。遅くなった 」
「こっちこそ急に呼び出して悪いな、哀花。あとその怪異ってパンツ見えんだな 」
「うん、見えるよ。なんならストッキングも見える、ほら 」
「うん!!? いや哀花!? もうちょい恥じらえよ!!? そして自分を大事にしろ!? なに急にドレスたくし上げてんだよ!!? 」
「いや、気になるのかなって 」
「いやいや!!? 確かに気になるけどそれとこれとは話が別だかんな!!? 」
「ずっと思ってたけどさ、歩ってうるさいよね 」
「……今言う!!? 」
「うん 」
「うん!!? 」
『雄前裸 』
全身を膨らませ、爪を増殖させる。
「おいおいなんか怒ってるみたいだぞ? 」
「僕のせいかな? 」
「いやいや! 俺のせいだろ!! 」
『無視……ズルなぁぁ!!! 』
全方位に爪を伸ばし、奴らを串刺しに
「永遠の薄空 」
する直前に現れた、青空の結界。
それがすべての爪を防ぎ、砕いた。
「ねぇ歩、真城は怪異化してどのくらい経ってる? 」
「たぶん2分30……40秒になった 」
「うん。じゃあ」
『っ!!? 』
結界が砕け、哀花が消えた。
『何子に』
「まだ戻れるね 」
腹の下から、声が聞こえた。
と同時。
腹を蹴りあげられた。
『っ!????!?!?? 』
ここは、どこだ?
暗い。
月が見える。
月?
あぁここは……空か。
「ここなら、私が本気を出せる 」
爪を増殖。
いや、間に合わない。
すでに敵は、薄く輝く刀を抜いていた。
「薄空・欠け無月 」
振るわれた無音が一閃となり、図太い腹はぶつ切りにされた。
(これが最強と呼ばれる女……だが )
「ん? 」
背に目を増殖させる、ヤツを見る。
(心はどうがっ!!? )
なんだ?
また地下だ。
蹴り落とされたのか?
『グッ!!? 』
降ってきた哀花に、腹をさかれた。
「真城を返してもらうね 」
『屋目』
腹の中を漁られる。
筋肉を掻き分けられる。
やめろ。
やめろ!!
これは俺の体
「見つけた 」
だ?
宿主を……引き抜かれた。
「……っ? 」
「あ、真城。大丈夫? 」
目の前に、怪異化を解いた哀花の顔がある。
首の裏にあるのは……膝か?
「よぉ哀花……なんでここに居るんだ? 」
「歩がね、連絡してくれたの。『身勝手でほんと悪いけど、真城を助けてくれ』って 」
「そっか……じゃあ感謝しないとな 」
「それと……ごめん。怪異化の影響を見るために、一旦服脱がしたんだけどさ 」
「あー……気にすんな。ほんと、気にしなくていい。むしろ止めてくれて感謝してる 」
「……ごめんね 」
参った。
こうなると哀花って、ずっとごめんとしか言わな
「あーー!!! おい真城そこ変われ!!!! 」
大声が聞こえた方には涙目の歩が居た。
その指先は俺に向いている。
「メインヒロインとのイチャイチャは主人公の専売特許だろぉ!!? しかも膝枕とか良いなぁ!! 俺もしてもらいたい!!! つーかさやたらわたなあぁぁあ!!!! 」
地団駄をしながら、上半身をラジオ体操みたいに振り回しながら、言葉にならない声で歩は発狂してる。
どんだけ哀花のこと好きなんだよコイツ……
「歩ずっとあの調子だから、無視してて良いよ 」
「いや……アイツ今日めちゃくちゃ頑張ってくれたからさ。それは可哀想だろ 」
「そうなの? 」
「あぁ、多分な 」
「じゃあ歩、ちょっとこっち来て 」
「えーなにィ!!? キスでもしてくれるわけぇ!!? あぁいいよそういうのめちゃくちゃウェルカ」
「んっ 」
近付いてきた歩の首に、哀花はキスをした。
「ほぇ??? 」
「うん? 嫌だった? 」
「いや……嫌とかじゃなくて……あっフェ……その……嬉しい……です 」
顔を赤くして狼狽える歩。
それがウブな少女みたいで……少し笑ってしまう。
「じゃあ行こっか。置いてくよ歩 」
「あっ、はい 」
「俺が言うのもなんだけどさ、もっと歩を大事にした方がいいぞ? 」
「今は真城のが重症じゃん 」
「まぁ……な 」
認めたくないが哀花の言う通りだ。
傷は無理やり怪異で埋めただけだから、いつ心臓が止まるか分からない。
無理に再生させた右腕の感覚はねぇし。
あと右腕全体から細かな爪が生えてる。
歩に譲ってやりたいが仕方ない。
今は哀花に肩を貸してもらおう。
「ところでさ、なんでみんな集まってたの? 来る途中で、咲と彩音を見たけど 」
「咲がちょっと拐われてな。歩が俺たちに情報を回してくれたんだ 」
「私は無視? 」
「誤解すんな。アイツはお前を気遣ったんだよ。人質救出は苦手だろ 」
「………………そうだね 」
「まぁ俺も苦手なんだけどなぁ。というか、うちにそれが得意なヤツ居ねぇよ 」
「……ありがとう 」
「おい面と向かって言うな! 恥ずかしいだろ!? 」
分かりやすい気遣いのせいで、変に恥ずかしくなってしまった。
というか歩は何して……うわぁまだメスの顔してる。
それから長い廊下を抜けて、地上に出た。
そこには、
「真城!! 」
「歩さん!! 」
彩音と……咲が居た。
「無事!? 怪我は!!? 」
「あぁ平気だ。怪異化でだいたいの傷は塞がってる 」
「……ごめんなさい 」
「良いよ……誰だって間違える。まぁそれは良いとして、はやく帰ろうぜ 」
「急ぎ? 」
「いや、彩音がマズイ 」
咲たちの目が俺の後ろに向く。
そしたら見えたハズだ。
顔を真っ赤にする歩を、頬を紅潮させながら舌なめずりをする彩音の姿が。
「彩音、帰るよ 」
「ほっ!? す、すみません!! 」
「歩も帰るわよ!! 」
「…………はい 」
(声ちっさ…… )
『そこのキミたち!!!! 』
「「「「「!???? 」」」」」
メガホンの音。
大人の声。
歩の声が小さかったからか、めちゃくちゃうるさく聞こえた。
周りを見れば、パトカーが俺たちを取り囲んでいた。
『テロ行為があった現場に、なぜ子供が居る!! キミたちはなんだ!!? 』
「あー、なんか勘違いしてるな 」
「大丈夫だよ。私たち何もやましいもの持ってないし。武器もぜんぶパンドラ支給のものだから 」
「「「あっ 」」」
普通なら哀花の言葉に安心してしまう。
だが今は違う。
今はその……仲間にアレなヤツが居る。
「どうしたの? みんな窓ガラスを割った子供みたいな顔して 」
「いや……う〜ん。わりと今の状況に近いな 」
『そこの赤髪のキミ!!? なぜ震えているんだ!!? 寒いのか!!? 毛布は必要か!!? 』
「あーいや、そのぉ……今俺の体に爆弾巻いてあって〜……な。取り調べされたらまずいなぁっと 」
(なぜ言う!!? )
警官たちはパトカー越しに銃を抜く。
まぁ当然だわなぁ。
そんなことを言えばそうなるわ普通。
『キミたち離れなさい!! とりあえずそこの少年は武装を解除しろ!!! 』
「じゃあ歩。刑務所で元気にやるのよ 」
「歩さん、面会には行きますからね 」
「おう。じゃな 」
「じゃあね、歩 」
「酷くないお前ら!!!? 」
とりあえず警察の指示に従い、俺たちは保護された。
歩はと言うと、銃に囲まれながら武装解除を命じられている。
「はーい。じゃあ爆弾落としま〜す。これとこれとこれと、あとこれとこれとこれ。ついでに」
『多い! 多すぎる!? いくらなんでも多すぎないか!!? 』
あー、これは日を跨ぎそうだなぁ。
次回!!
歩くんプリズンブレイクの巻!!!
というのは嘘ですw
そして唐突に始まる、怪異化の小ネタ紹介のコーナ〜
いぇーい(ピースピース)
怪異化の姿は、宿主のトラウマや考え方によってだいぶ形が違ってきます
真城くんがナマズに成るのも、ここでは長く生きられないっていう根本の考え方が影響しています
魚は水がないと生きていけませんから
彩音さんが大人に成るのもアレですね
いつか大きくなったら、ヤツを殺すっていう殺意が元になってます
ので、これから出てくる怪異化の特徴とかも見てくれたら嬉しいなぁァァァと作者は思っておりまする
あと面白かったらポイントと感想くださぁぁい!!!(乞食による乞食のためのブレイクダンス)




