File.20 無意味な追憶
最近のマイブームはエアガンでこめかみにを撃つことです
「YESとは言ったけど無理じゃないこれぇえぇ!!? 」
カッコ付けた!
カッコ付けたは良いけど詰みゲーだこれ!!
まず状況を説明しよう!!
長い廊下! 一方通行!! 閉所を走る俺たち!!!
音速並に速いカラスと怪異化した敵が後ろから迫ってる!!
はい何が言いたいかと言うと、死ぬほどカラスが当たるんですね〜コレ!
肩が腕ごと吹き飛びましたよイッテェェ!!
あっ逆?
やっぱ映画クソエイムみたいには行きませんね現実って!!
「ちょっ!? どうすんのよ歩!? 」
お姫様抱っこしてる咲が腕を治してくれる。
マジで感謝の謝謝!!
「いいか!? アイツの目的はお前をさらう事だ!! 俺と一緒に居りゃあの精神攻撃は効かねぇし、俺ごとお前を狙うことはして来ない!! お前が即死したらそれこそ計画ご破算だろうからな!! 」
「じゃあ離れずに居れば」
「けドッ!! 」
『カァ!!! 』
爆音亜音速カラスが俺の腹を貫通。
そのまま咲の両足を切り落とし、壁をぶち破って砕け散った。
「っ!? 」
「怪異化状態でどこまで冷静な判断できんのかねぇ!? 時間が経てば俺ごとお前を殺す可能性が高いし、このまま逃げ続けてたら先にここが崩れる!! あともうそろ体力が限界!! 疲れた!!! だから」
カラスを避けながら曲がり角に突っ込み、足を止める。
そこではちょうど空洞音が鳴った。
「大博打と行かねぇか? 」
「乗った 」
「そう来なくっちゃな 」
足の無い咲と笑い合い、隠し持ってた爆弾で足元を爆発させる。
とうぜん下は空洞。
落ちていく。
「あれ思ったより深くね!? 」
「言い忘れたけど私……賭事下手よ? 」
「オーマイガー!! 」
「うぉぉぉ! 全身複雑骨折ウッ」
足から膝。
膝から肩。
肩から側頭部。
そうして無理やり着地した。
咲だけが絶対に死なないよう、自分がクッションになるように。
(……あれぇ体動かねぇ。死んだか、まぁ側頭部打ったら死ぬよな普通)
「歩! 」
咲から触れられる。
それだけで体が動いた。
「俺復活ぅ!! 咲だいじょぶ? 」
「うん。アバラと腕折ったけど治した 」
「無事で何より。んでここ何処? 」
辺りを見渡す。
やけに広い空間にほんの少しの生臭さ。
どこに繋がってるか分からない通路が、右に左に続いてる。
「ここ……地下水路? 」
「ほーん、ホテルの下に研究所に地下水路。地盤大丈夫かこれ? 」
「待って、さっきの場所って研究所なの? 」
「あぁ、なんか白衣着てたヤツ居たし。まぁそれは良いとして、咲の怪異ってどんなの? 」
「治癒と医療道具、薬品一式は出せる。それだけよ 」
「じゃあハンマーと糸ノコギリ。神経毒塗ったのと普通のメス一本ずつ。あとテープと献血の時に使う腕縛るヤツくれ。あと囮になって! 」
「注文が多いわよ! まぁ良いけど 」
「よし! じゃあ…… 」
左腕を結び、止血しながら糸ノコを持つ。
「ここで仕留めんぞ 」
「えぇ 」
イタズラでもするように笑い合って、さっさと咲から離れた。
♢
「はァ……アァ 」
下腹部から、腕が生えてくる。
それが足替わりになって体が動く。
顔中に生えてくるカラスのクチバシからは、ヨダレが垂れる。
喉が渇く。
(怪異……化。こんなに……頭が……意識が……まだっ、死ねない!! )
顔を覆う白羽を毟り、人の口を出し、舌を噛んで意地で前に進む。
約束したんだ。
傷を治せる怪異を、病を治す怪異を連れ帰るって。
だから……
「死ぬ訳には……イカない 」
ヤツらが逃げた先。
開けた穴。
そこに飛び込み、落ちて、着地する。
すぐそこには咲ちゃんが一人で立ってた。
「ミツ……けた 」
「あら、さっきと見た目が違うわね。化粧でも直したの? 」
「えへへぇ……ぜっったたたたい、つれててれて帰る!! カラ」
怪異を侵食させ、身に纏う影で羽を広げる。
「手足……いらないよね? 」
「気が変わったからお断りよ 」
「だそうだ 」
「っ!? 」
後ろ。
からハンマーで殴られる。
でも影でそれを包んで防ぐ。
「あ〜、絶対防御的なアレね 」
「死死死 」
影から産まれたカラスは歩の腹を貫き、内蔵の一部がビチャッと飛び散る。
なのに怯まず、歩は切断された左腕を押し付けてきた。
「的広げてくれてどーも 」
影に亀裂が走り、パリンと割れる。
でも本体は無事だ。
「あ〜二重構造なのねマッズ」
「シね 」
首を後ろに折り、生み出した影から数百のカラスを放
『ピッ』
つ寸前、歩の背から音がした。
次の瞬間、
(っ!? )
歩の背が爆ぜ、私の頭を越えて吹き飛んだ。
「思ったよりいてぇぇぇ!!! 」
(爆風で逃ゲた!? )
「助けて!! 」
「無茶し過ぎ!! 」
「どーも! 」
しかも合流した咲ちゃんが歩の体を治してしまった。
……めんドドどドド。
「おーやっべ 」
ふくらませた腹。
影。
翼。
から、
(追獣 空羽)
カラスを無差別に乱射する。
「イヤーン! 死ぬぅ!! 」
「歩!! 」
乱射。乱射。乱射。
飛び交うカラスは歩の手足を吹き飛ばす。
でも治される。
もうめんどくさい。
めんどくさい!
死ねばいいヤツらを潰して殺して殺殺殺してぜんぶぜんぶ違う!!
咲ちゃんは殺さな
「アッ 」
しまった。
咲ちゃんの頭に、一匹のカラスが迫っ
「なぁ咲 」
咲ちゃんの指先。
を掴み、歩はその体を抱き寄せた。
まるでダンスするみたいに、笑いながら。
「あいつの影は防ぐってより、まとわりついてる感じだ 」
「何が言いたいの? 」
「つまり俺を信じろ。見捨てるな。Are you ready? 」
「OK! 」
「そこはGOだろっ!!? 」
(はっ? )
何故か、歩は咲ちゃんを上に放り投げた。
(なぜ的になるだけ殺せ撃つなアイツはナニして)
「よそ見厳禁!! 」
「っ!? 」
飛んできた銃弾を影で弾く。
でもその隙に歩の接近を許した。
「つっかまえ」
(悔い鴉 )
「ダッ!? 」
地面から生やしたクチバシで歩の足を喰う。
だがその断面で影を踏まれた。
「死療 」
「っ!? 」
壊れた影。
その隙を突くように、
「メス! 」
空中の咲ちゃんから刃が飛んでくる。
さらには歩の蹴りが飛んでくる。
毒に怪異を壊す能力。
かすれば終わる。
なら、
「うぉっ!? 」
羽ばたき、天井に着地し、思いっきり影を広げる。
「ツイジュっウ 」
「うおヤバそッ 」
「あんた、傘になりなさい 」
「えっ、いいゾ 」
「雨鱗!! 」
黒い鱗の弾丸。
それをぶち撒く。
「イダだだだだ!!!? 」
でも咲ちゃんが歩の影に隠れてるせいで、当たらない。
これ以上威力をあげれば咲ちゃんごと殺してしまう。
というかそもそもおかしい。
この雨に触れたヤツのトラウマを再発させるもの。
それを何発も喰らってるのに、なんで平然としてるの?
なんで?
アイツは一体
(あっ )
目が合った。
黒い雨によって皮膚を崩壊させた男の顔と。
それがじっと、笑うように。
こっちを見てる。
「う゛あ゛あ゛ァアア!!! 」
「行ってきなさい!! 」
踏み切り、槍を投げるように、咲ちゃんは歩を投げてきた。
「はーい、さっきぶ」
「ギエロ!!! 」
「り大根!? 」
歩単独なら殺せる。
カラスで全身に穴を開けた。
もう死
「っ!? 」
影が砕けた。
歩のちぎれ掛けた腕が、普通より伸びる手が、私の影に触れていた。
「殺れ 」
「死療 」
何かが歩を越えて迫る。
それは、
「電動骨肉粉砕刃 」
エンジンを吹かす咲ちゃんだった。
「ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛!!? 」
首に刃がが骨が切れて落ちる落ちる首が落ち
「アぁ!!!! 」
顔中のクチバシから。
咆哮。
咲ちゃんを歩ごと吹き飛ばす。
二人は水路の壁に激突。
崩れたコンクリが煙となって咲ちゃんたちを隠す。
「ハハッ!!! 」
首を繋げる間もなく、無傷の歩が飛び出してきた。
その両腕にはチェンソー。
腰には腕が巻きついてる。
「さてさて〜? カラス放ったら咲死ぬぞ〜!? 」
「うルっざい!!! 」
翼から鱗を放つ。
それは歩の顔に、足に、腕に食い込む。
だが歩の歩みは止まらない。
「威力ひけぇなァ!! 」
(クソが貫通したら後ろに居る咲ちゃんも咲ちゃんも殺……なんで腕だけしか見えないの? )
「カラ……ばねェ!!! 」
放った三羽のカラスは歩の腹と肩を貫く。
その後ろには……誰もいなかった。
「あっ、バレちった♪ 」
(腕を切断して囮に!? イカレて)
「死療 」
煙の晴れた壁際。
向こう側。
そこには小瓶を投げた咲ちゃんの姿がある。
「ニトロ 」
「っ!!!? 」
小瓶が天井にぶつかる。
それだけで爆発が起こり、天井が崩れる。
「アヒャヒャヒャ!! 」
落下中に。
笑い声。
チェンソーを持った歩が突っ込んでくる。
(これ……死ぬ )
この体勢、すばやく動けない。
影で羽ばたこうにも先に歩の手が触れる。
咲ちゃんも来てる。
わざわざ歩の後ろに。
これじゃあ、歩に攻撃したら咲ちゃんも殺してしまう。
そもそも首がまだ繋がってない。
メスも飛んできてる。
影が無くなれば死ぬ。
殺される。
死んだらもう……帰れない。
それは……
そんなの……
「イ ヤ 駄!!! 」
全身から溢れた影。
それを一本に研ぎ澄まし、一瞬で、二匹の胴を叩き切る。
「「っ゛!!? 」
歩の傷に触れた。
だから影は壊れる。
でもどうでもいい。
「綿死ハカエル!! もう尾前らは……頃素!!! 」
「あー勝手に盛り上がってるとこ、わりぃけど 」
吹き飛ばされる歩。
は、右手にリモコンを持っていた。
「ちょっと本気だすのが遅かったな 」
「っ゛!!? 」
背中。
に何かが刺さった。
これは……メス?
(牛ロにナニが )
振り向く。
そこには、人の腕で作られたボウガンが壁に突き刺さっていた。
「ガァっ?? 」
心臓が。
肺も。
息が……毒!!
「死療 」
気を取られてた。
気がついたら、傷を治した咲ちゃんが目の前にいる。
「安爆死 」
振られたハンマー。
それにぶつかった瞬間、ハンマーが爆発。
そのまま吹き飛ばされる。
「ッつ津!!??? 」
「ひゃは!!! 」
歩がこっちに来る。
いや影は回復した。
一撃なら耐えれる。
咲ちゃんは遠い。
コイツはここで……殺す!!!
「アァアアア!!!! 」
十羽のカラスをぶっぱなす。
でもすべて。
躱された。
「……亞? 」
「何回見たと思ってやがる? ところで 」
歩の足が首に巻き付く。
そしてダラりと、首に足を引っ掛けるように、歩は宙吊りになった。
「テコの原理って知ってる? まぁ説明がめんどくせぇからさ 」
「っ!? 」
グッと歩は体をそる。
その伸びた側頭部に、咲ちゃんはハンマーを振りかぶる。
「体で学べ 」
爆ぜた槌。
ヘリコプターみたいに回る歩の体。
そして私の首も回り、影ごと、ブチリッて、首が、ねじ
切れた。
「チームワークの勝利だな 」
意識がちぎれる寸前、歩のニヤケヅラが脳裏に焼き付いた。
「間だ 」
「あっ? 」
「ダ!!! 」
首の断面から蛇を。
ちぎれた頭を繋げる。
「しぶてぇなおまエッ!? 」
「歩ッ!!? 」
肥大した両腕で二人を掴み、上へ。
上へ飛ぶ。
落ちてきた穴を通り抜けて、研究所に向かう。
(渡しが死んデモ!! 中魔が!!! 咲チャンをヅレガエル¿⊂*……だから歩は!! )
「ん? 」
(黒っちに鯉 )
腹を裂いて産んだ目。
それで歩を、じっと捕らえる。
「あーなんかマズそッ!? 」
「ここど〜こだ? 」
「私の精神世界だよ 」
白い無為の部屋。
そこに私と歩が、テーブルを囲んで座っている。
「じゃあアレか? お前が死ねば、俺の精神はここに置き去りって感じか? 」
「いいや? 私が死んだらキミは元通りだよ。まぁ最も…… 」
バタンって、私の後ろにある扉が開く。
「ここで死ねば精神が終わるんだけどね 」
「うへぇ、追い詰められたからって布留部んなよ 」
「ふるべ? なにそれ? 」
「あぁ知らない? 好きな漫画の話なんだけど 」
「いや漫画とか読んだこと無いし……というかなんで」
「怪異が来ない? てか? 」
ヘラっと笑う歩。
その手には醜く泣きじゃくる、人面の猫の生首が握られていた。
あれは……私の怪異だ。
『てしるゆ……てしゆる…… 』
「コイツひでぇよなぁ。俺が体やるって言ってんのに、苦しいだの助けてだの騒いで、俺を理解してくなかったんだ。だーかーらー、引きちぎってやった 」
歩は生首を投げ飛ばす。
つまりは私の奥の手はいとも容易く破られたんだ。
そんなのもう……
「ふふっ、アハハハハ!!! 」
あまりにも不理解で、笑ってしまう。
「アハハハハッ!! も〜うキミってほんとめちゃくちゃだボッ!!? 」
そうしてたら血を吐いた。
もう毒が回ってる。
「なんで神経毒で血ぃ吐くんだよ? 」
「知らないよ! もう命が長くないってことを意味してるじゃない!? 」
「あ〜なる 」
「ほ〜んとクソだなぁ。というかなんでここが分かったの? 」
「咲にGPS付けてた 」
「うわキッモ!! なにストーカー!? 」
「いや咲じゃなくて哀花のストーカーだ 」
「アハハ!! なんか三周回って笑えてくるよ!!! アハハハハと 」
椅子から転げ落ちちゃった。
というか息苦しい。
足先の感覚が、だんだん、死んでいく。
「ハーっ……ハーっ…… 」
「……お前は頼るべきだったな。咲たちなら多分、助けてって言えば助けてくれたと思うぞ 」
「じゃあ……ナニ? 私のやってきた事は……ムダって……言いたいの? 」
「あぁ 」
「……ふふっ。ほんと……クソだなぁ 」
「人生そんなモンだろ 」
「……だよねぇ 」
歩の取り出した銃が、私のこめかみに。
冷たい銃口が、押し付けられる。
…………寒い。
「ねぇ……寒いよ……お姉ちゃん……手……握ろ? 」
よく分からなくて、手を伸ばす。
そしたら熱いモノに、手を掴まれた。
ゴツゴツしてて、お姉ちゃんの手じゃない。
でも、
「あった…………か」
……?
♢
「……ほんと人生クソだよな 」
握っていた手を、死体になった腹の上に乗せる。
そっと。
優しく。
そして血まみれの銃を自分のこめかみに当てる。
「…………まぁどうでもいいか 」
自殺する。
そしたら、
「よぉ 」
「歩!? 」
目が覚めた。
周りを見るに、研究所の下の方か?
「おはよ〜咲。んでアイツは」
「死んでる。たぶん毒が回ったんだと思う 」
咲の目線の先。
そこには影と羽に包まれる、人とは呼べない死体があった。
「……怪異化のせいか 」
「えぇ……人の部分はもう無くなったんだと思う 」
「…………そっか 」
片手間に指を噛み切り、その断面で怪異に触れる。
そしたら死体も残さず、怪異は音を立てて砕け散った。
「じゃあ帰るぞ咲。彩音と真城が心配だ 」
「……泣いてるの? 」
言われて気がついた。
悲しくもなんとも無いのに、泣いてた。
あぁこれアレか。
「大丈夫だ。ただこびり付いてる罪悪感が悪さしただけだ。全然なんとも思ってねぇし! 哀花以外どうでも良いし!! つーか敵が死のうと関係ねぇし!!! 」
「……言い聞かせてるようにしか聞こえないわよ 」
「と言われてもなぁ、これが普通だし 」
「……そうなのね 」
咲は静かになって、俺の指を治してくれる。
そして走る。
(なーんかヤな予感すんだよなぁ。彩音と真城の位置情報消えてるし。あとなんか……ここに長居するの、マズイ気がする )
「急ぐぞ! 」
「えぇ!! 」
背から迫る変な感覚。
それから逃げるように、二人で研究所を走り続けた。
歩くんは基本的に嘘が苦手なので、あー……とかワンクッション置いたり、早口で誤魔化してます
でも隠し事はめっぽう得意です
比喩無しで、隠し事は墓場まで持ってけるヒューマンです
そして突然始まる図画工作のコーナー!!(生首解説)
黄色い生首『え〜、今日は人の腕を使ってボウガンを作っていこうと思うのぜ 』
赤い生首『よろしく頼むわ 』
黄首『まずは生腕を用意。親指と小指は折っておくのぜ 』
赤首『あら? どうして指を折っておくの? 』
黄首『そうした方が弦を通したときに伸縮性が出るからだぜ 』
黄首『折った指に穴を開け、そこに弦になるものを通していくぜ。伸縮性のあるものならなんでもいいが、今回は献血する時に腕を縛る紐でやるぜ 』
赤首『あぁ、あの名前分からないヤツね 』
黄首『そうだぜ。名前の分からないヤツだ 』
黄首『ここからが少し大変なんだが、腕の骨の形は知ってるか? 』
赤首『えぇっと……あれよね? 骨が二本あって、それに隙間があるやつ! 』
黄首『その通りだぜ。じゃあまずは弦が伸び切る少し手前に目印を書いて、骨の隙間を通して穴を開けてくれ。そうしてそこにトリガーになる物を通す。今回は近くにあったメスで行くぜ 』
赤首『メスがない人はどうしたらいいの? 』
黄首『使い捨ての割り箸でいいんじゃないか? 』
赤首『急に雑ねあんた!? 』
黄首『ここまで来たら後は簡単だ。テープで矢を固定するぜ。今回は矢の代わりに毒メスを使うのぜ 』
赤首『へー簡単ね。少し手間はかかるけど、これなら私でもできそうだわ! 』
黄首『あぁ。これを見た人なら誰だってできる……が、あまりオススメはしないんだぜ 』
赤首『あら、どうしてかしら』
黄首『まずこれ……連射ができないんだぜ 』
赤巫女『……えっ? 』
黄魔女『考えても見てくれ。矢を放つたびに、わざわざテープで固定しなくちゃならないんだ 』
紅白『あっ……確かに 』
マスパ『しかも人の指を使ってるからな。弦の耐久性がほぼ無いに等しい 』
賽銭乞食『えっ。じゃあこの武器って』
キノコノコノコSimejiダケ『作る必要は無いな……まぁ、死体のある戦場とかでは使えるから、覚えておいて損は無いぜ 』
脇『そ、そうね。良かったわ、この時間が無駄になると思ったわ 』
帽子『よし、じゃあ今回はこれまでだ。次回も』
レイマリ『ゆっく』
だく゛でん゛ガー゛ドマ゛ー゛ー゛ン゛!゛!゛!゛!゛
い゛ぎな゛り゛です゛が!゛!゛
い゛ま゛ガー゛ドを゛お゛も゛う゛じ゛ごむ゛ど!゛!゛!゛
な゛な゛な゛ん゛ど!゛!゛!゛
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