しみったれ

　こんな、タイトル多い。

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　悪運にねじふせられるていどの

　実力で よくまあ ここまできたもんだ

　幸先(さきさき)は悪くはないさが おきまりの強がりなんかじゃ

　さえねえ つらがまえにも なるほどな

　しみったれ！

　蔑(さげす)みだとも 憎まれぐちともとればいい

　かがやきより くすみこそにあう

　にやつくな ほめたつもりじゃないからさ

　ひらめきより よどみこそ棲(す)まう

　まさぐるな なにも潜(ひそ)んじゃいないぞ そんなとこ

　良縁(りょうえん)にめぐまれたおかげなのに

　ありがたみ 忘れて ふんぞりかえるなよ

　矛先をむければ尻ごむ へっぴりの弱腰なんかじゃ

　くえねえ 曲者(くせもの)には なれないよな

　しみったれ！

　火がつくまでと 叩けども 青いケツをして

　はばたきより つまずきの数で

　そこにいるおまえ 嫌っちゃないけどさ

　ゆらめきより とまどいを重ね

　ここにいるおまえ 愛せもしないぞ すまねえが

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　だいたい自戒。