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ましかげのりゅうせい  作者: 飯塚 喆
童話というより寓話編
6/24

一人の星/Eternal bearer

 星が、ほしくなった。


 一つ手に取ってみたかった。


 もはや伽藍堂のような薄暗い図書館で一人見た、人がまだたくさんいた頃に書かれた“エホン”というジャンルの本達に、星や月を人が手に入れる話があった。


 大体は手に入れたらすぐに輝きや存在が消えていくのだけれど、それでも、充実感だけでも、味わってみたいと思うようになった。


 少し年が経って、僕は少しの絶望をした。


 あの煌々と輝く星達は物理的に手に入れることはできないらしい。


 でも、石の星なら、地球の重力に引っ張られて、時々落ちてくるらしい。


 少しの絶望はそれと引き換えに僕に夢を見せてくれた。


 僕は旅に出る。


 隕石探しの旅に。

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