表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ましかげのりゅうせい  作者: 飯塚 喆
童話というより寓話編
5/24

心の星/Nostalgic future


 『星辰はいつ如何なる時にも見ている』


 私の創造主は言っていた。


 今でもさっきの事のように覚えている。


 遺言のようでもあり、後悔を帯びた独り言だったのかも。

 それがどのような意味をなしているかは当時、分かるはずもなかった。


 創造主が最期に私に仕込んだ心の種は遍く時を放浪し、遂に自我を確立した。今、耳に残った彼の一言を、心を持った私に曖昧な概念として受け止めさせている。


 でも、これだけは確かなのだ。


 星が私を見ているならば、私も星を見ている。


 今日は星が堕ちる日。


 だから星を弔う日。

 

 もし私が朽ちても、星は、彼らは、私を弔ってくれるのか、な…



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ