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英雄の影の英雄  作者: 信練
1/1

初めて投稿します。

どうしても3部~4部構成にしないと書きにくくいきなり連載形式となってしまいました。

 突如起きたとされる多文明混成現象。科学と魔法をはじめとするさまざまな文明が混在あるいは融合し、世界は大いに混乱した。その後、機能していた国家或いは団体が不可侵協定を交わした年を起点として制定された交文暦開始から98年が経過した。世界は新しい形を未だ模索し続けている。


『8月二日今日のニュースです。まずは昨日発生したアメリ国でのモンスタースタンピードについての続報です。各国の連携には、いまだ課題も多く・・・』

公用ラジオのニュースを流しつつ、ユウジュンは愛機の整備をしていた。それなりに広いスペースの中、作業の音とラジオだけが室内に響く。

 どれ程経っただろうか。ユウジュンはひどく喉が渇いている事に気付き作業の手を止め立ち上がる。

「はい、どうぞ」

周囲に視線を巡らす間もなく、目の前にコーヒーが差し出される。

「ヒカリか。いつから居た?」

見慣れたカップに入ったコーヒーを受け取り、ユウジュンは隣に立つスーツ姿の女性に視線を向ける。

軽くウェーブのかかった金髪と泣きぼくろが目を引く美人である。

「呆れた集中力ね。大体2時間よ。」

「そうか。すまない。」

ヒカリと呼ばれた女性は作業場に置かれている椅子に座り、机を挟んだ反対側の椅子に座るよう促す。ユウジュンも促されるまま椅子に座り、コーヒーで喉を潤す。

「で、今日はどうした?約束はなかったと思うが。」

「相変わらずせっかちね。」

ヒカリは小さく肩を上げてから、背もたれにゆっくりと背を預ける。

「昨日はお疲れ様。MMMの調子はどう?」


「マジック・メカニカル・モジュール」通称MMMエム・スリー。魔導科学の最先端を走る国、ここ混成国家「ノア・サルバ」にて20年程前から運用されているパワードスーツの総称である。一般に広く浸透し人々の生活の基盤にもなりつつある。汎用性、拡張性に優れ最も安価で流通量の多いパーソナル級、戦闘用に調整された軍用のミリタリー級があり、いずれにも属さない物はアナザー級と呼ばれている。


「あぁ、そろそろ誤魔化しも限界だ。」

「パーソナル級で3年も戦闘してればそうなるわね。そんな貴方に朗報よ。」

ヒカリが微笑みながらこの世界で使われる携帯端末を目の前に差し出してくる。

「これは?」

「あなたへのボーナス。それと次の任務の情報が入ってるわ。」

ユウジュンは手慣れた動作で端末を起動させると、空中に文字が浮かび上がる。

「新型の受領とアメリ国のスタンピードに向かう首狩り族のサポートか。」

「首狩り族って、随分ね。」

ヒカリが苦笑いしながら続ける。

「ニューエラ・クルセイダーズ。通称ネック。彼らは最前線での実績もあって国民人気も高いわ。首狩り族なんて、外で言ったら刺されるわよ?」

「かもしれん。」

その後も二人はたわいもない会話を続ける。

「あらこんな時間。待ち時間が長かったせいね。」

「あぁ、すまなかったな。」

「またね。」

 ヒカリは別れの挨拶を投げると、会話の余韻も残さなずまっすぐに外へと歩き去る。その背を見えなくなると、ユウジュンは、自分の端末を起動し任務の内容を確認し始める。

「また、モンスタースタンピードか。このところ多いな。」

端末に作業を移行したまま夜が更けていく。

導入で説明文だけになってしまった感があって、面白くないですね。

軽い気持ちで始めましたが難しいなと思ってます。


続きにするのか、別に書くかは状況見て考えることにします。

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