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第1話 別れと再会

彼女との初デートの帰り主人公 伊武島いぶしま 龍夜りょうやは突然の交通事故で彼女 雨音あまおと 天水そらみを失った。


悲しみの中そんな彼の前に現れたのは半透明で霊体となった彼女だった…

俺の名は伊武島いぶしま 龍夜りょうや今日は俺と彼女の雨音あまおと 天水そらみとの初デートだった。


最初は都内の某テーマパークそこで楽しい一日を過ごす予定だったがあいにくの雨で断念した。


そんな時天水が


「じゃあ、買い物したい!」


と言ったので近くにある某ショッピングセンターに行った。まあ天水といられれば俺は満足だった。


その帰りに事件は起こった。天水が


「今日はありがとう、りょうくん!」


と言って俺の前に出た瞬間、信号無視による車の飛び出しで天水はこの世を17歳という若さで旅立った。


天水は、成績優秀でスポーツ万能その上容姿も抜群こんな俺が付き合っていていいのかというくらいの美少女で学校でも男子だけでなく女子にも人気だった。



そんな彼女を俺は守ることができなかった。


それから週数間たち天水の葬儀が執り行われた。そして俺は葬儀後ベットで声を殺して泣いた。家族には大声で泣く俺の姿は見せたくなかったからだ。

そんな時だ上から声が聞こえてきた。


「りょうくん!」


これは天水の声だ。あまりの悲しさに幻聴まで聞こえ始めたのかと思った。


「りょうくん‼︎」


また聞こえた。俺涙目を拭きながら顔を上げた。


するとそこには半透明で霊体となった天水がいた。そして俺に向かってこう言った。


「ただいま、りょうくん!」


嬉しさで我を忘れかけた俺だったが、それに耐え笑顔で言った。


「お帰り、そらみ!」


その後天水はこの世に戻ってくるまでを教えてくれた。


「車にひかれた後よくわからない場所で目が覚めたの。」


「でね、そこには真っ暗な部屋と2つの椅子が置いてあったの。」


「椅子に座ってね、状況整理をしていると急に上から光が降ってきて、とっても綺麗な女性が降りてきて。」


「あなたは、神様のミスで本来死ななくてよかった場所で、人生を終えてしまいました。そこで我々は、あなたをあっちの世界に戻すことにしました。」


「戻れるですか?」


「ただし元の体ですぐには戻せません。なので魂だけとりあえずあちらの世界にお戻しいたしましょう。」


「それって幽霊になるってことですか?」


「簡単に言えばそうですね。ですので戻してすぐには、普通の人には見えませんが、1人だけなら見えるようにできます。誰を指名しますか?」


「りょうくん‼︎」


「って迷わずに答えたの。」


「それで戻ってこれたと。」


「後その女神?様に言われたのが、毎月満月の日に力が増して普通の人間に戻っていくらしい。」


「本当か!それは良かった〜。」


「ただしこっちのの世界にずっと留めておく訳にはいかないらしく最終的にはあっちに戻らないといけないらしい。」


「そうなのか、じゃあいつ終わるわからない先のことより今を大事にこっちの世界で過ごそう!」


「そうだね。その考え方りょうくんらしいよ。」


「それはそれはどうも。」


そして俺は今の天水には何ができるかを聞いた


「えっと…物を通り抜けたりはできるけど、何かに乗り移ったりはできないかな。」


「他にはある?」


「う〜ん、この服脱げるっぽい。」


「待て待て、それは今はやめろって、ちょ、まっ、って脱ぎ始めるな!」


「あはは、冗談だよ、じょ、う、だ、ん。」


「いくら霊体で見えてるのが俺だけとはいえ女の子なんだから急に脱ぎ出だすな。」


「ごめん、ごめんちょっとからかっただけ、許して、それに彼女だからいいんじゃない?」


「まぁ、天水がそうやっていうなら別にいいけどよ。これからどうするんだもう夜遅いけど、幽霊って寝るのか?」


「どうしよう、別に眠くないし、りょうくんの部屋の中ぐるぐるまってていい?」


「それ楽しいのか?物もさわれないなら何もできないか…まぁ好きにすれば、俺は寝るは、おやすみ。」


「やった!じゃあ好きにするね。おやすみりょうくん!」


いきなりお泊まりちっくになって幽霊とはいえ彼女との初お泊り、恥ずかしさはあったがその日はいろんな思いが混み上がりすぎて疲れたので寝ることにした。


そして俺と天水の普通とは違った日常生活が始まろうとしていた。





今回この小説を書いた イヴ と申します。この作品はパッと思いつきで書いた作品になりますのでよくある展開などになったりするかもしれませんがどうか温かい目で見ていただけると嬉しいです。これからも不定期ではありますが書くつもりでいるのでよろしくお願いします。ちなみにラストシーンだけはどうするか既に考えてあるのはここだけの秘密です。

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