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シスコンメロス 7
義弟の酔いが醒めた頃、意識高い系の依頼主がお縄になった。『ネズミ』からは逃げられない!ということかもしれない。
まあ脇も詰めも甘いから当然かもしれないがそれはともかく、メロスは走らずに済んだのだった。義弟に止められなければ当たって砕けるつもりだったのだが。変なところで律儀である。スラムに住む孤児ならこれ幸いと諸手を挙げて喜ぶ事例なのに。
特に意味はないのだが。途中で投げ出せば何もしないのと同じらしい。その途中までに少なからず何かを得ることもあるだろうが、今回は当てはまらないので考えても栓なきことだ。




