25/25
王様万歳!! 2
三日たったあくる日。メロスは妹から襲撃を受けて処されに行った。妹はまともなのになんで兄はry
そしてなされる感動(笑)のやりとり。
「ああメロス、私のメロス、来てくれたのね!」
「誰がだ、来たくて来たんじゃねぇのよコンチクショウめ。」
歓喜する王様(笑)。
「おお、お前らの友情はとくと伝わった。どうか私もお前らの輪に入れてほしい。」
「は?なに……」
「やめろバカ、拒否ったら暴君再臨だボケ。」
意外としっかりしていた。というより、かなり短絡的なメロスでもわかるほど民の脅しめいた無言の訴えが強いからだった。
なおセリヌンティウスは別に輪に入れるがどうこうじゃなく、『友情』という言葉に反応しただけである。『愛』にすると男色家みたいだからしゃーないところがあるのだが。
それはさておき。
メロスは王へうざったそうな目を向けている。眉間に深いしわを作り目を細め、あからさまに嫌悪している顔だ。それでも、舞い上がっていた王は気がつかなかった。
民は相変わらず騙されやすい王を嘲って、こう叫んだのだった。
“王様万歳!!”と。




