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走るなメロス 2
生徒会室にて生徒会役員たちが話し合っている。
「今日の雑談では、学校に問題児が多すぎる問題について話そう。」
「問題とか言いつつ雑談なのですか」
「そこは横にのけて。まずメロス」
「筆頭に挙げるあたり私情まんてんですね」
「隣クラスですから遭遇率が高いのでしょうね」
「るっさい」
「ではご要望通り余計な口を叩かず申しますと、廊下を走り回る程度ですし問題児と言うほどではないでしょう」
「そうですそうです。」
「やはり私情ですね」
「そうですそうです。」
「るっさい。……次、ディオニス。」
「そうですそうです、そちらです。」
「自称王様の方ですよね、お坊っちゃんでお付きのアレキスさんも同調しますし増長してます。」
「横柄な態度が多いためにボッチですよね~」
「……まあ、それくらいか?」
「議題にしようと言い出したのは生徒会長ですのに、もうネタ切れとは」
「なっさけないですね~」
「……他に誰かいるか?」
「怒ってるのか首をひねってるのか微妙ですね~」
「えぇえぇ、いますいます。」
「「生徒会長ですね」」
「いい性格してんな問題児ども。」
「今年の問題児はかなり大人しくて面白味がないですけど」
「生徒会長が頭悩ませてることは少し面白味がありますよ」




