ダメロス 6
「あのー、メロスさん、なんであんなことできるんすか?」
「あんなこととは?」
「偽王へやったアレです。」
※心(臓)が(目の前で)ドクンドクンするんじゃ~^^
「ああアレ。……こう、脳筋のような……暗殺者のような……そんな母親がいるからじゃないかあ……?はははは……」
メロスは死んだ魚の目をしている。
モブ、ひいた。
「は、はぁ……。」
「……そこでツッコめないからお前はモブなんだよ。」
「メロスさんんっ!?」
*
「拷問訓練を受けてない上に精神的に未熟なんだから五流以下よ三下よ、『なんちゃって暗殺術』と呼ぶのだってかなり譲っているのだからね?」
((子どもをどこに向かわせたいんだこの人。))
「モチのロン、立派な暗殺者よー?」
「「バカなの?」」
この後めちゃくちゃしごかれた。
『正直者が馬鹿を見る』、感慨深い言葉である。
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「……ということで、私の身の上話はこれで終わりね。」
「「重い……」」
「平静に受け流せないからダメなのよ、どんよりしちゃって。ハッピーエンドが決まってるのに。じゃあ次はお母さんのお友達のお話ね。今度はバッドエンドよ。」
「ぎゃくたいだー!」
「子どもをなんだと思ってるー!」
「そうね、やっぱり実技練習にしましょうか」
「「……。」」
「死んだふりは完璧ね、流石は私たちの子だわ」
***
「ふふ~ん、かった!」
「くそっ、おぼえてろよ~!!」
「セリフのセンス直さないかぎり、お前にしょうりはない!」
|‐゜)チラッ
「あー、気分いいっ!」
「そうね、自分より大柄の相手にチャンバラで勝てたのも、日頃の鍛練のおかげね。」
「……。」
「あら、理解はしてるけど認めたくないって顔して。後はいつからいたってとこかしら。やあねえ、外なんだから幾らでも通りかかるわよ。感情のコントロールはまだまだね。せめて表情には出ないようにしなさい」
「子どもの気持ちをせいかくに言葉にするのはよろしくないと思います母さん。」
「言葉遣いは大分よくなってきたわね」
「……。」




