第四話 守護神
久しぶりおです。
|д゜)
元気でしたか?"(-""-)"
「えっと先生、さっきの、守護神って…なんですか?」
私たちは先生に連れだされたこの場所で、
しぶしぶとそう言った。
「ここは特殊な能力がある子しか、受け入れない学校なの。」
特殊な能力…?とゆうより、なんでそんなものがあたしたちに…?
ありえない、なんて三人で顔を見て、目を合わせながら疑問を持った。
「とりあえず、此処の指紋認証装置に手を置いてみて、」
そういわれると。 私たちは〔指紋認証装置だよーン 勝手に触らないでちょーん〕 と
ふざけて書いたのかよくわからないものを見てクスッとした後、
怪しいものの上に手を置いた。
すると、ぶわぁぁぁああああああん!!!!!って、風が舞い上がった。
「な!?なにこれぇ!」
「えっ、いや、スカートが…!」
「ふぁわわわぁ~!」
疎かった私たちは、まだ気付いていなかった。
この学校には守護神とよばれる、自分たちの加護を宿らすものがあるということを。
私たちが風圧で目を閉じていたのを開けると、そこには見覚えのない、
人間のような人間じゃない生き物が立っていた。
「どもども初めまして!エリカちゃんの守護神の、レイニー・ウォレストっていいます。私は、エリカちゃんの涙から生まれたのです。」
その娘は、髪がメチャメチャ長くて、ツインテールをした水色が全体的に目立った子だった。
いかにも≪梅雨≫って感じの、ね。
「あたいはオイチ、ナツキの守護神、エリカの飼い猫だったんだけど、いろいろあってさ、転生しちゃったんだよね、まぁよろしく!」
オイチは髪の毛がとっても個性的で、綺麗で真っ赤な鈴のついたリボンをしている。
一見おいらん(江戸時代に、吉原にいた女性などのことを言う。)のように見えたけど。
「え、えっと!私は特に名前はないんだけど、セレナって言ってくれると!…昔、ミニムを育てたんだけど…覚えてる?なわけないよね?」
外見は、フェミニンの服が似合いそうなエスニック系女子。
森ガールってかんじ?…ってかなんで鹿の母がここに!?
「あなたたちの守護神は、何らかんらの理由で関係を昔持ってたり自分の体の一部だったりするわけ。」
「よくわかんないんですが、私たちの体の一部分のような存在ってことですよね?」
「そゆことー。」
おお、ちょっと理解。
先生に詳しく聞いてみたら、私たちの守護神は戦えるらしい、この世界で、
戦いが起きることはめったなことだし、守護神と合体すれば魔法能力が身につくんだって。
私の守護神は水、ナツキの守護神は炎、ミニムは草属性っていったところかなあ?
「「「ってなわけで私たちは戦えます!」」」
えいえいおー、みたいなのをしたあと、
ざわざわしてて。落ち着きのない教室へと入っていた。
いよいよ本格的にバキューンします!( ゜Д゜)