表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
72/534

【挿話9話後感想返し】スク水が一番似合うのは……?

――ドッバァーーーッ!


ジネット「にゃー!?」

マグダ「……あーれー」

ロレッタ「ぅひゃあ!」

エステラ「きゃあ!?」


――悲鳴を聞きつけ、裏庭へ駆けつけるヤシロ


ヤシロ「どうした!?」


――四人がずぶ濡れになっている


ジネット「トイレの調子がおかしいので、みんなで見に来たんですが……」

エステラ「配管が詰まっていたようでね……」

マグダ「……貯水タンクが壊れて水が降ってきた……」

ロレッタ「うぅ……冷たいです。全身びしょ濡れです……」

ヤシロ「あ~ぁ。酷い有り様だな。とりあえず着替えろよ。風邪引くし、下着が透けてちょっとエロいぞ」

ジネット「後半のは必要ないセリフですよっ!?」

エステラ「ボク……二度目だよ……」


――一同、二階へ行き服を着替える


ヤシロ「…………なんでこうなった?」

ジネット「あ、あの……実は、今朝、みなさんの衣服をまとめて洗ってしまいまして……」

マグダ「……残っていたのが、これだけ」

ロレッタ「全員、スクール水着です」

エステラ「……恥ずかしい」

ジネット「でしたら、エプロンを付けますか?」

エステラ「なんか余計恥ずかしくないかな、その格好!?」

マグダ「……ヤシロのフェチシズムを感じるコーディネート」

ヤシロ「なぁ、マグダの言葉って、ちゃんと他のヤツにも伝わっている言葉なのか?」

ロレッタ「店長さんの胸元がけしからんことになってるです」

ジネット「あ、あの、ロレッタさん。あんまり言わないでください」

エステラ「この、締めつけるような生地に押し潰されてもなお、あの膨らみ…………」

マグダ「……水着に恨みがあるとしか思えない、極度の負荷を与え続けている」

ジネット「無いですよ、恨みなんて!?」

ロレッタ「くしゃみとかすると、『ビリビリッ!』って破れそうですね」

ジネット「そんなことないですよ!? くしゅん、ほら、くしゅん!」

マグダ「……偽くしゃみ、萌え……」

ジネット「どうして何やってもそうなるんですか!?」

ヤシロ「まぁ、ジネットがけしからんのはいつものことだが……」

ジネット「けしからんって言わないでくださいっ!」

ヤシロ「やはり、エステラが一番似合うな」

エステラ「えっ!? ……そ、そんな、気を遣ってくれなくても……別に……」

ヤシロ「バッカ、お前。お世辞じゃねぇよ。エステラがナンバーワンだ!」

エステラ「ほ…………ホント、に?」

ヤシロ「あぁ! スク水はつるぺたの最強装備だか…………」


――ナイフ「キラーン」


エステラ「え? なに?」

ヤシロ「い、いやぁ、エステラは何を着ても似合うなぁ。モデル体型だからかなぁ。あはは」

マグダ「……スク水で、マグダの上を行けるのは、エステラだけ」

ヤシロ「やめろ、マグダ。今は何を言っても、その責任が俺に流れてくるパターンだ。発言は控えろ!」


――マグダ、胸を両手でペタペタしてから、エステラに「グッ!」と親指を突き立てて向ける


ヤシロ「声に出さなきゃいいってことじゃなくてっ! つかお前、地雷踏むの天才的に上手いな!?」

マグダ「……むふー!」

ヤシロ「いや、褒めてねぇから」







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ