【68話あとがき】もしもジネットとお祭り巡りをしたなら……Part2
ジネット「ヤシロさん、冷やしパインっていうのが売ってましたよ!」
ヤシロ「あぁ、あれは美味いよな」
ジネット「食べてみたいです!」
ヤシロ「じゃあ、買いに行くか」
ジネット「ホントですか!? わ~い!」
ヤシロ「あ、おい! あんまり走ると……」
――カランコロンカランコロン、ガッ、すって~ん、ころり~ん、冷やしパインの屋台に「ドカーッ!」氷に激突、そのまま「ガッシャーン!」店のオジサン「おや、まぁ!?」
ヤシロ「大丈夫か、ジネット?」
ジネット「うぅ……痛くて冷たいです…………はぁあ!? ごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっ!」
店のオジサン「いや、いいよ。今ちょうど氷を替えようと思ってパインをどかせたところだから。パインは無事だったし、氷も廃棄するものだからね。気にしないでおくれ」
ジネット「はい……不幸中の幸いで………………くしゅんっ!」
ヤシロ「ジネット、浴衣がびしょ濡れだぞ」
ジネット「氷に突っ込んでしまいましたからね……少し、寒いです」
――濡れた浴衣が「ぺたー」谷間に小さい氷が「ちょこーん」
ヤシロ「…………ごくり」
ジネット「……? どうかされましたか?」
ヤシロ「冷やしパインもいいけれど……」
ジネット「いいけれど?」
ヤシロ「冷やしボインもいいよねっ!」
ジネット「懺悔してくださいっ!」




