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異世界詐欺師のなんちゃって経営術【SS置き場】  作者: 宮地拓海


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【150話後感想返信】マグダとミリィ、恋バナをする

マグダ「……みーりーぃーちゃーん、あーそーぼー」

ミリィ「ぇ、ぇっ!? な、なに? どうしたのまぐだちゃん?」

マグダ「……やってみたかっただけ」

ミリィ「びっくりしたぁ。なんだか、わかんないけど、ちょっとびっくりしちゃった」

マグダ「……ギャップに萌えた?」

ミリィ「ん……でも、ないかな?」

マグダ「……ミリィの恋心は動かせないか……」

ミリィ「まぐだちゃんはどのポジションに立ってるの? みりぃの恋人候補なの?」

マグダ「……みりぃは、どんな人が好み? すなわち、タイプ?」

ミリィ「ぇぇ!? ……ょ、よく、わからない……よ」

マグダ「……よく分からない人が好み?」

ミリィ「違うよっ!?」

マグダ「……語尾が『もじゃしゅぷー』」

ミリィ「よくわからない!?」

マグダ「……『ミリィは可愛いもじゃしゅぷー』」

ミリィ「ぁぅ……ぁまり、嬉しくない……ね」

マグダ「……『結婚してしゅぷー』」

ミリィ「『もじゃ』どこいったの?」

マグダ「……まさか『もじゃ』の行方を気にされるとは……さすがミリィ、ちょっと変な娘」

ミリィ「ぇえっ!? ま、まぐだちゃんに言われると……なんだか、複雑……」

マグダ「……今日は有意義に恋バナをしようと思う」

ミリィ「まぐだちゃんは、好きな人とかいるの?」

マグダ「……………………のーこめんと」(照れ照れもじもじ)

ミリィ「ぇ、秘密なの!?」

マグダ「……マグダのことはいい。今日はミリィの恋愛事情を丸裸にするっ」

ミリィ「ぅぇえっ!? み、みりぃ、そういうのは、ちょっと……」

マグダ「……且つ、ミリィも丸裸にっっ」

ミリィ「そういうのも……ちょっと……」

マグダ「……誰か、気になるてんとうむしさんいないの?」

ミリィ「限定してるよね!? 決めてかかってるよね!?」

マグダ「……気になるチャラたぬきは?」

ミリィ「ぱーしーさんは、別に……」

マグダ「……野菜ワニ」

ミリィ「もーまっとさんは優しいけど……歳がずっと上だから」

マグダ「……散々イヤラシイ手で嫌がらせをしておいて最近いい人ぶっているブタ野郎」

ミリィ「ぁ、あの……あっすんとさんも、いろいろ事情があったわけでね……そろそろ許してあげてもいいと思うよ?」

マグダ「……ウーマロ」

ミリィ「なんで、うーまろさんだけ名指しなの? 匿名性は必要ないの?」

マグダ「……誰一人として、ミリィの恋心は動かせないか…………魔性の女め」

ミリィ「そ、そんなことないよ? みりぃ、あの、まだちょっと、よくわかんないだけで」

マグダ「……実は、マグダもちょっと、分かんない。だから、ミリィに色々聞きたかった」

ミリィ「まぐだちゃんも分からないの?」

マグダ「……好き…………だなぁ……とは、思う…………けど、独占したいかと言われれば………………みんなでいる時が、すごく…………楽しい」

ミリィ「……ぅん。わかる」

マグダ「……これは、恋?」

ミリィ「むずかしいよね。みりぃにもわかんない」

マグダ「…………むぅ。ちょっと……胸のところがもやもやする」

ミリィ「大丈夫?」

マグダ「……ミリィの胸をさすれば治る」

ミリィ「治らないよ。自分のをさすってね」

マグダ「……笑顔で返されてしまった……セクハラし甲斐の無い……」

ミリィ「頭なら、撫でて上げるよ?」(そっと手を上げる)

マグダ「……あっ……」(咄嗟に頭を押さえる)

ミリィ「ぇ……ダメ?」

マグダ「…………あ、頭を撫でるのは…………許可制、だから」

ミリィ「……ぅん、そっか。てんとうむしさん専用なんだね」

マグダ「………………むぅ…………」

ミリィ「まぐだちゃん、かわいいね」

マグダ「……弄るつもりが……弄られてしまった…………出直してくる。次は、負けない」

ミリィ「ぅん。また遊ぼうね」







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