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異世界詐欺師のなんちゃって経営術【SS置き場】  作者: 宮地拓海


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【60話後感想返し】もしもお祭りでミスコンをしたなら……

ジネット「『みすこん』ってなんですか?」

エステラ「祭りを盛り上げるためのイベントをヤシロに頼んだら、『みすこん』っていうのがジャスティスだとか言っててね……まぁ、碌でもない企画だと思うよ」

ジネット「でも、なんだか面白そうじゃないですか?」

エステラ「女性の美しさを競う大会みたいだよ」

ジネット「では、エステラさんが優勝しちゃいそうですね」

エステラ「ぅええっ!? そ、それはないよ! ボ、ボクなんか、全然……」

ジネット「エステラさんはとても綺麗で魅力的な女性だと思いますよ」

エステラ「そんなの、ジネットちゃんの方こそ!」

ジネット「わたしは、そういう華やかなものには向きませんので。陰ながら応援していますね」

ヤシロ「そうはイカの一夜干し!」

エステラ「……どっから出てきたのさ、君自身も、そのけったいな言葉も!」

ヤシロ「お前たちは二人とも、もうすでにエントリーされている!」

ジネット「ぅぇえっ!? どうしてわたしまで!?」

ヤシロ「ジネット。ミスコンには水着審査があるんだぞ? エステラだけじゃ客が納得しないじゃないかっ!」

エステラ「とりあえず、君と、納得しなかった客にはそれなりの制裁を加えさせてもらうよ」

ジネット「で、でででで、でもでもでももももも……」

ヤシロ「とりあえず落ち着け、ジネット」

ジネット「わたし、何をすればいいのか全く分かっていなくて……」

ヤシロ「大丈夫だ。お前はただ立っているだけでいい」

ジネット「そうなんですか?」

ヤシロ「あぁ! この『とてもじゃないけれど人前では着られない卑猥なビキニ』を身に着けてなっ!」

ジネット「人前に出られないほど卑猥なものを身に着けて人前には出られません!」

ヤシロ「そういうことを言うだろうと思って、普通のビキニとリンボーダンスセットを用意しておいたぞ!」

ジネット「卑猥です! 発想がことごとく卑猥ですよ、ヤシロさん!」

エステラ「やっぱりそういう大会なんだね!? だとしたら、ボクは断固反対させてもらうよ」

ヤシロ「お前にもちゃんと用意してあるんだぞ、水着」

エステラ「は、はぁ!? な、なんでボクが、君に用意された水着を着ないといけないのさ!?」

ヤシロ「お前にぴったりの水着を選んできた。絶対似合うと、俺は確信している」

エステラ「そんなこと言われたって……」

ヤシロ「見てみたいなぁ……この水着を着たエステラを…………これさえ着ていれば優勝だって夢じゃない」

エステラ「お世辞を死んでも言わないヤシロが、そこまで…………ど、どういう水着なのかな?」

ヤシロ「興味出てきたか!?」

エステラ「きょ、興味だけだからね! 着るとは言ってないからね!」

ヤシロ「こいつを見れば、お前だって着たくなるさ! なにせ、清純を絵に描いたような、健全な水着だからな」

エステラ「卑猥なものじゃないなら……着てみても、いい、かな?」

ヤシロ「なら見るがいい! これが、我が国の伝統! つるぺたの最強装備! スク水だっ!」

エステラ「誰がつるぺただ!?」







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