【57話後感想返し】ロリコンことハビエルをこらしめる
ウーマロ「マグダたん。怖いロリコンが来ても大丈夫ッス! このオイラが、マグダたんには指一本触れさせないッス!」
マグダ「……平気。最近マグダは大人の魅力を得つつあるから。もはやロリコンではない」
ウーマロ「ぅはぁぁあっ! 明後日な勘違いしているマグダたん、可愛いっ!」
マグダ「……勘違い……っ!?」
ハビエル「よぉ、トルベックの棟梁! お前さん、ここのウェイトレスに入れあげてるみてぇだな!?」
ウーマロ「出たな、ロリコン!?」
ハビエル「鏡見て、もう一回今のセリフ言ってみろ!」
ウーマロ「マグダたんはロリじゃないッス! 天使ッス!」
ハビエル「マグダたんってのは、そっちのちっさい娘っ子か?」
マグダ「……そう」
ハビエル「ふ~ん…………」
ウーマロ「やめるッス! 見るなッス! マグダたんが減るッス!」
ハビエル「娘っ子。お前、歳は?」
マグダ「…………気持ちは十七歳」
ウーマロ「はぁぁん! 上にサバ読むマグダたん、マジ天使っ!」
マグダ「……実年齢は、十二歳」
ハビエル「はんっ! 二桁か!? もうババアじゃねぇか!」
ウーマロ「なにぃっ!?」
ハビエル「ワシのストライクゾーンは三歳から九歳まで! それ以外に興味はないわぁ! 帰れ!」
ウーマロ「ここはマグダたんの職場ッス! 帰るのはお前ッス!」
ハビエル「年齢二桁は、人生のロスタイムだ! 終わりかけだ! 終わりかけのレイディオだ!」
イメルダ「へぇ…………終わりかけ、ですの?」
ハビエル「はっ!? イ、イメルダ!?」
イメルダ「当年とって十八になったワタクシは、もう人生のロスタイム、終わり始めたマイレボリューションですのね?」
ハビエル「ち、ちちち、違う! お前は、お前だけは例外だよ、マイドーター!」
イメルダ「よぉく分かりましたわ! お父様! 今までお世話になりました! ワタクシ、四十二区で独り暮らしをして、さっさと実家を出て行かせていただきます!」
ハビエル「イメルダ! 待ってくれ! ワシの生きがい! イメルダぁ!」
妹「おじちゃん、泣くのー?」
妹「泣いちゃダメだよー?」
ハビエル「ちょーーーーーーかわうぃいいーーーー! 一桁代最高ぉぉおおおぅっふぅうう!」
イメルダ「さようなら!」
ハビエル「違うんだ、イメルダァー!」
ヤシロ「ふふふ、いいタイミングだったぞ、妹たち」
妹「褒められたー!」
妹「えらいー!」
ウーマロ「あ……ヤシロさんの差し金だったんッスか。どうりで……」




