表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界詐欺師のなんちゃって経営術【SS置き場】  作者: 宮地拓海


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/534

【52話後感想返し】マグダとデリアをもふもふする

デリア「おーす! ヤシロ、遊びに来た…………ぞぉぉぉああああああっ!?」

ヤシロ「よう、デリア。(もふもふ)」

マグダ「……もふもふ」

デリア「な、何やってんだよ、昼間っから、破廉恥な!?」

ヤシロ「何って……あぁ、そういや獣人族の耳はおっぱいなんだっけ?」

デリア「おっぱいではないけどな!」

マグダ「……マグダは気にしない。むしろ、デリアは気にし過ぎ」

デリア「で、でもな? お母さんに『耳は、オムコさんになる人にしかモフモフさせちゃダメだぞ、コンチキショウ』って言われてたから」

ヤシロ「……なんでもいいが、お前の母親、口悪いな……

マグダ「……なら、マグダはヤシロをオムコさんにするからいい」

ヤシロ「あぁ、昔近所の子供が似たようなこと言ってたなぁ……『大きくなったらヤシロお兄ちゃんのお嫁さんになるー!』……で、一年もしないうちにクラスのガキと付き合ってたっけなぁ…………子供の約束ってそんなもんだよな……」

マグダ「……むぅ。ヤシロが本気にしてくれない」

デリア「だ、だいたい、マグダはまだ子供だろ!? 十年早いんだよ」

マグダ「……あと三年で成人」

デリア「それでも、マグダは十年早い!」

マグダ「……ろくに耳モフもされたことが無いくせに」

デリア「あ、あたいだってあるよっ! その…………ヤシロに…………」

マグダ「…………ほぅ?」

デリア「ヤシロ! いつまでマグダの耳をもふもふしてんだよ!?」

ヤシロ「いや、気持ちいいんだよ、マグダの耳」

マグダ「……当然」

デリア「そ、そんなのダメだ! マグダにはまだ早い!」

ヤシロ「むしろ、子供の方が頭撫でる対象だろうに……」

デリア「ど、どうしても耳をもふりたいんだったら…………あ、あたいの……あたいの耳をもふもふすればいいよ!」

ヤシロ「お、いいのか?」

デリア「ヤシロなら………………許すっ!」

ヤシロ「デリアの耳は肉厚で気持ちがいいんだよな。じゃあ、ちょっと座ってくれ」

デリア「あ、あの…………恥ずかしいから、向こう……向いてていい?」

ヤシロ「ん? あぁ、構わないけど」

デリア「じゃ、じゃあ………………どうぞ」


――もふもふ


デリア「……っ!?」


――もふもふもふもふ


デリア「ん~~~~~~~~~~~っ!」


――もふもふもふもふもふもふもふもふ


デリア「あ、ああああ、あの、ヤシ、ヤシロ……そ、そろそろ……」


――もふっふもふっふ、もももふもっふ、もっふっふっふーんもっふ


デリア「ふぁぁああああっ! もうダメだ! これ以上は……っ!?」


――デリア立ち上がり、勢いよく振り返る


マグダ「……実は、マグダでした!」

デリア「お前がもふってたのかぁぁぁあっ!?」

ヤシロ「なんか、全力で横取りされた…………ちぇ~……」







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ