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【94話後感想返信】ジネット、怖い話に怯える

『仄暗い水のそこかしこから』


ヤシロ「水辺は怖い。よって夜中には近付かない」

ジネット「落ちるから、ですか?」

ヤシロ「……寄ってくるからだ」

ジネット「ひっ!? ……よ、寄ってくるって…………な、何が、ですか?」

ヤシロ「幽霊と……外でいかがわしいことをしたがる開放的過ぎるカップルが……だ!」

ジネット「それは……どちらを怖がればいいのでしょうか……?」

ヤシロ「例えばな。夜中、池のほとりに小さな女の子がぽつんと立っていたとする……」

ジネット「も、もう、なんだか怖いですっ!」

ヤシロ「その娘が、ゆっくりとこっちを振り返り……こう言うんだ…………」

ジネット「…………ごくり」

ヤシロ「『お兄ちゃん、大好き』」

ジネット「…………え?」

ヤシロ「連れて帰っちゃうよね」

ジネット「誘拐ですよ、それ!? 普通の犯罪です!」

ヤシロ「でも、その娘がロリ巨乳だったら!?」

ジネット「ダメですからね!?」

ヤシロ「二人は愛し合っているのに!?」

ジネット「倫理的にNGです!」

ヤシロ「じゃあ、仮にこんな兄妹がいたとしたらどうだ?」

ジネット「どういう兄妹ですか?」

ヤシロ「お兄ちゃんが大好きで、べったりと甘えていたい妹」

ジネット「可愛いですねぇ」

ヤシロ「その可愛い妹のおっぱいを弄り倒したい兄」

ジネット「お兄ちゃんの方が大変です!」

ヤシロ「大変じゃない、変態だ!」

ジネット「自覚があるなら自重してください!」

ヤシロ「でもロリ巨乳だから!」

ジネット「『でも』がなんの意味もなしていませんよ!?」

ヤシロ「そんなロリ巨乳を求めて、仄暗い水のそこかしこから、どうしようもないオッサンたちが……」

ジネット「怖いです! これまで登場した何よりも怖いです、その人たち!?」

ヤシロ「だから、夜中に水辺に近付いてはいけないのだ」

ジネット「……うぅ、怖くて近付けないです」






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