表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
153/534

【89話後感想返信】ネフェリーの恋する乙女思想

ネフェリー「ふぅ……これでよし。おとうさ~ん! 卵の積み込み終わったよ~!」

ヤシロ「よぅ! 今日も働いてるな」

ネフェリー「ヤ、ヤシロ!? ど、どうしたの急に?」

ヤシロ「ちょっと、顔が見たくなってな」

ネフェリー「えっ!?」


――ネフェリー、慌てて前髪(!?)を整える


ネフェリー「ど、どど、どうしちゃったのよ、急に、そんな……私の顔が見たいだなんて……」

ヤシロ「いや、お前の顔じゃねぇよ」

ネフェリー「………………お父さん?」

ヤシロ「お前は、俺をどのジャンルの変態にしたいんだ?」

ネフェリー「じゃあ、何よ?」

ヤシロ「ちょっと、ニワトリの顔を模写させてほしくてな」

ネフェリー「どうして?」

ヤシロ「ちょっと使うんだよ。模型を作ったりしてな」

ネフェリー「ふ~ん。じゃあ、好きに描いていいよ」

ヤシロ「悪いな」

ネフェリー「ちょっと待っててね。これ、綺麗な椅子だから座っていいよ。それと、ヤシロが助けてくれた子が立派に成長したから、その子を描いてあげて」

ヤシロ「おぉ、そうか、じゃあそうするかな」

ネフェリー「ねぇ、この子に名前付けてあげてくれない?」

ヤシロ「俺が?」

ネフェリー「うん。だって、ほら。こんなに懐いてるし」


――ニワトリ、ヤシロの膝の上で大暴れ、羽「バサバサー!」蹴り「どかすか!」


ヤシロ「……一切懐かれてないんだが?」

ネフェリー「あ、愛情表現よ!」

ヤシロ「そうだなぁ……じゃあ、俺とお前の名前から一文字ずつ取るか」

ネフェリー「えぇぇっ!? そ、そんな…………い、いいの? それでいいの?」

ヤシロ「ニワトリの名前だろ? 気楽にいこうぜ」

ネフェリー「そ、そうね! 気楽にね!(きゃー! 私とヤシロの名前から取るなんて! まるで二人の子供みたいじゃな~い! 予行演習? これって予行演習!?)」

ヤシロ「うん。決めた!」

ネフェリー「な、なんて名前!?」

ヤシロ「シロー!」

ネフェリー「私の名前『ー』しか取られてないじゃないっ!?」






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ