異世界詐欺師のなんちゃって経営術【SS置き場】

【８８話後感想返信】オメロの無い物ねだり

オメロ「よぉ、兄ちゃんよぉ。無い物ねだりって、あるよなぁ？」

ヤシロ「なんだ、品性でも欲しいのか？」

オメロ「あるわ、バカヤロウ！」

ヤシロ「あるなら、その卑猥なブーメランビキニで外をウロつくな、バカヤロウ！」

オメロ「そうじゃなくてよ！　……毎日見ているタイプじゃない、真逆の女の子に惹かれるよなって話だよ」

ヤシロ「あぁ……つまりお前は、デリアとは真逆のタイプの女の子が好きなわけか？」

オメロ「ま、まぁ、平たく言えばな……兄ちゃんのところにいるよぉ、ほら、あの子とか、可愛いよな」

ヤシロ「デリアと真逆と言えば……ジネットか？」

オメロ「バカヤロウ！　マグダたんだよ！」

ヤシロ「真逆って、おっぱいの話かよっ！？」

オメロ「それ以外になんの話がある！？」

ヤシロ「それ以外の話が出来ないなら、お前は最低だ！」

オメロ「オレはなっ、控えめな感じがいいんだっ！　川の流れに逆らわない、立て板に水的美少女！　最高じゃねぇか！」

ヤシロ「俺は爆乳派なんで、理解しかねるな」

オメロ「爆乳なんて……乳がデカいのなんかいいことねぇだろぅ！？　脂肪だぜ、ぜい肉！　無駄を蓄えてるんだよ！　乳のデカい女は、そこんとこ分かってねぇんだよ！　ちょっと頭が足りないんじゃねぇのかねぇ！」

ヤシロ「…………だ、そうだぞ。デリア」

オメロ「………………………………え？」

デリア「オメロ…………」

オメロ「お…………おやっ…………おやかっ……………………（ぱくぱくぱく……）（←過呼吸）」

デリア「ちょ～っと…………泳ぎの練習しようか…………三日ほどぶっ続けで」

オメロ「ご、ごめんなさあぁぁぁあいっ！」

デリア「待ちやがれ、テメェ！」

ヤシロ「お～お～……ばいんばいん揺れちゃってまぁ……やっぱ。爆乳は最高だな」