表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
135/534

【86話後感想返信】見極める目を鍛える

ジネット「あら? あの、ロレッタさん」

ロレッタ「はいです」

ジネット「この定食、お漬物が付いていませんよ」

ロレッタ「あっ! 忘れてたです! すぐ持ってくるです!」

ジネット「慌てないようにしてくださいね」

マグダ「……ロレッタはおっちょこちょい」

ジネット「あら、マグダさん。エプロンが表裏逆ですよ?」

マグダ「…………ドジっ子萌え?」

ジネット「ドジっ子さんは可愛いですが、衛生面の観点から、制服は正しく着てくださいね」

マグダ「……反省」

ヤシロ「よく人のミスに気が付くな。俺は言われるまで気が付かなかったぞ」

ジネット「なんとなく、パッと見て『あれ、なんか変だな』って思うんです。いつも見ているものと見え方が違うからでしょうか?」

ヤシロ「ふむ。ウチの親方が言っていたんだがな。『技術者は、技術を磨く前にまず、良品と不良品を見極める目を鍛えろ』って。どんなに技術を磨いて腕を上げたところで、不良品を量産していては意味がないからな。まずは品質を管理出来る目を育てるんだ」

ジネット「それは大切なことですね」

ヤシロ「ジネットはそれがちゃんと出来てるってことだな」

ジネット「わたしはただ、お客さん一人一人に満足していただきたいと思っているだけです」

ヤシロ「それがなかなか出来ないんだよ。俺はそういう細かい変化や物の違いに疎くてなぁ……」

エステラ「やぁ、みんな! 遊びにきたよ!」

ヤシロ「エステラ。コンマ2ミリの薄さのパットを胸に入れるのはやめろ」

エステラ「な、なぜこの薄さで気が付くんだい!?」

ヤシロ「一目瞭然だ!」

ジネット「ヤシロさん……十分、目が鍛えられています……」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ