【82話後感想返信】陽だまり亭流、最高の、お・も・て・な・し
ヤシロ「で、四十区のラグジュアリーの接客が酷かったもんで、『ウチは最高の接客を!』というスローガンのもと、マグダとロレッタがすげぇ頑張ってるんだ」
パーシー「へぇ。そんな酷かったのか、あのケーキ屋」
ジネット「ご存じなのですか?」
パーシー「モリーがな、前に食べたいって言ってたんだよな。結局、買ってやれなかったけど」
ジネット「でしたら、是非当店でお買い求めください」
ヤシロ「おぉ、それがいいな! 金を落としていけ、成金」
パーシー「おい、言い方! 言い方に気を付けろよ、あんちゃん!?」
ヤシロ「今なら特別に、知人割増しで四倍の値段で売ってやろう」
パーシー「ぼったくるなよ!? あと、『知人』って…………他人行儀は、やめろよな」
ヤシロ「なら、『顔見知り割り増し』で……」
パーシー「余計に距離感出ちゃってんぞ!? あと、割り増すな! 引け、引け!」
マグダ「……ヤシロ。お客さんには、もっと丁寧に接するべき」
ロレッタ「そうです! ウチは最高の接客を目指すです! お客さんには優しくするです!」
パーシー「ははっ! あんちゃんと違って、この娘たちはまともなんだな」
マグダ「……たとえ相手がアホのパーシーでも、差別はしない」
ロレッタ「この程度のお客さんにも最高のおもてなしを目指すです!」
パーシー「って、おい!」
マグダ「……パーシー如きがもてなしてもらえる店」
ロレッタ「真心のおもてなし(チャラ男も可)です!」
パーシー「やっぱダメだ! この店、みんなどっかおかしいわっ!」