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百鬼夜行の新しい仲間

「小僧・・・貴様が竜の末裔か」

とてつもなく殺気が込められてる声で俺は少しずつ意識を取り戻す。

ゆっくり目をあげると回りは漆黒の闇に包まれていた。

「ここは・・・?俺はどうしてここに・・・?」

「今世でも貴様は我の野望を阻止しようとするのか?」

俺は声がした方へ向く。

しかし、そこにはなにもない。だけど俺には分かるそこには禍々しい妖力の塊がある。

「お前は・・・誰だ?」

「小僧貴様はもうわかっているのではないか?」

「大天狗の妖力の塊だな」

俺はその妖力の塊を睨む。

「正解だ やはり貴様が覚醒したというのは本当だな」

「じゃここはお前の結界の中という事だな」

「そこまでわかるようになったのか・・・これは早めに処分した方がいいな」

そう言った瞬間に回りの闇から無数の手が伸びてきた。

「ここに顕現せよ 倶利伽羅!」

俺がそう叫ぶと何も持ってはずの手の中に一振りの刀が握られたいた。

「ほう 倶利伽羅所持者か ますます殺したくなってきたな!!」

無数の手が俺を捉えようとして攻撃を仕掛けてくる。

「ハッ」

俺は近くに居た手を切った。

するとその直後に再生が終わり再び、俺を襲いに来る。

「なんなんだこれは?!」

「妖力で出来た手がいくらでも再生する」

大天狗の妖力の塊が勝ち誇った顔で俺を見ていた。

「いくらその刀が妖力を無効化しようと我は倒せない」

「クソ!何かいい方法は・・・あった!」

俺は妖力を刀に集中し、前回山姫のゴーレムを倒した時に使った技を使えば勝てると考えた。

最近は妖力を少しだけコントロールできるような気がする。

前回みたいに倒れることはないだろう。

「小僧いい事を教えてやる この結界の中だと貴様の妖力は刀に集まらないよ?ヒヒヒ」

「何?!」

確かにさっきからずっと刀に妖力を込めてるのに全然集まらない。

このままじゃまずい。

「このままこの我に精気を吸われて死ね!」

「くっ・・・」

その時、結界が揺れた。

「な なんだ?」

「チッ 小僧今回は命拾いしたな!だが次会った時には必ず貴様を仕留める!」

すると、俺の周りの闇が霧のように消えていった。

「なんがどうなっている?」

と後ろから2人の女の子の声が聞こえてきた。

「龍太大丈夫?」

「やっほー龍太―」

姫と山姫である。

「お前らなんでここに?」

「かなりの量の妖力を感じで来た。」

「そっ ここに普通じゃ集まらない量の妖力が集まったから見に来たわけ」

「それはともかく龍太~さっきのやつなんだったの??」

「大天狗の妖力の塊だったよ」

俺は素直に姫と山姫にその事を話した。

「龍太・・・アンタよく大天狗の結界の中で死ななかったな・・」

「普通大天狗の結界に迷い込むと人間だろうと妖怪だろうと動物だろうと皆精気や妖力をすべて吸い取られるといわれているのに君はすごいよ」

俺の話を聞いた姫と山姫が率直な感想を言ってくれた。つまり俺って始めての生存者じゃないか?大天狗が始めて自分の結界に入った生き物を生きて帰した、これで俺が2重の理由で狙われるな・・・

「にゃ~」

「ん?」

「どうした龍太??」

「今どっかから猫の泣き声を聞いたような・・・」

「ワタシは聞こえなかったな」

「私もです」

「じゃ俺の空耳か」

覚醒した今、俺の五感が大幅にアップしてるから空耳という事はない。姫や山姫に聞こえないならここの近くにいないという事か。

「にゃ~」

「?!」

確実に近づいてきている!

「どうしたの龍太~?」

「なぁ本当に猫の鳴き声聞こえない?」

「龍太・・・そんなに猫が好きならワタシが猫になってもいいよ・・・?」

山姫が恥ずかしそうに自分の髪を弄っていた。

俺は思わず妄想してしまった。

ふわふわな耳にサラサラな白い髪、さらにくりとしたかわいいサファイヤ色の目・・・すごくいい!!

すると、頬に微かな痛みが走った。

「イテテ ちょつねるなよ」

「龍太変な事考えてる・・」

「い いや別に変な事考えてなんて・・」

そのときに、足元に何かが俺の脚に何かを擦り付けてるのを感じた

そして、俺は足元を見るとそこには一匹に猫がいた。

だがその猫は普通の猫とは違った。

なぜなら俺はその猫から少し妖力を感じ取ったからだ。

「かわいい猫ちゃんだー」

山姫はいきなり猫を抱き上げた。

猫は山姫の腕の中で暴れいていたが山姫は気にせずずっと下ろそうとしない。


すると

「そろそろ離せにゃ」

「すごい・・・・この猫がしゃべった?!」

え?そこ??

「普通の猫でしゃべる猫は初めてだ」

姫まで何を言ってるんだ?

「二人ともこの猫からすごく微力の妖力が出てるけどわからない?」

すると二人とも目を閉じて数秒

「「ぜんぜん感じない」」

感じないのかよ!と言おうとした瞬間猫が俺に飛びついてきた。

「やっぱりお主が竜の末裔だにゃ」

猫は俺の顔にスリスリしてきた。

基本的に俺はペットが嫌いじゃないから頭を撫でてやった。

「にゃ~」

気持ちよさそうな声で鳴いていた。

「さて本題に入ろうか」

俺は改めて猫を見た。

「そうだにゃ まずはこの姿をなんとかしなとにゃ」

そう言った猫の体から光が発し、だんだんその姿が人間の姿になった

・・・こいつって学校で噂にされていた人間になれる猫だと確信した。

しばらくすると猫は人間の姿に変わった・・・まではよかった、こんな事は先にわかっていたはずなのに何で忘れていたのだろう・・・目の前には一糸纏わない少女(頭には耳があって、尻尾もあった)が居た。

「り 龍太は見ちゃ駄目!」

後ろから山姫が両手で俺の目を隠した。そして、やわらかい二つのマシュマロが俺の背中にあっている。

「これを着て」

姫が自分が着ていた上着を少女に差し出した。

「ありがとにゃ」

「山姫当たるんだけど・・・」

そして、山姫は始めて自分の胸が俺の背中に当たってる事に気づいて、急いで離れた。顔がすごく赤かったのは言うまでもなかった。

その時にはもう少女は上着を着ていた。

「龍太の百鬼夜行に入れてにゃ」

「え?!」

今日作ろうと決意してまだ一日も立っていないのにどうやって知ったんだ?

「今日ずっと龍太を近くで観察したにゃ」

しかも心まで読まれてる?!

「私のお母さんは大天狗に妖力を吸われて死んだにゃ」

「・・・・っ」

いきなり空気が重くなった気がした

「だから私お母さんの仇を打ちたいにゃ そのためには仲間が必要だにゃ」

少女は真剣なまなざしで俺を見ていた。

「わかった 歓迎しよう」

俺は少女を百鬼夜行に入れることにした。

「2人も問題ない?」

「「うん」」

「ありがとうにゃ」

緊張が切れて安堵した表情を浮かべていた。

「私のことは小春と呼んでにゃ」

「わかった小春 でも何で小春なんだ?」

「よくわからないけどお気に入りだにゃ」

「そっかわかった」 

こいうして俺の百鬼夜行新しい仲間が加わった


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