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大天狗復活の第一歩

今、俺はこの町の一番高い場所、つまり学校の屋上に居る。

俺は妖力で視力を高めた。

遮るものが何もなく、町全体を見渡せた。

「見つからないか。。。」

確かに陣淵とか言ったな ヤツは確かに地面に溶けて行った 

「って事でこのままここで見ても何もわからないと言うことか・・・」

俺は屋上から飛び降りスタンと地面に経った。

「足で探すしかないか!」

そういいながら俺は町全体を捜索する事を決意した。


その頃、陣淵は以前姫乃が居た洞窟の下の隠れ空間に居た。

「ここなら儀式も上手く行けるだろう 不思議となぜだかここの妖力の集まりがいい」

陣淵は腕に抱えた朱音を石で出来たベッドに寝かせた。

周りには血で書かれたお札が朱音を囲むように張られていた。

「大天狗様 今あなたを助けて見せます」

すると朱音の体が宙に浮き、周りの札が朱音の体に張り付き少しずつ同化していた。

「大天狗様 しばしお待ちください」



「手掛なしか・・・」

俺は姫乃と小春達と合流した後結果をシェアしたが、手掛はなにもなかった。

仕方なく俺と姫乃達は一回俺の家に帰った。

リビングに入った俺はソファに寝てる姫と空狐に声をかけた

「二人とも大丈夫か?」

「心配はご無用です こんな傷すぐに治りますから」

「私も大丈夫 後1時間すれば完治ではないがだいだい治る」

「そうか ならよかった」

「その龍太ごめん 私が居ながらも朱音が攫われてしまった」

「それは姫のせいじゃないよ」

「それでもごめん・・・ 私が回復したら水を使ってこの一帯を調べてみるよ」

「うん ありがと」

「龍太さん 私も手伝いますのでなにかありましたら遠慮せずに私に言ってください」

「ああ わかった 今はゆっくり休め」

「はい」

俺はリビングから出て風を当たりに行った。

「やっぱり 俺には誰も守れないのかな?」

「そんな事はない龍太!」

「うわあ びっくりしたなんだ姫乃か」

「龍太はさっき私達を守るために戦った!」

姫乃は目に涙をためながら俺に言った。

「龍太は・・・強いよ! でも!私達のせいで朱音が攫われたんだ・・・」

俺は優しく姫乃をハグした。

「心配すんな姫乃すぐに取り戻してくるさ それとありがとな」

「うん」

しばらく姫乃は俺の胸の中で涙を流した。



「なぜだろうか思ったより同化速度が遅い このままだと見つかるのも時間の問題・・・ならこちらから出向こうか」

陣淵は再び地面に溶けて、何処かへ行ってしまった。


「龍太 もう大丈夫」

少し家で待っているとよろよろしながらリビングから姫が出てきた。

「おおい 姫まだ40分しか経ってないよ! 無理しちゃだめだ!」

「でも朱音が攫われたんだ! 私が朱音の居場所を突き止める!」

体がぼろぼろでも目に戦意があった。

「はぁ わかったよ でももし持たないと思ったらすぐにやめる事いい?」

「うん わかった」

そして、俺達は外に出て姫は水を使って捜索を開始した。

少しの間沈黙が続いた。

「なに?!」

「姫どうしたんだ?!」

「居場所がわかりました・・・でも・・・」

「本当か!どこなんだ?」

「姫乃がいた洞窟の真下です」

「真下??」

「はい 真下d」

突然姫が倒れた。

「おいどうした?!」

「やっぱり妖力を使いすぎたみたいです 姫は私が運ぶから龍太はその洞窟に行ってて」

「ああ わかった お前ら行くぞ!」

「はいにゃん」

「「「「おおおおおお」」」」

俺は小春と残った百鬼夜行のみなと洞窟に向かった走ろうとした瞬間に前から一本の土で作られた槍が投げられた。

「これ以上は行かせない」

「くっ お前は陣淵!!!!」


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