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竜昇石

空狐が浄化の炎の使用に成功してしばらくして姫達も次々と意識を取り戻し、俺はいまだに意識の戻らない空狐を担いで帰路に着いた。

「龍太 空狐は本当にもう敵じゃないの?」

「ああ 浄化の炎って奴を使ってイフリータを追い払った だから今の空狐はみんなの知ってる空狐だよ」

「よかったにゃん」

「早く帰ろう! 私疲れた~」

「ああ そうだな 早く帰らないと朱音が心配するしな」

こうして俺達は洞窟の出口を目指した。

少ししたら僅かな光の筋が見えた、 そして洞窟から出ると朝日が昇っていた。

「うわ 眩しい」

長時間暗い洞窟に居たせいで目が暗闇に慣れていたらしく、太陽がいつもより眩しく感じる。



「ただいまー」

久しぶりの自分の家はやっぱり落ち着く。

そして

「お帰り 龍太 みんな!」

出迎えってくれる人が居る。

「ああ ただいま!」

「ただいまにゃん」

「ただいまー」

「ただいま」

「あれ? くーこちゃんは?」

俺は背中を朱音に見せた。

「くーこちゃんどうしたの?!」

「ああ それは後で説明するから先にみんなを休ませて またすぐに戦いが起きないとは限らないから」

「わかった」

姫達は自分の部屋に戻った。

俺は空狐を自分の部屋に寝かせ、居間に降りた。

「さてじゃ説明するよ」

「うん」

俺は空狐には二つの魂が1つの肉体を共有しる事、そのもう1つの魂は四天王の一人イフリータだということ、そして空狐が浄化の炎を使ってイフリータを追い払った事を朱音に話した。

「そんなことがあったんだ・・・」

「ああ そして今四天王は残り2人 そして大天狗だ」

「もうすぐで戦いは終わるんだね」

「まだわからない 大天狗はどれほどの力を持っているのかはまだわからない」

「そっか・・」

しばらくして沈黙が続いた。

先に沈黙を破ったのは朱音のほうだった。

「そ それよりお腹すいてない? 昨日夜から何も食べてないでしょ?作ってくるよ」

「あ それいえばそうだな じゃよろしく」

朱音が台所に駆け込みさっそく調理を開始した。

昨日から寝ていないせいで瞼が重い。

俺達が弱ってるときにもし大天狗が攻めてきたら一環の終わりだ

寝てはいけないとわかってるのにだんだん瞼が閉じていった。



「龍太?」

「ハッ?!」

朱音の声で一気に頭が覚醒する。

「俺どれぐらい寝てた?」

「え? 30分ほどだよ」

「その間なにもなかった?」

「何もなかったよ?」

「よかった」

「龍太 あまり気を張りすぎないでね?」

「ああ わかってる」

テーブルには作りたての食事が用意されてた。

「冷める前に食べて」

「そうだな 朱音食べ終わった後気分転換として少しランニングに行ってくる 何かあったら必ず俺のケイタイに電話しろよ?」

「わかった」

朱音が作るご飯は相変わらずおいしいなと思いながら次々とおかずが減って行った。


ご飯を食べ終わった後俺はランニングに出かけた。

姫達は完全に回復してない今もし大天狗が攻めてきたの対策を考えておかないといけない

「どうしようか・・」

とつぶやきながら俺は目的もなく走ってた。

「ここは・・」

気づいたら俺はあの日姫と再会した湖にやってきた。

「そういえば全部ここから始まっただよな」

少し湖に近づいた。

「うん?」

するとそう遠くないところに青く光るものを見つけた。

なんだろうと思いながら湖の中に足を踏み入れた。

少ずつ青く光るものに近づく、もう水が腰の近くまで上がってきている。

それでもなぜだかその青く光るものに惹かれ俺は歩みを止めなかった。

そして水が胸の近くまで上がってきたときやっと青く光る 物の元にたどり着いた。

それは頭一個分ぐらいの大きさの石だった。

石は青く光っていた。

「なんだろうこれ?」

不思議に思った俺はその石に触れた。

その俺の体も青く光だした。

「な なんだこれ?!」

石の光が少しずつ弱くなり俺の体のほうへ移ってくる。

体に熱いなにかが流れ込んでくる。

そして、俺はこの感覚に覚えがあった。

「そうだ 初めて竜の末裔として目覚めたときもこんな感覚だったな・・・」

周りが光で満ちていた。

そして、すべての光が俺の体に収まったとき俺は目開けた。

「特に変化はない?」

俺は自分の体を触ってみても特に変化はなかった。

「なんだ・・・はぁ」

俺は岸に上がった。

やることもなくただ湖を見ていた。

すると足元に石があったから、その小石を拾い上げ少し力を入れて湖になげた。

「バン!」

「何?!」

湖はまるで爆弾に爆破されたように小さなクレータができていた。

「どういうことだ?」

「さすがだね 竜の末裔さん」

「誰だ?!」

突然後ろから声がした俺は振り返ると一人のこどもが立っていた。

「はじめまして 竜の末裔さん 自分は四天王のトップである鎌鼬だよ」



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