1-2 いつもと同じ日常
ランキング62位に乗れたのなんかのバグだろ…
「おはよう、昨日の夜、ゲームやってた?」
「うん、少しだけ。そっちは?」
「俺も。テスト勉強、全然進んでないんだよね」
軽い冗談を交わしながら、教室の空気はゆっくりと流れていく。
窓の外からは、十月の柔らかな日差しが差し込んでいた。
「今日の授業、なんだっけ?」
「国語だってさ、調べ物のやつ」
「ふーん、図書室か」
「まあ、たまにはいいんじゃない?」
特別なことは何もない。
ただ、友達と会話して、笑い合って、日常を少しだけ感じる。
それだけで、朝の時間は静かに過ぎていった。
一時間目が始まる5分前のチャイムが鳴る。
僕たちはそれぞれ図書室へ向かう。
「昨日の数学の課題、終わった?」
友達が訊いてきた。
「うん、なんとか……」
「まじで? 俺、全然だよ」
「まあ、今回の国語の授業ほぼ自習だしそこでやればいいんじゃない?」
「そうかもな」
そんな風に雑談をしていると図書室についた。
中にはもう他の生徒たちが思い思いに過ごしている。
ある人は小声で話し、ある人はもう本を使って調べていく。
テーマは「言葉と記憶」。
僕は棚の奥の方へ足を向けた。
前の方にある本棚は既に人でいっぱいだった。
古い紙の匂いがする。
黄ばんだ背表紙が並ぶ中で、ひときわ古びた一冊が目に入った。
タイトルは
『東坂学園日誌』
この学園の日誌だが少し見てみるのもいいかもしれない…
指先が自然と、その本の背に触れる。
軽く引き抜いた瞬間、わずかに埃が舞った。
ページを適当に開いた。
ページ数が書いてないせいでこの学園のいつを読んでるかもわからない。
「へぇ…この学校昔からあるんだなぁ…」
どうやらこの学校は大正からあるらしい…
3年もいたのに初めて知った。
まあ今は関係ないか
そう思い僕は本を閉じた。
そのまま棚に戻す。
他の本を探そう。
そう思い僕は他の本棚に目を移す。
「あった!これだ!」
そういいながら僕が取った本を読み始める。
『言葉と記憶の関連性』
なにか頭の奥になにかが引っかかってるけどまあいっか…
頑張ったのでほめてください




