表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ボクシング関連のエッセイ集。

私のエッセイ~第二百十四弾:ボクサー列伝(12):ヘクター・カマチョ~ What time is it ? It's..... “ Macho Time ” !!

 皆さん、こんにちは! お元気ですか・・・?


 ここで、冒頭・・・皆様に質問です。


 『What time is it ?』


 さて・・・皆様は、どうお答えになりますでしょうか・・・?


 え・・・?


 『Ummm.....It's about..... 〇〇 o'clock.....』


 ・・・ノンノンノン。


 このエッセイをお読みになるとき「だけ」は、こうお答え頂きたいのであります。


 『 Yeah......It's..... it's “ Macho Time ” !!』


 と、元気良く・・・ね♪


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 上記の「禅問答ぜんもんどう」ですが・・・


 コレね、今回紹介のボクサーのキャッチフレーズでもあるんですヨ。


 「マチョ・タイム」・・・意味は、「オトコの時間」「俺様の時間」ってなとこでしょうか。


 以下、ウィキペディアより。


 ヘクター・カマチョ(Héctor Luiz Camacho Matias、男性、1962年5月24日 - 2012年11月24日)は、プエルトリコのプロボクサー。バヤモン出身。身長169cm、リーチ175cm。世界3階級制覇王者(スーパーフェザー級、ライト級、スーパーライト級)。


 人物

 入場時には「マチョ・タイム!」(おれの時間だ!)と連呼しながらリングインし、試合後のインタビューでも度々おちゃらけた態度を取りインタビュアーを困らせたりするなど、ラテン系特有の非常に陽気な性格である。


 豹柄ひょうがらなどの派手なトランクスを愛用しており、ボクシングに限らずキックでも見られる前垂れのついた所謂「ふんどしタイプ」のトランクスも着用した。


 息子のヘクター・カマチョ・ジュニアもプロボクサーである。


 私生活では、10代のころから喧嘩や万引きを繰り返し、麻薬常習者であり車泥棒であった。その性向は終生変わらなかった。家庭内暴力、規制薬物の所持、不法侵入、ライフル銃M16を通関させようとしたなど、様々な理由で何度も逮捕された。2012年になって、息子を殴った容疑で逮捕状が出されると自首した。裁判はカマチョの死亡によって未決のままになった。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 カマチョはですね・・・


 本当に、破天荒はてんこうで、派手な生涯でした。


 ご案内のように、もう故人であります。


 2012年に「ぞく」に至近距離から銃撃され、顔の左側を損傷し、脳死判定・・・亡くなりました。


 こんな記事も、同時に転載させていただきますね。


 【元世界王者“マッチョ”カマチョ銃撃殺害の容疑者逮捕、悲劇から10年】


 元世界王者で人気ボクサーだったヘクター“マッチョ”カマチョ氏(享年50)が銃弾を浴びたあと死去してから年月を経て容疑者たちが逮捕された。9日、同氏の故郷プエルトリコ・サンフアンで殺害に関わった容疑者5人が裁判所に出頭した。ESPNデポルテスなどが伝えた。


 5人のうち3人は米国フロリダ州から搬送され、4人目は事件が発生した数時間後に逮捕され、5人目は別の容疑で服役中だった。当局によるとあと2人、容疑者がいたが2013年と2015年にそれぞれ死亡していた。

 カマチョ氏は2012年11月、プエルトリコ・バヤモンの飲食店の駐車場でフォード・ムスタングに乗り込んだところで銃弾を浴び、治療中に脳死を宣告され息を引き取った。友人の同乗者で同じく殺害された男性の所持品からコカインが発見されたことで、組織的な犯罪の疑いが深まった。事件から逮捕まで足かけ10年が経過した理由はまだ明らかにされていない。

 容疑者たちの名前は公開されており、100万ドルから30万ドルの保釈金で保釈を要求しているという。事件発生後から「正義」を訴えていたカマチョ氏の母親は「これで安心して眠れる。食事もノドを通る」とメディアに話している。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ・・・私ね、ニュースでカマチョの死を知ったとき、涙が止まらなくなりました。


 いまも、明るく派手だった彼の笑顔とサービス精神満点の、あの数々のパフォーマンスが忘れられません。


 (カマチョさん・・・いったい、どうしたのですか・・・!? あなたらしくもない『ご最期』じゃありませんか?? もう一度あのハンサムな笑顔で、私たち・・・あなたのファン全員に向かって、「マチョ・タイム!」と元気よく叫んで下さいよ・・・。)


 では、私たちボクシングファンを長年、楽しませてくださったヘクター・“マチョ”・カマチョ氏の死を心からいたみ、生前の「勇姿」を読者の皆様に提供させていただくことで、私からの、せめてもの「たむけ」とさせていただきます。


「ヘクター・・・長い間、本当にありがとう。ゆっくりとお休み下さい。」


 m(_ _)m


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 1.『The Ultimate Hector Macho Camacho Tribute』

→ UP主様は、「rfm1979」様。

→ これが、彼の「ワルノリ」「ワルふざけ」なんていう、ちっぽけな次元を超えた・・・会場のお客さんや、世界中のファンに対する誠実で真剣な「礼儀」「サービス精神のあらわれ」なんです♪


 2.『フリオセザール・チャベス vs ヘクター・マチョ・カマチョ②』

→ UP主様は、「平吹勝」様。

→ 貴重なWOWWOWエキサイトマッチ版。この、中量級の怪物『フリオ・セサール・チャべス』とのスーパーファイトは、長年、ファンが待ち望んでいたものでした。

 もちろん、この私もね♪ ぶつ切りで、この②の動画しかありませんでした。下に、この試合の「ダイジェスト版」を紹介しておきますね。


 3.『Julio Cesar Chavez vs Hector Camacho (Highlights)』

→ UP主様は、「Jimmy Pince」様。

→ ご覧になってわかりますように・・・この試合、カマチョね、いっさい「手抜き」「油断」「挑発」をしませんでした。それだけ、対戦相手のチャべスは、「怪物」「化け物」「大物」「本物」だったんですよ。だれにとってもね・・・。

 でもね、判定で敗れたとはいえ、一度もチャべスからダウンを喰らわず、ずっと立って互角に応戦していたのには、感動しました!! あんなキツイ試合、よく最後までがんばったなぁ・・・ってね。


 4.『ヘクター・カマチョ vs エドウィン・ロザリオ(1986/06/13)【1】』

→ UP主様は、「杉田竜平ボクシングジム」様。

→ この試合は、カマチョにとって、プロ入り以来、初めての「大苦戦」でした。貴重な「TV東京放映版」です♪ 以下も同じ。


 5.『ヘクター・カマチョ vs エドウィン・ロザリオ(1986/06/13)【2】』

→ UP主様は、「杉田竜平ボクシングジム」様。

→ 実はですね・・・このロザリオも、もう故人なんです。(1997年12月1日 没)


 6.『オスカーデラホーヤVSヘクターカマチョ戦前特集』

→ UP主様は、「ゆうなが」様。


 7.『WBC世界ウェルター級TM  オスカーデラホーヤVSヘクターカマチョ』

→ UP主様は、「ゆうなが」様。

→ オスカー・デラホーヤとのスーパーファイト!!


 ラストは・・・この「スター対決」でシメましょう!!


 『Leonard v Camacho』

→ UP主様は、「Aid Mon」様。

→ これが一番画質が良かったですね。この試合自体・・・実は、ちょっと信じられないようなカードなんです。

 この当時レナードは、1991年にテリー・ノリスとのジュニア・ウェルター級のタイトル戦で判定負けして以来、実に6年ぶりのリング復帰だったんですよ。

 ずっと解説者として活躍していた彼が、あるときカマチョの試合を観て、つい、「ノリ」で、

 「こんな程度なら、いまの俺でも勝てちゃうさ。」みたいなコメントをしたらしいんですね。

 で・・・それを人づてに聞いたカマチョが、「ほう。そんなに自信があるなら、実際に俺とやってみるかい・・・?」ということになり、トントントーンと話がまとまり、レナードが、カマチョの『IBCミドル級王座』に挑戦する、という流れになります。

 結果は・・・カマチョの圧勝でした。試合中にレナードが片足を転倒の際、くじいたという不運もあり、また、すでに40歳になっていた彼の肉体の衰えもあり・・・これがレナードのラストファイトとなりました・・・。


 m(_ _)m


 (※) IBC・・・『国際ボクシング評議会』という、マイナー団体で、WBA WBC IBF WBO などよりも、グッと権威けんいの落ちるボクシング団体となります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ