奇跡の国
当主「この国に神様がいらっしゃっているらしい」
姉「なんと⁉︎」
兄2「これは何としても僕たちを認めてもらわなければ!」
当主「我が一族を!」
兄弟「はい!」
兄と姉が当主の間でそのような企みをしている時にベリーは自室で本を読んでいた。
兄の1人が病気で寝込んでいる老人のもとに行き部屋に粉をまき老人の病を治した。姉の1人が泣いている腕のない女の子の前にたち両手を振ると女の子に腕が出来た。そんな様子をルーが家の屋根の上から見ていた。
一方、その頃。リリィは、奇跡の一族の城に侵入していた。そして、図書室から出てきたベリーと鉢合わせになったがリリィは嬉しそうだった。
ベリー「どなたですか?」
リリィ「「神」と言ったらどうする〜?」
ベリー「あなたが!」
リリィ「えっ⁉︎」
想定外の答えで、ベリーの目はキラキラしていた。その目を見たリリィはすべてを察した。
リリィ「もうすぐ良いことが起こるよ」
そう言ってベリーの頭を撫でるとリリィは隠すことなく空を飛んで行った。
2日目の夕方になった。その時刻となり奇跡の一族がバルコニーに出てきた。その時。1人の男が民衆の前に出てきて奇跡の一族を指差して言った。
男「彼らの力は奇跡なんかじゃ無い‼︎」
兄が男の前に来たと思うと剣で男を殺した。