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名もなき町  作者: 田中らら
15/23

うつらうつら

春斗が帰り、私は家で1人になった、


ベッドに横になり四角天井を見ながら考えた。


今日の春斗はいつもと違っていたような気がする、

いつもより優しかったけど、

寂しさに似た何かを春斗から感じた、

気のせいかな?


「好き」なんて簡単に言ったけど、

私、春斗が好きなの?


今は困った時にすぐに頭に浮かぶのは春斗だけど、

それが好きってことなの?

私は春斗に恋しているの?


恋ってもっと温かくて、

キュンキュンすることじゃないの?


恋ってなんだろう?

わからない・・・


長い間恋をしていなかったので、

「恋」がわからなくなってしまった。


春斗と一緒だと楽しくて、

春斗とのセックスは嫌いではない・・・


春斗に抱きしめられて、

好きと言われた時に嬉しいと思った、

これが恋なのか?


なぜ今までの私は1人で生きるなんて意地を張っていたのか?


誰にも頼らないなんて強がっていたのは、

弱い自分を隠す為だったのかもしれない。


人に頼って生きる、人と共に生きる、

それもいいかもしれない。


私はうつらうつらしながら、

色々なことを考えていた。


何か大切なことを忘れているような・・・


私はベッドから起き上がった!


「犯人を探さないと!!」


今は春斗のことより、

犯人捜しが優先!!


私は急いで仕事を済ませて、

今までのことを紙にまとめた。


つづく

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