7/25
第1章 6話 化け物
「じゃあ、もしかして…」
「なにか知ってるのか?」
恐らくこの子はなにか知っていると確信付いた。
「カーリーかもしれない。」
「カーリーって…」
聞いたことがある…。
「そうね、地球だったらゾンビとかに近いかしら。」
「ゾンビなんているのか…」
ゾンビか、だったらそれぐらいに等しいものが
そんな名前とかであったような。
「そのうちにここに来た地球人が名付けたの、私もここに来た地球人の1人よ、あなた日本人だよね?」
「そうですけど…」
「やっぱり!私も日本人なの!よろしくね!」
「はぁ…」
全く理解ができない。人に逢えたのは幸運だが。
このような街がある事を両親が知っていたのか…
ここでたくさんの疑問がでてきた。
いろんな地球人の人がいるのか。
カーリーというのはなんなのか。
俺は結局なにに襲われたのか。
そんな疑問を抱えていると
「住むとこないんでしょ?うちに住みなよ。」
「いいんですか!?」
「同じ日本人だから安心するしいいよ。」
「ありがとうございます。」
彼女には当分お世話になりそうだ。