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第1章 2話 飛び立つその日
現実離れ注意報
話を聞いた俺は今、月へと移動をしている。
日本が小さく見える。あれはアメリカかなとか見ていたり。
少し時間が経つと、地球全体が見えた。
「地球は丸いんだね。」と言うと、
両親は、「そうだね。」と返してくれた。
実はこの移動の際に、
この月旅行の意図を話してくれたのだ。
両親は今まで俺に冷たく接していた。
両親は会社の経営でストレスが溜まっており
そのせいだとは知っていた。
今までのこともあったので
サプライズをしたいという意図らしい。
両親らしいっちゃ両親らしいのかもなとか思いつつ、
旅行に行く間は代役の人が会社を任せてくれるそう。
これまでになかったので泣いてしまった。
「ありがとう。母さん、父さん。」
俺が言うと、両親も
「今まですまなかったな。」
と返してくれた。
今から、俺の月旅行が始まる。
書くの楽しい。