実家に帰省したらとんでもないことが起きた
「何でこんなことになったんや…」
気がつくとそこは、変わった植物が生い茂る、森の中だった。
俺は、珠紀 忍 (タマキ シノブ)25歳。趣味は、料理とゲームと読書。
東京の大学を出てからは、実家の居酒屋を手伝うために、久しぶりに、関西にある実家に帰ってきていた。
実家に帰ってきてからは、居酒屋の手伝いをしつつ、楽しく生活していた。
ところが、実家に帰ってきて数週間後の夜、俺はすっかり忘れていた…
今日が新作ゲームの発売日であることを!
人気ゲームの続編ということもあり楽しみにしていたが、ここ最近、夜遅くまで店の手伝いをしていたので、完全に忘れていた。
「今からでもいけるか?」
今は、午後8時40分。
閉店時間にギリギリ間に合うかどうか…
別に違う日でもいいじゃないか、と思うかもしれないが、好きなゲームは発売初日に買いたくなるだろ!?
「ちょっと出かけてくる!」
俺は最低限の荷物を持って、家を出た。
「か、買えた〜!」
店から出たあと、俺は思わずバンザイをした。
ずっと心待ちにしていたゲームが買えたことにより、俺のテンションはMAXだった。
俺は、人目も気にせずにスキップをしながら帰った。
早くゲームがしたかった俺は、近道をしようと脇にある階段を降りようとした、次の瞬間…
「あ………」
俺の右足は、次の段に着くことなく、俺はそのまま滑り落ちていった。
(これはマズイッ)
あと数センチで地面とぶつかるというところで、俺は意識を手放した。
皆様はじめまして、立花那由多です。
この作品を読んでいただき、本当にありがとうございます。
私自身も、関西の人間なので楽しく書かせていただいています。
小説を書くのは初めてで、まだまだ至らぬ点はあると思いますが、これからもよろしくお願いします。