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狐姫 ~生きとし生けるモノガタリ~  作者: 鴨カモメ
第肆話 キツネ姫と一途なオオカミ
43/84

11 一途なオオカミ 下

「待て! 百緑!」

 呼び止めると緑と黄の光が闇に浮かぶ。どれほど遠くまで来たのか辺りに生き物の気配はない。

「お前が本当に駒を傷つけたのか?」

「彼女は狼に会いたがっていた。だから会わせてあげたのですよ。ただその代償として、彼女にはおふたりに本気を出して頂く起爆剤になってもらっただけのこと」

「なんでよりにもよって駒なんだ! あいつは夜雀の娘なんだぞ!」

 そのことを知らない駒は母親の面影を追ってきただけだった。それが巻き込まれあんな姿になるとは、無邪気な駒を思うと気の毒でならなかった。しかし百緑は冷たい視線を返す。

「おふたりが本気を出すのならば誰でもよかったのですよ。それが紅でも三つ目でも」

「百緑、本気で言ってるノ?」

「ええ、潤様は私が冗談を言えるような性格ではないと知っておられますでしょう?」

「百緑……」

 潤の声は震えていた。灰潤の脳裏に百緑を想う紅や三つ目、たくさんの狐たちの哀し気な表情が浮かぶ。


「お前にそんなことできるはずがない」

「できますよ。彼らなら喜んで『捨て駒』になってくれますから」

「これは将棋あそびじゃないんだぞ」

「楽しい将棋あそびと言ったのは灰様でしょう? 私は初めから真剣ですよ」

 2匹を取り囲む木々がその殺気におびえるように震え、落ちた葉や枝が渦を巻いていく。怒る灰潤に百緑の瞳は静かに青と赤へと変わった。


「真剣だろうがなんだろうがこの世界に捨てていい『駒』なんてないんだよ!」

 そう叫ぶと葉や枝は凶器となって百緑を襲う。しかし、彼女はそれをさらりとかわして見せた。灰潤の念力は百緑の力で捻じ曲げられ届くことはない。

「これでは私に勝てませんよ。支所長になりたかったのでしょう?」

 ため息まじりのその声には呆れも混ざっていた。

「上に立つ者が従う者たちを支えていると言ったのはお前だぞ! あいつらを支えているのはお前であって俺たちじゃない! あいつらのためにも戻ってきてもらうぞ、百緑!」

「お優しいのですね。ではこういうのはどうでしょう。狐たちを1匹ずつ痛めつけていくのです。そうすれば彼らの心も変わるでしょう」


 灰潤は気を高め、荒い息を吐く。

「わかったよ。そうまでして戦いたいのなら俺たちの本気をみせてやる、なあ、潤」

「うん、やるしかないんだ」

 その言葉に百緑は満足そうに笑った。灰潤はふーふーと肩を揺らしながら大きく目を見開いた。強い念力によって木々がその殺気におびえるように震え、落ちた葉や枝が渦を巻いていく。するとみるみるうちに小枝や石が集まり、大蛇の形となっていた。大木をゆうに超える大蛇が口を開くとゴーという地鳴りとも風鳴りとも聞こえるような轟音が響く。

「すごい力ですね」

「ああ、一回きりの勝負だ」

「それならば私も全力で迎え撃ちましょう」

 彼女もまた大きな瞳から強い光を放つ。とぐろをまく大蛇は百緑へと狙いを定めると勢いよく襲い掛かる。しかし、大蛇は百緑の光を受けるとバラバラと砕けていった。それでも大きな体をうねらせながら百緑に近づこうと牙を剥く。双子のうなり声が響き、食いしばる百緑の口元に血がにじむ。それは互角の戦いだった。


「粘るじゃないか」

「この勝負に運命がかかっていますから」

 2匹の力がぶつかり合い嵐のような轟音が鳴る。百緑の瞳から強い閃光が走り、大蛇を包み込むと、大蛇は四方八方へとバラバラと砕けながら地へと落ちていった。

「うっ」

 力を出し尽くし緑と黄の瞳に戻った百緑が小さな声を上げる。気づけば百緑は身体ごと地面へと押さえつけられていた。艶やかな毛の流れる首元には牙を剥く灰潤の姿がある。灰潤は百緑が大蛇に気を取られている隙に彼女へと近づいていた。


「俺たちの念力を止めるにはお前も集中し力を出し尽くす必要がある。お前の弱点は一つのことに集中すると他が見えなくなることだ」

「じゃあ、あの念力は……」

「ああ、今の俺たちとお前の妖力は互角。能力をぶつけ合うだけなら共倒れになる。お前に勝つには念力を囮にして直接攻撃するしかないと思ったのさ」

「そうですか……さすがです。でも噛まなければこの勝負、終わりませんよ」

 喉を差し出し、抵抗しない百緑に灰潤は口を大きく開く。しかし、その牙が身体を貫くことはない。

「無理だな」

 灰潤はその口を静かに閉じる。どんなことがあろうとも百緑を傷つけるなどできるわけがなかった。灰潤が身体を離すと彼女は恨めしそうな表情を浮かべていた。


 あたりを柔らかな静けさが包み込む。その沈黙を破ったのは美しい歌声だった。

「チッチッチッ 夜の帳に鳴く鳥が 呼ぶは神か妖か 目を閉じれば みな同じ 

 チッチッチッ 夜の帳に鳴く鳥が 呼ぶは幸か災いか 心がなけりゃ みな同じ」

 いつの間にか星空をそのまま切り取ったかのような小鳥が2匹の上空をくるくると回りながら飛んでいた。

「夜雀?」

 夜雀は美しい歌声で歌い続ける。


「夜の帳に鳴く鳥が 呼ぶはまことかまやかしか 信じていれば みな同じ」


 響く歌声の中、百緑の瞳が灰潤を捕らえた。灰潤ははっとした。見つめ合う百緑の瞳に輝きはない。ふたりの知っている彼女の瞳にはどんな時にも輝きがあった。彼女の持つ優しい心が太陽のように彼女の瞳を照らし出し、星のように瞬く。長い時をきらめいてきたその輝きはそう簡単に消せるものではない。


「お前、百緑の見せた幻影か」

「やっとお気づきになりましたか。私にはおふたりのような戦闘能力はない。この勝負、まやかしの私を破ればおふたりの勝ちなのです。おふたりがこの幻から出るためには私にとどめを刺す必要があります」

 しかし、それでも灰潤はまやかしの百緑を噛みつこうとはしなかった。

「例え『まやかし』でも百緑を傷つけるなんてできないヨ」

 潤の声に元気はない。

「甘いのですね。まやかしの私には痛みも感情もないのに」

 まやかしの百緑は困ったような笑みを浮かべる。

「本物もそう笑う」

「そう笑う?」

 灰潤の言葉の意味がまやかしの百緑には分からなかった。


「お前は誰かを想い自分を偽った時にそう笑う。自分のことをないがしろにして他人のことばかり考えているその顔が俺は昔から嫌いだ」

 まやかしの百緑の瞳が潤むのを灰潤は見逃さなかった。

「他人の幸せを願うお前を俺が幸せにしてやりたかった。そのためにお前もお前の大事な奴らも全部ひっくるめて守る。だから俺は強くなりたかったんだ。お前と共に生きるために」

 百緑の瞳から落ちた涙がキラキラと輝きながら落ちていく。

「私はまやかしですよ」

「まやかしだから言えるんだよ」


 灰潤は自分の額を百緑の額へと合わせた。額から伝わる熱は幻の姿とは思えないほどに熱かった。

「百緑、大丈夫だ。俺たちは強い。だから自分の力でここを抜けだしてみせるさ」

 熱く強い想いが百緑の姿を少しずつ消していく。そしてとうとうその姿は消え、山の木や木の間から見えていた空も消え去った。残ったのは闇と夜雀だけだった。灰と潤は合体を解き人間の姿になった。灰は頭をぽりぽりと書いて気まずそうな顔をした。


「潤、悪いことしたな」

 何もない闇の中、灰がつぶやいた。

「何が? 気持ち悪いんだけどォ」

「こんなに一緒にいたのにお前の気持ちに気づかなかった。お前も百緑のことが……」

 灰潤の姿でいるにはふたりの気持ちが揃わないと合体が解けてしまう。灰には自分と同じような潤の胸の痛みが伝わってきていた。

「俺は秘密にしていたわけじゃなくて灰みたいに気持ちダダ漏れでダサくなりたくなかっただけだから」

「ダサくて悪かったな」

 潤はいつもの姿からは想像できないような小さな声で言う。

「……ダサいけど俺が言いたかったことは全部灰が言ってくれていたから、百緑が灰と幸せになれるならそれでも俺はよかったんだ」

 遠い目をする潤を灰は真面目な顔で見つめた。

「潤……お前、気持ち悪いな」

 しばらくの沈黙の後、潤はヤンキーのごとく下から灰を睨み上げた。

「ハァ!? 灰に言われたくネェしッ!!」

「先に言ったのはオメェだろうがっ!!」

2人はつかみ合ったが同じタイミングで手を離しため息をついた。

「そんなことよりどうすんノ? こう真っ暗じゃ、右も左もわからないよ」

「ああ、どうやって出るのか全くわかんねえな」

 すると灰潤の様子を見ていた夜雀が降り立った。暗闇の中では夜雀のわずかな光も灯台のようにふたりを導く。

「そうだ! 夜雀、案内してヨ☆」

「でもこいつ消えかけてるぞ」

 灰の言う通り夜雀の輝きも一つまた一つと闇に飲まれていく。夜雀はふたりの上を羽ばたいた。

「目を閉じて辿り着きたいところを強く想いなさい。迷いを捨て自分の心と向き合うのです。強い心を持つあなたたちなら、必ずこの闇を抜けることができるでしょう」

 話し終わるころには夜雀の姿はいなくなっていた。そして歌声だけが闇に響く。


『チッッチッチッ 夜の帳に鳴く鳥が 呼ぶは神か妖か 目を閉じれば みな同じ 

 チッチッチッ 夜の帳に鳴く鳥が 呼ぶは幸か災いか 心がなけりゃ みな同じ』


「迷いを捨てる……か……」

 灰と潤は目を瞑り、一歩一歩ゆっくりと進む。そして心ではただ百緑のことだけを想った。すると瞼の向こうに小さな灯りが灯り、それを頼りに歩き出す。


 その不思議な光は灰に幼い頃の思い出を次々と蘇らせた。まだ幼い百緑が鳩羽に連れられて不安そうにこちらを見る。美しいその目の輝きに双子は一目で心を奪われた。

 特に灰は儚げな百緑を守りたいと強く思った。しかし、彼女の力は自分をはるかに上回る。灰は弱い自分が許せなかった。だから強くなるまでは百緑に会わないと決めていた。でも百緑は寂しかったのだ。百緑の心を捕まえたのは強い者ではなく百緑の孤独を理解し癒した者だった。百緑を想うあまり、彼女のことを何もわかっていなかった。


(百緑、お前のために俺たちができることは――)


 光が強くなり、ふたりはその温かさに目を開いた。するとそこにいたのは百緑だった。泣きはらしたその輝く瞳に心臓がきゅっと締め付けられる。

「泣き虫は変わらないな」

「ごめんなさい」

 再び涙をこぼしながら謝る百緑の隣には弧光、そして彼らを取り囲むようにたくさんの狐や狼たちもいた。状況は何も変わっていない。灰と潤はこの場所で百緑を追いかける幻を見ていただけだった。ただ先ほどはいたはずの傷ついた駒だけはどこにもなかった。

「あの駒もお前が見せた幻か」

「ええ、彼女は無事です。あの時から私はお二人に術をかけたのです。今、彼女は狼たちから夜雀の話を聞いています」

「そうか」

「よかったネ」

 ふたりは顔を見合わせて笑った。


「勝負は着きましたな。ホッホッホッ」

 三つ目狐が言うと他の狐たちもホッと胸をなでおろす。それは幻の中の悲しみに打ちひしがれる狐たちとはまるでちがう姿だった。紅が灰と潤の元へと走り寄る。

「この勝負、術を破った灰様潤様の勝ちです!」

 紅が高らかに言い放つ。

「紅ちゃんも百緑の協力者だったんだネ……」

 潤がわざとらしくがっかりしながら言うと紅は慌てていた。

「協力者だなんて! 百緑様がこんなこと考えるわけがありません。これはすべて私たちが計画したことなんです」

 灰と潤は顔を見合わせ顔をしかめていた。紅は遠い目をし、当時を振り返る。


「百緑様はおふたりが覚醒したとの情報が入っても支所長を続けるおつもりだったのです。それは長く一緒に働いてきた我らを見捨てることはできないという優しいお心遣いからでした。しかし、百緑様といえども私には心を隠すことはできません。百緑様の心がずっと求めているのはただ一つ。その望みすらも諦めて私たちのために生きようとする百緑様を私たちは必死で説得しました」

 狐たちは百緑が弧光の元へ行くという選択を受け入れ応援した。百緑に生きる希望を与えられた狐たちは、彼女にも幸せになってもらいたかったのだ。

「私たちの願いは支所長を続けることではなく、百緑様に幸せになって頂くことなのです。それが例え、百緑様との別れとなろうとも」

 寂しさをにじませながらも、紅の声は凛としていた。


「言ってくれればすぐに支所長になったのにネェ」

「ああ」

 軽く言うふたりを紅は呆れて睨む。

「鳩羽様のお話では、おふたりは力は十分にあるのですが頭領としての意識が低く、幼馴染の百緑様にはめっぽう甘くて真剣勝負などとても無理とのこと。それでは支所長として務まりません。だから頭領としての意識を高めて頂く必要があったのです」

 灰と潤は鳩羽の名を聞くと頭を抱えてがっくりとうなだれた。


「じゃあ狼たちも全部知っていたのか」

「いいえ、狼はキツネを憎んでいますからそんな話ができるわけがありません。彼らが毎晩のように支所へと百緑様を取り返しに来ていたことは事実です」

 話を聞いていた弧光も口を開いた。

「狼たちは百緑に守ってもらっていた。その恩は山を離れても忘れない。だから彼女を救うべく百緑のいる事務所へと詰めかけたのだ」

「じゃあ大将を生け捕りにした方が言うことを聞くっていうのは?」

 百緑は申し訳なさそうに灰と潤を見る。

「すべて嘘です」

「嘘って……」


 すると紅が百緑をフォローするように声を上げる。

「ただの嘘ではありません。将棋の『王将』と組織の『頭領』はちがうということをおふたりに分かって頂くための嘘です。そのおかげでおふたりが我らを『捨て駒』になどしない情に厚い方々だと証明されました」

 三つ目狐も額の目を細めて笑う。

「それとおふたりに本気で戦って頂くための嘘でもありますよ。百緑様の裏切り、グサッときたでしょう? まぁ、こんなに上手くいくとは思いませんでしたが、おふたりが単純でよかったですな。ホッホッホッ」

 喜び合う狐たちの中、百緑だけは申し訳なさそうにしていた。

「このような嘘は許されることではありません。でもおふたりならば素晴らしい頭領になる。そう確信していました」

 百緑は弧光と見つめ合う。灰は不機嫌に腕を組みその様子を見ていた。


「百緑、灰がすごーくすごーく怒っているヨ」

「ああ、納得いかねぇ。こんなハメられた形で支所長なんてやってられるか!」

 百緑は哀しそうに俯いた。

「そうですよね、こんな身勝手なことはやはり……」

「ああ、そうだ。お前たちにとっては嘘でも俺たちにとっては真剣勝負だったんだ。ちゃんと筋は通してもらうぞ」

「そうそう! ちゃんとルールは守らないとネ☆」


 百緑は意味が分からずに首を小さく傾げる。

「ルール? どういうことですか?」

「大将を生け捕りにした方が言うことを聞くっていうルールだ。お前は弧光の元に行った。俺たちの大将は生け捕りにされたってことだ。ということは弧光の望みは聞いてやるべきだ」

「灰様……」

「知っているデショ。灰は昔から勝っても負けてもめんどくさいんだヨ☆」

「潤様……」

 潤は百緑にウィンクをする。


「さぁ、言ってみろよ、弧光。お前の望みを」

 突然に望みを聞かれた弧光だったが迷うことはなかった。

「私の望みは百緑の望みが叶うことだ」

 それはこの場にいるすべての者の望みでもあった。紅も顔を輝かせる。

「百緑様、どうぞ願いを言ってください」

 百緑の言葉を皆が待っていた。

「私は弧光とともにオオカミとして生きていきたい」


 まわりが喜びに包まれ、灰が口を開こうとしたその時、彼よりも一足早く高い声が響いた。

「その望み、叶えてあげるわ」

 驚き声の方を見上げるとそこにいたのは狐姿のアヤメだった。

「なんでお前がいるんだよ! しかも俺の台詞とりやがって! お前が叶えるわけじゃないだろ!」

「うるさいわね、見届け人の私たちがいないと叶わないわよ」

「私たち? 眼鏡くん来ているのォ?」

 潤がキョロキョロとあたりを見回したが山の中に奏斗の気配はない。するとアヤメが大きな6本の尾を動かした。そこには尾に隠れて見えなかった奏斗の姿があった。奏斗の手には赤く色づいた楓の枝が握られている。


「お前どうしてそこに!」

「桃の花がいっきに楓の葉になったので新幹線じゃ間に合わなくて。アヤメさんに乗せてもらったんです。う、うわぁすごい!」

 奏斗は数えきれないほどの狼たちに目を輝かせている。

「花菖蒲! 何を考えているんだ!」

「うるさいわね。あんたたちのことだからもっと時間がかかるかと思ってたのに早すぎただけよ」

 そこにいた狐たちはその光景が信じられなかった。

「アヤメ様……」

 百緑は思わずそう呟いていた。




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