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TS奴隷になった親友と、俺は今日もいちゃいちゃする。  作者: ときひな
奴隷になった親友と、俺は今日もいちゃいちゃする。
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親友の胸のサイズと受付嬢の胸のサイズ

「なぁサツキ。靴屋と下着屋、どっちが先がいい?」


サツキに2択を求めた。

宿の部屋で、下着の替えを気にしていたので俺なりの優しさだったのだけど。


「……靴屋」


お姫様抱っこで下着屋に行くのは躊躇われたらしい。

……まってよく考えたらそれは俺もキツい。

男性にとって女性下着の店ってハードル高いよな。

そこにお姫様抱っこで女の子を連れて入る。

無理だわ。さすがの俺でも無理だわ。

まぁ結果はわかりきっていたので、俺はなるべくゆっくりと、靴屋へ向かった。


靴屋に入ると、試着用のイスの上にサツキを降ろした。

それで適当に何種類か靴を選んでサツキに履かせた。

ヒールを履かせて、少し歩かせたら転けた。


「よっ、ほっ、あっ。……痛い」

「うん、サツキにゃヒールはまだ無理だな」


さすがに危ないので、編み上げのブーツにした。ヒールも買った。

膝少し下ぐらいのそのブーツはサツキによく似合っていた。

サツキも気に入ったらしい。

もっとも、見た目じゃなくて、機能性とかの面で気に入っていそうだが。


「どうだ?似合ってるか?」


サツキはくるくる回って、俺にその足元を見せた。

うん、かわいいなぁ。


「あぁ、似合ってるよ」


まぁサツキはなんでも似合うと思うけどな。

サツキは上機嫌で、歩き出した。

会計している俺を置いて。


「サツキっ!待てっつーの!」

「ケイー。早くしなってー」


そんなに自分で歩きたかったのか。

ちょっと寂しいぞ。

早々に会計を済ませ、荷物を片手にサツキを追いかけた。

速攻で捕まえて小脇に抱えてやった。英雄なめんな。


「うわ、ケイさんだ」

「ねぇ、出会い頭に『うわ』って酷くない?ねぇ酷くない?」


下着屋の近くまで行くと、ギルド受付嬢のライラさんに会った。

小脇に抱えられたサツキがムッとして……ということはなかった。


「なぁ、ケイ。この人は誰だ?」

「ん?あぁ、サツキは初めて会うのか。この人は、冒険者ギルドの受付嬢をしてるライラさん。俺の担当でもある」

「残念ながら、ケイさんの担当してます。ライラです。あなたがケイさんの親友さんですか?」

「あ、はい。サツキと言います。……というかケイ!降ろせ!」


俺はライラさんからの視線も痛く感じてきたので、仕方なしにサツキを降ろした。


「で、ケイさんたちはお買い物ですか?」

「あぁ、ライラさんも買い物なのか?」

「えぇ、今日は非番なので」


ライラさんと世間話をする。

サツキはなんかぽけーっとしていた。

俺が他の女と話しているというのにっ。

そこでふと思いついた。


「ライラさん、時間あったらこいつにブラとか選んでくれよ。多分こいつサイズとかつけ方とか知らないだろうし」

「えっ?」

「はっ!?」


ライラさんとサツキは驚いていた。

多分驚きのベクトルが違うだろうけど。


「ケイ!お前何考えてっ」

「いいよー」

「えっ?」


ライラさんは手を振って承諾してくれた。

サツキだけが反対していた。


「えっ、でもっ、『私』……はっ」


多分『俺』って言いたかったんだろうな。

残念ながらそれは俺が阻止しておいた。

ライラさんには、恥ずかしがっているだけの女の子にしか見えてないんだろうな。

そんな訳で、3人で下着屋へと向かった。


下着屋の中へ入る。

めっちゃ勇気使った。ドラゴン倒すより大変なんじゃなかろうか。

そんな顔をしたら、


「ドラゴンよりは楽勝だと思いますけどね」


とライラさんが返してきた。

この人はエスパーか何かなのか。

ライラさんはサツキを引っ張って店の奥へと入っていった。

まずサイズを測ると言っていたな。

それまで店内を物色することにする。

うぉ、すっげぇ際どい下着とかある。Oバックとかまである。異世界進んでるなー。

というかこの異世界、雰囲気だけは中世っぽくよくラノベとかにある異世界物っぽいが、服とか食事とかは、意外と現代っぽい。

なんか、いろいろアンバランスなんだよなぁ。

そんなことを考えてるうちに、店の奥から大声が聞こえてきた。


「嘘でしょ!?」


ライラさんの声だった。

俺は何事かとそちらに向かい、カーテン越しに声をかけた。


「ライラさーん。どうしたんですかー」


するとライラさんはカーテンから顔だけをひょっこりと出し、


「サツキちゃん、Dの65もあるんですけど。あの身長で、どうなってるんですか」


と真剣な目で聞かれた。

ちなみにライラさんは、身長は俺より少し小さい150cm後半ぐらいだろうか。

何がとは言わないが、スレンダー美人だ。

そう考えると、ロリっ子巨乳のサツキは凄いのか。凄いのか?

まぁあのエロい身体は認めるが。


「ちょっとライラさん、早く服着てっ」


奥からサツキの声が聞こえた。

ライラさんが服を着ていないという情報が聞こえた。


「あ……」

「あー……その、ごめん?」

「いえ、私こそ……?」


なんかいたたまれない空気になってしまった。


その後、測ったサイズを元にサツキの下着を買った。

エロいのを少しと、かわいい系を幾つか買った。

1着だけその場で着替えた。

サツキはブラをつけるのを嫌がったが、ライラさんに付けられていた。

心なしか、おっぱいの形がよくなったんじゃないだろうか。


ライラさんの胸のサイズは教えてもらえなかった。

ノクターンに特別編を投稿しております。

いちゃいちゃ(意味深)で検索していただければ見つかるのではないかと思います。

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☆ 新連載始まりました!☆

『ようじょ・はーと・おんらいん!』

同僚から誘われたそのVRMMOゲームの中で、様々な出会い、友達と遊び、色々なことを経験する。

『自分自身が幼女となって、懐かしのおもちゃや遊具で遊びまわる。子どもの頃の心を取り戻そう!』

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