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プロローグ

城内の片隅には一本の大木が青々と葉を繁らせ立っている。

幹が太く、放射状に広がる枝もまた太く逞しい。

春先になると甘い香りを放ち、暗闇で薄っすらと淡い光を放つの花を咲かせる不思議な木。


王家直属の魔術師曰く、精霊の宿る木だという。木に宿りし精霊は深い眠りの裡にあり、

国を、王家を見守っている……らしい。


その話を聞いたのはまだ幼く、然るべきのところもつるつる……いや、なにはともあれ幼い頃だった。


……目を覚ましたらお話出来る?


その問いの答えだけはどういう訳だか、

思い出すことが出来ない。























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