出航
久しぶりに投稿します。
酒場を出た、ナンクラン町長は、カイムに向かって
[今日は、家に泊まって行くといい。」と言って、カイムを連れて月明かりが照らす町の
なかを進んでいった。
翌日、港にやって来た
「エルダー・イオン号出発。」と船長の『ウエン・ヘンダー』が掛け声をかけた。
エルダー・イオン号が船着き場から海へと出発した。
航海中。カイムは、ウエン・ヘンダー船長に呼ばれ、船長室へとやってきていた。
「よくきたな坊主。」
「そこに座ってくれ。」といい、小さな応接セットをしめし、自らも執務机から立ち上がった。
「坊主、少し昔話に付き合ってくれ。
俺は、王国の海軍にいたことがある。
補給部隊の船長をしていた軍属のような仕事だったけどな。
グマラマ帝国がせめてきて海軍が解体されたとき俺は、民間にでてこの船の船長をやっている。この船の上級船員たちは、皆、海軍の所属だった人間だから、いざというときは、俺らを頼ってほしい。」
カイムは、船長に向かい、
「僕みたいな、若造にそんなことを言ってくれるですか?」
船長は、ちょっと恥ずかしながら、
「昔、お前のおじい様に助けらたことがあるからな。」
と言い、カイムの知らないおじい様の話をいろいろしてくれた。
エルダー・イオン号がソインダの港に到着した。
カイムが船をおり、船着き場の建物を出ると、「ようこそ。カイセン島へ!」という看板が建っていた。
カイムは村の北にあるティアンス邸にやって来た。
4/17に次を投稿します。