最下層
カイム達が遺跡に入って六日目がたった。
遺跡内で探索したときと同じように金属よろいのエリザーとオリオンの二人組みが先頭を行き。次に、ユーマリナとセバリンの二人、ミナリとカイムの二人と続き、一番後ろをクサイームと言う順番で遺跡最下層にやってきた。最下層に降りてきたカイム達の前に現れたのは、大広間でその先に一枚の大きな扉が存在していた。
「ここは、遺跡の間。
『わが国を建国したビゥオルテ王の血を引くものに危機が訪れし時、扉が開かれん。』
と伝説が残っている場所だ。」とクサイームが言った。
「王家とともに存在したウンエンス家の後継者たるカイム君には、この扉を開けるべき資格があるのではないかと私は、思うんだ。
しかし、この先には試練があると言われており、現在ただ一人残る皇女がここに来るのを不安がる面々もいたため彼女がここにくるのは反対され続けた。しかし、君が入ってくれたためここに来て確かめようという話になったんだ。
ただし、扉の前に立つのは明日になる。一番隊の隊員たちを集めてこの先に進もうと思っている。」
話を聞いた1番隊第1副司令班の面々は、みな口々にうなずいていた。
その中で、一人カイムだけが悩んだ顔をして。
「全員でここ来るのて先ほどの十九階のゲートからですよね。六時間戻れなくなるんじゃないんですか?」と聞いた。
「いや、この階の階段の隣にもゲートがあるため問題はないと思っている。
今日は、皆疲れただろうから、そこから帰ろう。」と言い。1番隊第1副司令班の面々は、この階を退出していった。




