表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

さよならじゃなくて

作者: Soraきた
掲載日:2026/06/13

さようなら

キミの言葉を何度もたしかめた


『お互い、緊張の連続だよね』

初デートのときのこと

キミは苦笑いをして

僕にそう言った


ホントは僕のほうから

もっと話さないといけなかったね


『友達の遠距離恋愛のことで

相談にのってほしい』キミ

出会って

まだ、間もない頃

キミの存在が大きくなったのは

たしか、そのくらいの頃


「ふたりに強い気持ちをたしかめるのに

あせらずにしていれば

たいていのことは

大丈夫じゃないのかな

あとは、普通にしていれば」と僕


キミは肘をついたまま

『ちゃんと考えてくれたんだ・・

でも、普通って

いちばん難しいことじゃない?』

そう言って

戸惑いと

後に笑顔を浮かべた


ホントはね

遠距離には自信がないんだ

普通って、

都合のいい言葉かもしれないし・・

それを言いたくて

でも、なかなか言えなくてね・・・

僕のココロのなか



1年近くが経って

キミが相談にのってね、と言ってたこと

あれは友達のことじゃなくて

キミ自身のことだって分かった


サヨナラは言わない

僕は焦りもしない

キミとの気持ちをこれからも

たしかめながら


僕が話した、

普通にしていること

まだ答えは見つからない

だけど、大丈夫だと思う

あまり根拠はないんだけど

きっと、大丈夫






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ