帰宅困難なのじゃ〜
……帰ってこない
朱江が一向に帰ってこない
こんなことは前にもあった
前と言っても1日前のことだ…
遡ること1日前…
17時、18時と、
段々日が暮れ、時間が経っても帰ってこないのだ。
と、その窮地に動く空歩パパ
「あれ?何やってんだ?」
「パ、パパ…」
疲労しきった顔
ふぅ
息を吹き掛けてあげ、生気がみるみる戻っていく。
「よし!パパ!行こ!」
「はぁ〜」
……
と、ここはどこだ?
茨城、い、茨城ぃ!?
東京からどれだけ離れてると思ってるんだ!
「はぁ〜、マジか〜」
「大丈夫だよ!パパ」
「待て、一旦止まって?」
「うん!」
すちゃっと座る
地べたにー!もー!そんなとこ座ったら汚くなるでしょ!もー!
と、思いながらも…
(よし、飛ぶか)
ポスっ
朱江の腕を掴む
「朱江、立って」
「はーい」
「行くよ」
ビューン!
ド███で言うルー█だ。
こんなの滅多に見れないぞ?
そして東京の自宅に帰る
「ふぅー」
……
その一日後…
朱江が帰ってこない
19時になった。
「はぁ〜」
風が騒がしい
「…行くか」
ふぅ
……
「……」
「おぉ、いたいた」
「!、パパ!」
「全く何やってんだー、こんな所で」
今回は神奈川だ。
「ふぅー、ちょっと待ってね」
小さくなる空歩
「ギョッ」
声に出ない声でびっくりする朱江
「ん、」
背負うようだ
ボスッ
小さい体に二倍くらいある朱江を抱えた
「よし、」
ビューン!
……
「ふー、着いた着いた」
家に着き、部屋に戻ると朱江は横になった
「朱…」
ガバッ
「しゅ、朱江?」
「ごめんなさい……」
「あはは、いいって、こういうことが起こらないようにするのも俺らの役目なんだけどな、こっちも悪いから」
(…にしてもなんであんな遠くに?)
……
その一日後、
気になって学校に行けなかった空歩
「ん、あー!今日は!」
何かを思い出した様に学校へとすたこら…
……
学校から帰ると朱江は帰っていた
「ふー、やっぱり、か?」
それもそのはず、その事件があってからというもの、鴉、空歩の両親が見張ってたからだ。
「良かったー」
「パパー!ただいま!」
「ああ、おかえり、か?」
「ふふっ!」
朱江、帰宅!




