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学食でのガールズトークシリーズ

学食でのガールズトーク3-2

作者: 夜凪アリス

学食でのガールズトーク3からの続きです。

前作から続けて読んでください。




数分後、美桜のスマホが再びブルッと震えた。


優花「(小声で)きたっ!なんて!?」


美桜がロック画面をタップし、メッセージを開いた瞬間、必死に笑いをこらえる顔になる。口元を押さえながら、画面を優花に向けた。


【彼氏】

「200……!?!?本気ですか!?

あの、本当に反省してます!マジで!

なので、その……分割払いでお願いできませんでしょうか…!」


優花「ぶふぉっ!!!」


我慢しきれず、優花がテーブルに突っ伏す。肩が小刻みに震えている。


美桜「分割払いって…!ローンじゃないんだから!」


優花「お腹痛い……っ!何回払いのつもりだよそれ!月々何回払い!?」


美桜「ねえ、利息とかつくのかな?“遅延損害金でプラス10発”とか?」


優花「ぎゃはは!やめて!もう笑い死ぬ!」


ひとしきり爆笑した後、優花が涙目のまま顔を上げた。


優花「でもさ、ちょっと面白くない?分割払い」


美桜「え?面白いけど…どういうこと?」


優花「いや、彼の言う通りかもよ。寝坊とか夜ふかしって、一回ガツンとやってもすぐ忘れちゃうじゃん。根本的な解決になってなくない?」


美桜「あー…確かに。喉元過ぎればなんとやら、だよね。今夜200発やったとして、来週にはケロッとしてまた夜更かししそう」


優花「でしょ?だから“分割払い”っていう彼の提案、逆手に取るのよ。彼が望む“継続的な指導”をしてあげようよ」


美桜はピンと来た顔で、悪戯っぽく口角を上げた。


美桜「なるほどね…。分割払い、ねぇ。……あ、思いついちゃった」


優花「なになに?」


美桜「その名も"百々(ひゃくひゃく)の刑"」


優花「ひゃくひゃくのけい!!ネーミングセンス!(笑)」


美桜「だって、毎日コツコツ反省してもらうのが一番効くでしょ?“分割払い希望”って言ったんだから、これ以上ないご提案じゃない?お尻百叩きを、“百日間続けると合計一万回だね」


優花「いやいやいや!!それはもうお仕置きじゃなくて傷害事件だから!!彼氏くん死んじゃうよ!!!」


美桜「え、だって継続的な指導でしょ?」


優花「……本気で言ってる?」


美桜「あ、そっか。やりすぎか(笑)」


優花「当たり前でしょ!どんだけドSなのよ!」


美桜「てへっ。じゃあさ、こっちはどう?」


優花「(疑いの目で)お手柔らかに頼むよ…」


美桜「カウントダウン方式。すごろくゲームみたいな感じ?」


優花「なにそれ怖い」


美桜「今日は反省の第一日目だから、百回。で、明日ちゃんと起きれたら、次は九十九回。明後日もちゃんとできたら、九十八回…。そうやってゼロになるまでカウントダウンしていくの」


優花「……あー、それならまだ現実的。しかもゴールが見えてるから頑張れそうじゃん」


美桜「でも、もし途中でまた寝坊したら?」


優花「したら?」


美桜「ペナルティとして、回数リセット。また百回からやり直し」


優花「うっわ!!鬼!!地獄のすごろくじゃん!!」


美桜「“振り出しに戻る”ってやつね(笑)分割払い希望するくらいだから、こういうコツコツ系の方がお好みでしょ?」


優花「百々(ひゃくひゃく)の刑よりは遥かにマシだけど、どっちもキッツいなー!」


美桜「さて、どっちがいいかなぁ。継続指導ならカウントダウン式かな?すごろくゲームって感じで」


優花「彼が提案した“分割払い”って、たぶん“今日は50回、明日は50回、明後日は…”みたいな単純な分割だと思うけどね(笑)まさかリボ払いや百日ローンが出てくるとは思ってないよ」


美桜「甘いよね、ほんと。私の彼氏なんだから、その程度の覚悟じゃダメだって分からせないと」


優花「完全に同意。よし、じゃあ今回はカウントダウン式で決定!早く送ってよ、彼の絶望する顔が見たい(笑)」


美桜はニヤリと笑い、再びスマホを手に取った。


美桜「オッケー。じゃあ、こう送ろっと」


(カチカチと文字を打つ)


【美桜】

「分割払いね、いいよ。素晴らしい提案だと思う。

夜ふかしと寝坊は継続的な指導が必要だもんね。

だから、今日から**“カウントダウンお仕置き”**を開始します。

今日はまず100回。

明日から、ちゃんと寝坊しないで起きれたら、1日1回ずつ減っていくよ(明日は99回、明後日は98回…)。

ゼロになったら刑期終了。おめでとう。

でも、もし途中で一回でも寝坊したら、**ペナルティで100回にリセット**だからね。

分割払い、頑張って完済してね♡」


優花「完璧すぎ…!!(笑)“頑張って完済してね♡”が最高に悪魔!」


美桜「これで“やっぱり一括(200回)でお願いします”って泣きついてきたら面白いんだけど」


優花「あー!あり得る!“カウントダウンお仕置き怖すぎます!”って(笑)」


送信ボタンを押した直後、学食のスピーカーから昼休みの終わりを告げるチャイムが微かに鳴り響いた。


美桜「あ、やば。予鈴鳴った」


優花「うわ、唐揚げめっちゃ冷めてんじゃん!早く食べな!」


美桜は慌てて最後の一口を頬張りながら、スマホの画面をチラリと見る。まだ既読はついていない。


美桜「今夜が楽しみだなぁ」


優花「マジでレポートよろしく(笑)動画付きで(笑)」


美桜「へへ、任せとけ!」


冷めた唐揚げとは裏腹に、午後の授業に向けて二人のテンションは最高潮のまま。彼の絶望を想像しながら、二人は意気揚々と教室へと向かうのだった。




【あとがき】百百の刑なら合計は一万回ですが、カウントダウン方式なら合計5050回です。

100から50までの合計は3825回です。ここでやり直しが2回やると百百の刑の合計を超えますね!笑


美桜はきっと気づいてますよ。(笑)何回やり直しさせるつもりでしょうか






夜遅くに小説読んでる人はもう寝たほうがいいんじゃないかな?カウントダウンがリセットされちゃいますよ(笑)

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