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サイドA-24 農夫姉妹

ホクトが獲得したサブキャラは、レベルだけでなくいろいろ特技を持つものが多かった。

そのなかで、ホクトがキャラメイクしたのではないかと思うほど、ホクトの趣味にぴったりなキャラがいた。


[SSR 農夫 マーガレット]

Lv.3500 Age:22

種族:ヒューマン


HP 360,000

MP 850,000(110,000)

ATK 120,450

DEF 260,000

INT 900,604

AGL 270,000

MGR  194,000

LUCK 65,000


固有スキル 『天候に関する魔法(極)』LvMAX、

スキル 『剣術(両手剣)』LvMAX、風魔法LvMAX、土魔法LvMAX、ウッドゴーレム生成魔法(大)LvMAX/(中)LvMAX/(小)Lv8、ユニット・ストレージ(松)x200,通常ストレージ(松)x20t


※ホクト(総)の仲間兼従者、ホクト(総)が指示を与えることにより、独自の判断での行動が初期条件によって可能

※ジョセフィーヌの姉


[SSR 農夫 ジョセフィーヌ]

Lv.3800 Age:20

種族:ヒューマン


HP 420,000

MP 950,600(170,000)

ATK 180,050

DEF 280,000

INT 920,000

AGL 311,000

MGR  212,8000

LUCK 42,000


固有スキル 『植物育成促進にかかわる魔法(極)』LvMAX

スキル 『剣術(二刀流)』LvMAX、風魔法LvMAX、水魔法LvMAX、ウッドゴーレム生成系魔法(大)Lv5/(中)Lv8/(小)LvMAX/(極小)LvMAX、ユニット・ストレージ(松)x300,通常ストレージ(松)x10t


※ホクト(総)の仲間兼従者、ホクト(総)が指示を与えることにより、独自の判断での行動が初期条件によって可能

※マーガレットの妹


この二人は、ネームドSSRキャラで、ホクトが一気にガチャを引いたときに取得したキャラである。

特筆すべきはガチャキャラでありながら、二人は姉妹という設定であり、かつお互いの能力がそれぞれを補完する内容なのに、ホクトは興奮した。


姉のマーガレットは土系魔法のプロフェッショナルで、かつ天候操作魔法の固有スキルをもっていた。

対して、妹のジョセフィーヌは水魔法のプロフェッショナルというだけではなく、植物育成促進に関する固有スキルを持っている。

そして二人とも、そこそこのストレージ所有のほかに、ウッドゴーレムを生成できる能力の持ち主だ。


二人の名前の前の「農夫」の表記は、それら能力が農耕に特化したキャラであることの表明であり、固有能力がそれをできるということを証明していた。


農夫とは言いながらも、一般人に比べればやや無敵感のあるホクトよりもレベルはるかに高く、戦闘能力に置いてもこの世界ではとびぬけていることを表している。

ミヤビほどではないにしても、冒険者でも十分やっていける能力の持ち主たちで、SSRの札は伊達ではなかった。


二人は、木材と核となる魔石があれば、ウッド・ゴーレムを生成可能で、一端作られたそれらは破壊されるか魔法を解除するので、半永久的に動作する秀逸マジックアイテムといえた。


魔石のサイズと行使する魔術者の習熟度により、生成されるウッドゴーレムの出来は変わってくるが、ホクトが望む二人の農耕を手伝う程度のゴーレムであれば、極小魔石ひとつで十分であり、ホクトはそれらを大樹海やダンジョンでホーンラビットやゴブリン討伐で少なくとも3万個はもっていた。


木材も自宅前の伐採と、ファーラーン村のまわりの伐採によって大量にユニット・ストレージに格納されており、生成のための材料には事欠かなかった。


極小魔石で生成するウッドゴーレム(小)に関しては、姉のマーガレットのほうがレベルが高いため、一日に生成できる個体数はそれぞれ50体と30体の差があるが、さすがに毎日限界まで生成してしまうと、ウッド・ゴーレムだらけになってしまうが、それでも数をたくさん作り続けて楽しさを覚えるホクトのゲーマーとしての性で、15日間魔石(極小)を核とする1200体を作ったところで、いったんやめさせた。


ホクトが不思議だったのは、ゴーレム生成のスキルに、スキルランクによって一日に生成できるゴーレム数に制限があることだ。

生成魔力でいえば、ふたりはそれぞれ数千体作っても問題ないほどの魔力量なのだが、なぜかスキルとしての上限制限で、使える魔力量には関係ないのだ。


(ここら辺が、ますますゲームシステムっぽいよな。ゲームシステム設計者や管理者がいるのかな?それとも俺の無意識化の仕業?)


このような制限も、この世界のありようを解析するヒントになると思うホクトであった。


作ったゴーレムたちは、農耕の手伝いに必要な数、50体を出しっぱなしにして残りの1150体は分割して、姉妹そけぞれのユニット・ストレージに格納させた。

どんなに数が多くても、ウッドゴーレムは1種類しか存在しないため、二人のユニットストレージは1つしか占有していない。

格納パフォーマンスがよく、問題ない。


50体の常設ゴーレムたちには、二人の指示のもと荒れ地を開墾した。

指示といっても、NPCに等しい姉妹二人にはおおもとの指示をホクトが出す必要があったのだが、そこはさすがにサブキャラということもあって、大まかな指示、この場合「この面一帯を畑として開墾すること」「麦を中心にトウモロコシ・ジャガイモ・レタス・かぼちゃ畑にすること。この森でとれる果物の植樹も行うこと」「育成にはそれぞれの魔法を応用して、短期間で繰り返し収穫できるようにすること」「作業は二人だけでなくゴーレムを多用して、効率よく行うこと」ぐらいで、あとは自律的に動いてくれた。


ウッド・ゴーレムだけでは除去できない切株等も多数残っていたが、それは姉のマーガレットに土魔法の応用、ホクトがファーラーンで行った砂化魔法の手法を指導して、実行作業させた。

マーガレットのストレージには、砂の中から除去した切株が大量に蓄積されている。


開墾は問題なく進んで、植え付けも滞りなく進んだ。

ホクトが一番心配した、農作対象の種や果物の苗木の用意は、妹ジョセフィーヌのスキル、種生成や苗木生成で賄うことができた。

魔力により、これらの種や苗木を生み出すことができる、ホクトにしてみれば現実でのゲームでも設定があったことのない、神業的なスキルであった。

ただ、スキルというだけあって、生成できる品種がまだ限られていた。


スキルポイントを利用して種別を増やそうと試みたホクトであったが、どうも育成経験値型のスキルチェインらしく、次の品種が解放されるのは、いまある品種を規定数以上生産することでしか解放されない旨が、HELPにより判明した。

頑張って生産・収穫を繰り返すことが品種を増やす唯一の方法らしい。

なので、二人には農作業用ゴーレムとともに、連日農作業をしてもらっている。


ジョセフィーヌの魔力でできた種や苗木ていうことと、育成促進魔法の利用、さらにはマーガレットの天候操作の魔法のかいあって、野菜については葉物などの育成機関が短い品種で二日、ほかの長いものでも1週間で収穫が可能であった。

さすがに果物系の樹木類については1週間とはいかなかったが、それでも1月もあれば実がなって、収穫可能となった。


ホクトとしては、ファーラーン村で仕入れた麦と果物、くわえて狩で獲得した様々な肉類がストレージに大量にあるので、6人分の食料については当面問題ないので、定期的に収穫される野菜や果物をそこまで頑張る必要はないのだが、それでもやめないのは単純に生産系ゲーマーととしての性で、使いきれないほどの食材の確保と作れる品種をコンプリートしたいとの思いに他ならなかった。


6人分といったのは、ホクト、ミヤビ、マーガレット、ジョセフィーヌのほかにあと二人、サブキャラをストレージから出したりいれたりして、試用しているためだった。

サブキャラはゴーレムではないので、活動すれば食事や飲食が必要であったし、そのための食材が連日消費される量となっていた。


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