人物紹介
誤字報告ありがとうございました!
感謝の気持ちでいっぱいです。
[ルクセル王国 前世代]
・ヘンリク・フォン・ルクセル
ルクセル王国第9代国王
ルクセル王家の正当な血筋を表す「王家の小指」の持ち主
・ドロテア・フォン・ルクセル
ルクセル王国第9代王妃
オルレシアン王国 ヴォルク大公家出身
・ヘンリー・フォン・ルクセル
ルクセル王国第10代国王
ヘンリク国王とドロテア王妃の第一王子
王家の血筋の証である「王家の小指」を受け継いでいる
第二王子アレクシスと一卵性双生児であることは秘匿されている
ルクセル王国サフォーク侯爵家マリアンナ嬢と婚約破棄し、学園時代に側に置いた子爵令嬢プリシラと不貞の末に結婚
幼い頃からカッセル侯爵家に取り込まれて傀儡となるも、弟アレクシスの尽力と支えにより最後は国の為に正しく道筋をつける
・プリシラ・フォン・ルクセル
ルクセル王国第10代王妃
ルクセル王国カッセル侯爵の手つき侍女を下賜する為に家臣に与えた子爵家の令嬢
カッセル侯爵の落胤であることは一門の貴族家の中では公然の秘密
学生時代、国の決めた未来の王太子妃であるサフォーク侯爵家マリアンナ嬢を自作自演の冤罪や嘘の噂で著しく貶め、第一王子ヘンリーを篭絡して卒業パーティーで断罪させた
その後、自身の能力の低さを問題視する周囲を黙らせる為に既成事実で王太子妃の地位を勝ちとるも後に廃妃となり孤島に幽閉
数年後に孤島から出奔するもその後行方不明と発表
・アレクシス・フォン・ホーエン・ルクセル
ホーエン公爵
後のホーエン王国初代国王
ヘンリク国王とドロテア王妃の第二王子
兄のヘンリーと同じく王家の血筋の証である「王家の小指」を受け継いでいる
第一王子ヘンリーと一卵性双生児であることを秘匿する為、生れ落ちるとすぐにドロテア王妃の実家であるオルレシアン王国ヴォルク大公家に引き取られて養育され、当主同志が親友であるダリス公爵家の、後にダリス公爵家国王となるチャールズ小公爵とは竹馬の友として育つ
学園の最終学年で帰国し王家の惨状を目の当たりにして以来、国の為に陰で尽力し続け、目の覚めた双子の兄ヘンリーに国を正すために後を託されてホーエン王国と名を改めた王国の初代国王となる
国と家族を心から愛し、国民から愛された賢王
・フリーデリケ・フォン・ホーエン・ルクセル
ホーエン公爵夫人
後のホーエン王国初代王妃
オルレシアン王国ダリス公爵家出身
ダリス小公爵・後のオルレシアン国王チャールズの妹
ヴォルク大公家で養育されていたルクセル王国第二王子アレクシスとは幼馴染
小公爵チャールズが国王になる事が早くから囁かれていたため、隣国の第二王子であるアレクシスはダリス女公爵となる可能性のあるフリーデリケの婿がねとして目されていた
帰国してルクセル王家簒奪ともいえる事態を目の当たりにしたアレクシスの王族としての覚悟と国を正すための将来の道筋を語る姿に感銘を受け、周囲を説得してアレクシスを支える道を選んだ
嫋やかな見た目とは裏腹に交渉術に非常に長け、人物の見極めに関しては夫のアレクシスからも絶大な信頼を寄せられている
賢夫人・賢王妃として国民に愛された
・チャールズ・ド・オルレシアン
オルレシアン王国第15代国王
ダリス公爵家出身
王位継承権第二位だったが体の弱い従兄に替わり即位した
ルクセル王国第二王子アレクシスとは竹馬の友
・マリアンナ・ド・オルレシアン
オルレシアン王国第15代王妃
ルクセル王国元サフォーク侯爵家出身
ルクセル王国ヘンリー第一王子の元婚約者だったが婚約は破棄となる
ルクセル王国第二王子アレクシスの仲介によりオルレシアン王国ダリス公爵令息チャールズと結婚
夫チャールズがオルレシアン国王に即位した事によりオルレシアン王妃となる
[ルクセル王国 崩壊の世代]
・アメリア・フォン・ルクセル (グレイ公爵夫人)
ヘンリー国王とプリシラ王妃の第一王女
ヘンリー国王から「王家の小指」を、プリシラ王妃から「輝く金髪と翡翠色の瞳」を受け継いでいる
プリシラ王妃の育児・教育放棄により、祖母であるドロテア王太后の下で養育され王国一の淑女と言われる程に成長する
グレイ公爵家に降嫁し、嫡男アルフォンス、次男ルーカス、三男レナートを授かる
弟リチャード国王の治世を憂い、夫のグレイ公爵とホーエン公爵夫妻と共にバーバラ王妃を支え、国を正すために奔走する
・リチャード・フォン・ルクセル
ルクセル王国第11代国王(廃王)
ヘンリー国王とプリシラ王妃の第一王子
「輝く金髪と翡翠色の瞳」を受け継ぎプリシラ王妃に溺愛された
「王家の小指」を持たない王子
幼い頃からカッセル侯爵とプリシラ王妃の傀儡となり身勝手で尊大に育てられた
王家の財政難を補うために結ばれたルクセル王国ガレリア侯爵家バーバラ嬢との婚約を不服とし、立場も弁えずに自身が見初めた、バーバラ嬢の側近であるフォルン伯爵家シェリル嬢を側妃とすることだけに執心する
婚約者時代からバーバラ嬢の資産と才能を利用することを当然とし、母のプリシラ王妃と共に身勝手極まりない理由でバーバラ嬢の心身ともに深く傷つけ、何度も命を狙った
自身が受け継いだ「輝く金髪と翡翠色の瞳」を王家の証とする噂を信じ続け、自身の色を受け継がず「王家の小指」を持つ娘の第一王女ビアンカを冷遇する
甘やかした第一王子ジョージと共に起こした、公爵家を蔑ろにした挙句に潰してしまうという大失態と、度重なる王妃殺害未遂が明らかになった事で廃王となりルクセル王国を終焉へと導いた
・バーバラ・フォン・ルクセル
ルクセル王国第11代王妃
ガレリア侯爵アルバートと侯爵夫人フローラの長女
国内外・特に国民からの絶大な支持により、廃王となったリチャード国王の被害者として廃妃にはならず王太后の称号を贈られた
国内一の資産を有するガレリア侯爵家出身
王太子妃時代から周囲が驚くほどの頭脳と手腕で「お飾り」と呼ばれたリチャード国王に替わり国をまとめ上げ、近隣諸国からも稀代の賢王妃と称賛される
夫のリチャード国王とプリシラ王妃、その後ろを牛耳るカッセル侯爵家から何度も命を狙われるも、実家のガレリア侯爵家と側妃となった元側近のシェリル妃、幼い頃から深く交流のある王弟アレクシスが継いだホーエン公爵家、王姉の嫁いだグレイ公爵家に幾重にも守られながら国の為に邁進した
兄のアラン小侯爵とは幼い頃から大変仲が良く、引退後は兄に提供された故郷のガレリア侯爵領の別邸で側近のトビアス閣下に寄り添われて穏やかに晩年を過ごした
・シェリル・ツー・ルクセル
ルクセル王国第11代国王リチャードの第一側妃
ガレリア侯爵家筆頭家臣フォルン伯爵ロベルトと伯爵夫人ブリジットの長女
ブリジット夫人がバーバラの乳母だったことから、バーバラの側近となる
リチャードが王太子時代のまだ婚約者が決定する前に見初められ、強く望まれて側妃となった
自身が忠誠を誓ったバーバラ王妃と、愛するリチャード国王の狭間で苦悩しながらも、双方を護る為に懸命に尽力した
結果、廃王となったリチャード国王から身を挺してバーバラ王妃を護った功績が認められ、実家のフォルン伯爵家の持つ男爵位を与えられて故郷の領地に戻る事が許された
兄のクロードの後継としてフォルン伯爵を継ぐことになった次男のチャールズと共に故郷に戻り、生涯ガレリア家とバーバラに篤い忠誠を尽くし続けた
・ドミニク・フォン・ホーエン
ホーエン公爵アレクシスと侯爵夫人フリーデリケの長男
父から受け継いだ正当な血筋を現す「王家の小指」を持っている
ガレリア侯爵家のアランとバーバラとは幼馴染
プリシラ王妃の遠縁の男爵令嬢の執着を躱すため留学したオルレシアン王国の大学校でレイチェル第一王女と出会い、互いに好意を伝えることなく想いを育んだ
ホーエン公爵家は一代限りと取り決めたことを受け、レイチェル第一王女がオルレシアン王国ダリス公爵家を継承することに決まり、ドミニクはホーエン王国建国前に公爵令息としてダリス公爵家へ婿入りした
二人の気持ちを汲んだオルレシアン国王チャールズとホーエン公爵アレクシスの暗躍の賜物
・トビアス・フォン・ホーエン
ホーエン公爵アレクシスと公爵夫人フリーデリケの次男
父から受け継いだ正当な血筋を現す「王家の小指」を持っている
ガレリア侯爵家のアランとバーバラとは幼馴染
リチャード国王が王太子時代に側近候補として仕えていたが、オルレシアン王家との間に持ち上がった縁談を潰すために画策された自身の暗殺計画を逆手に利用し、リチャード王太子を護る為に子を生す能力を失ったと公表して第二王子待遇を勝ち取った
王太子夫妻の筆頭補佐官として王宮内で王妃派閥の足場を固めていく役割を担い、ホーエン王国建国後に引退してからはガレリア領の別邸に移り住み、最期の時までバーバラ王太后を傍で支え続けた
・エルンスト・フォン・ブレナン
ブレナン公爵
国の軍事を担うブレナン騎士団を擁するブレナン公爵領を率いる
一人娘のオフィーリアと共に婿として養子に迎えたグレイ家の三男レナートを厳しくも愛情深く慈しむが、王家の横暴により跡取り娘を召し上げられた挙句に大切に育てた二人の命を奪われる
二人を守る為に奔走し、更にブレナン公爵領を大公領に押し上げて王家に対抗する力を付けた、オフィーリアの親友である第一王女ビアンカと共にルクセル王家を断絶に導く
ホーエン王国建国を見届けたのちはビアンカと力を合わせて二人の遺志を継ぎブレナン領を発展させた
ビアンカの女大公としての成長を見守り、後継のパーシヴァルを立派に育て上げた懐広く愛情深いブレナンの父
最期まで誇り高く騎士としての矜持を貫いた
[ルクセル王家 終焉の世代]
・ジョージ・フォン・ルクセル
リチャード国王とバーバラ王妃の第一王子
「輝く金髪と翡翠色の瞳」を王家の証と信じる父リチャード国王の容姿をそのまま受け継いだことから父王から溺愛される
「王家の小指」を持たない王子
リチャード国王を取り巻くカッセル侯爵家一門を中心とした宮廷貴族たちに取り囲まれ持て囃されて育てられたために父王と同じ様に増長し尊大な王子となった
感情を抑える事も学ばず、周囲の状況を顧みることなく嫉妬心に任せて国の軍事の要である公爵家の嫡女を強引に奪った挙句、学園で出会ったエルサとの間に芽生えた愛情を優先し、父王の甘さを利用して何の罪もない二人の命を刈り取ってしまった。
表向き病気療養として事実上の幽閉となる
妹の第一王女ビアンカにより自身の愚かさに気付かされた時には、自分とエルサの非道な所行は悲恋の物語として近隣諸国にまで広まり、遠い未来まで語り継がれる憎むべき存在となっていた
・ビアンカ・フォン・ブレナン
リチャード国王とバーバラ王妃の第一王女
後のブレナン女大公
母王妃にそっくりの艶やかな亜麻色の髪と瑠璃色の瞳を持つ、「王家の小指」を受け継いだ王女
父王が王家の証と妄信する「輝く金髪と翡翠色の瞳」を持たないために国王とその取り巻きからは冷遇されて育つが、バーバラ王妃を守る周囲、特にホーエン公爵夫妻からは掌中の珠のように大切に育てられた
母譲りの類い稀な明晰な頭脳に、母王妃を始めホーエン公爵夫人とグレイ公爵夫人が彼女らの持つ知識を注ぎ込まれ磨き上げられた、ルクセル王家の至宝と称賛される王女
相思相愛の親友夫妻を引き裂いた上、二人の命を奪った父王と兄王子から二人を守れなかったことを深く後悔し、その遺志を継いでブレナン領を引き継いで女大公となった後は二人への贖罪のために人生を捧げた
ルイス・ルクセル
リチャード国王とシェリル側妃の第二王子
父王チャールズから金髪と翡翠の瞳を受け継ぎ、「王家の小指」も持たない王子
リチャード国王が廃王になった事により、王籍を離れて姉のビアンカ女大公の秘書としてブレナン領に移り住んだ
絵の才能を認められてエヴェール王国のアートアカデミーに留学し、絵師としても姉のビアンカ女大公を支えた
「王家の小指」の真実を知った事で自ら貴族籍からも離れ、生涯無位で過ごした
チャールズ・フォン・フォルン
リチャード国王とシェリル側妃の第三王子
兄ルイスと同じく、父王リチャードから金髪と翡翠の瞳を受け継ぎ、「王家の小指」も持たない王子
後に母シェリルの兄である叔父のクロード伯爵から後継者の指名を受け、フォルン伯爵位を継承する
幼い頃の環境から姉のビアンカを蔑み、母シェリルが姉のビアンカに向ける愛情に対する嫉妬から強い敵対心を抱くも、圧倒的な能力差を見せつけられた事で憧れを抱くようになる
フォルン領に移り住んでからは男爵位を賜った母シェリルと共にガレリア家に忠誠を尽くし姉のビアンカを気遣い続けた
手紙魔
・オフィーリア・フォン・ブレナン
ブレナン公爵エルンストの一粒種
幼い頃から父に連れられてブレナンの誇る騎士団に慣れ親しみ、領民からも気さくな愛らしい小公女様として大変慕われていた
婿として養子になったレナート小公爵と並び立ってブレナン公爵家を守り立てていく明るい未来を誰もが疑っていなかった
・レナート・フォン・ブレナン
グレイ公爵ランベルトと公爵夫人となった第一王女のアメリアの三男
幼い頃から仲の良かったオフィーリアとの縁組のためブレナン公爵家へ養子として迎えられた
明るく素直な少年は騎士団の一員として共に研鑽し、団員皆から将来の主として信頼を勝ち取っていった
オフィーリアと共にブレナン公爵夫妻として並び立つ二人の前に跪いて忠誠を誓う日を、騎士団全員が心待ちにしていた
・レイヴン・ベルナー
一代限りの騎士爵家の長男
自身も騎士爵を持つ
両親を亡くした後、父の友人だった当時の騎士団長の養子となり騎士を目指す
子どもの頃から利発だと評判だった事でブレナン公爵の目に留まり参謀としての才を見出された後は軍略を徹底的に叩き込まれ、歴代最年少で公爵付きの参謀に抜擢される
ブレナン領が大公領となりビアンカ女大公が就任後は女大公付きの参謀となる
生涯その想いを口にすることなくビアンカ女大公の最側近であり続けた
馬の暴走事故の際に身を投げ打ってビアンカを守り抜き、ビアンカの無事に安堵してその腕の中で最期を迎えた
・エルサ
前ブルク子爵と後妻となった子爵夫人の一人娘
実父の前ブルク子爵亡き後、母の再婚によりヘルマン侯爵家へ養女として迎えられた
ジョージの幽閉と共に不貞の関係だった事で身分を剥奪されてただのエルサとなった
かつての社交界で有名だった母譲りの美貌に加え、父から受け継いだプラチナブロンドと空色の瞳の華やかさを纏った容姿を持つ
実父母と領地の田舎町にいた頃から美しいと褒められてはいたが、ヘルマン侯爵家に迎えられて王都に移り住んでからは会う人すべてに驚きを以って絶賛されたことで自信と共に驕心も芽生えてしまった
学園編入当日に王太子ジョージの心を一瞬で掴み、自身も一目で恋に落ちた事により二人で未来を語り合う内に、側妃ではなく侯爵令嬢の身分であれば手の届く王太子妃、ひいては王妃の座を夢みるようになる
王太子ジョージと共に、愛し合う二人の邪魔をする存在として婚約者であるオフィーリア嬢の命をも軽んじるまでに盲目となり、共に身を滅ぼした
[ホーエン王国 新たな世代]
・フィリップ・フォン・ホーエン
ホーエン王国第2代国王
ダリス女公爵レイチェルと公配ドミニクの次男
オルレシアン王国とホーエン王国の両国王を祖父に持ち両国の懸け橋となる
幼馴染で初恋の相手だったオデット王妃はオルレシアン王国エスティア伯爵家出身でマリアンナ王妃の孫姪に当たる
ルクセル王国から去った元サフォーク侯爵家の直系の令嬢として、サフォーク侯爵家復興に伴って侯爵令嬢の身分を得て王妃として迎えられた
・パーシヴァル・フォン・ブレナン
第2代ブレナン大公
グレイ公爵アルフォンスの長男
レナートの甥に当たり、祖母のアメリア前公爵夫人に連れられてブレナン領を訪れた時に目にした剣舞に魅せられて騎士の道を選んだ
ブレナン大公家の養子となり前ブレナン公爵エルンストがその養育に心血を注ぐ
明るく闊達で努力を惜しまず重ねる姿に騎士団はじめ領民たちからも未来の領主として期待されている
フィリップ国王とオデット王妃の第一王女エマと相思相愛となり大公妃として迎える
フィリップ国王の大のお気に入り
・ロバート・フォン・ガレリア
ガレリア侯爵アランと侯爵夫人サンドラの三男
幼い頃からビアンカ女大公に懐いており、ビアンカ女大公が引退後に毎年初夏にガレリア領に滞在するときには必ず一緒に過ごしていた
結婚を機にガレリア家の持つ子爵家を引き継ぎ、自身の引退後はブレナン領に移り住んでビアンカを支えその最期を看取った
・ヴィクトリア・フォン・ガレリア
ルイスとマルグリットの一人娘
両親と共にブレナン領でビアンカ女大公を支えていたが、ガレリア侯爵家の三男ロバートに見初められて嫁ぐことになった
ルイスが爵位を持たないため、叔父のフォルン伯爵チャールズの養女となる
ビアンカからの養女の話は嫁ぐ方にも娶る方にも恐れ多くて受けられなかった
夫のロバートと共に子爵を引退後にブレナン領に移り住み伯母のビアンカを支えその最期を看取った
・ダフネ・フォン・ラインマイヤー
フォルン伯爵チャールズの三女
ブレナン騎士団の子爵位を持つ騎士と恋に落ち、結婚後は夫婦でビアンカ女大公に仕えた
女大公の筆頭侍女として、幼い頃から慕っている伯母を誰よりも美しく磨き上げる事に人生を掛けている
ロバートとヴィクトリア夫妻と共に最後までビアンカを支え続けてその最後を見送った




